ディジー・ミス・リジー(Dizzy Miss Lizzy)はラリー・ウィリアムズの楽曲である。簡単なA・E・Dなどを使ったシンプルなコード進行で、ストレート・ロックンロールを演出している。ビートルズによるカヴァー・ヴァージョンは1965年8月6日に発売された5作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバム『4人はアイドル』のB面7曲目に収録された。米国ではキャピトル・レコード編集版『BEATLES VI』に収録された。リード・ヴォーカルはジョン・レノンである。ビートルズはデビュー以来アルバム中に何曲かカヴァー曲を収録していたが、『4人はアイドル』に本作と「アクト・ナチュラリー」収録した以後はアルバムも自作(メンバー作)曲で固めるようになる。以降ビートルズ名義でリリースされ非オリジナル曲は、アルバム『オールディーズ』に収録されたラリー・ウィリアムズの「バッド・ボーイ」と、アルバム『レット・イット・ビー』に収録されたリヴァプールの伝承歌「マギー・メイ」の2曲のみである。ラリー・ウィリアムズのオリジナルではシングルB面であった「スロウ・ダウン」も、前年にビートルズにカヴァーされ、EP『ロング・トール・サリー』、CDでは『パスト・マスターズ Vol.1』に収録されている。ジョン・レノンはプラスティック・オノ・バンドのライヴ・アルバム『平和の祈りをこめて~ライヴ・ピース・イン・トロント』に収録された1969年のカナダ・トロントでのロック・フェスティヴァルでこの曲を披露しており、お気に入りの曲であったことが窺える。プラスティック〜名義での歌詞カードでは"Dizzy Miss Lizzie"と表記されている。アメリカ盤『ロックン・ロール・ミュージック』とイギリス盤『ロックン・ロール・ミュージック Vol.2』に収録されたヴァージョンはイギリス・オリジナル・ミキシングである『4人はアイドル』収録のものとは左右が逆である。ステレオ・ヴァージョンはCD化に際してヴォーカルにエコーが強くかけられた(ただしモノラル・ヴァージョン、モノラル盤『4人はアイドル』収録のステレオ・ヴァージョン及び『ヘルプ(四人はアイドル)』収録分はアナログ盤と同じ)。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。