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ガリガリ君

ガリガリ君(ガリガリくん)は赤城乳業が製造、販売する氷菓。同社の登録商標(第2604431号ほか)。1981年に販売開始。以来、赤城乳業の看板商品となり、日本の氷菓の人気商品の一つとして有名となる。製造方法は「薄いアイスキャンディーの膜(シェル)を作り、その中にかき氷(コア)を入れる」という手法を採用。中に入れるかき氷は同社において「ガリガリ氷」と呼称され、当初大きな粒であったが、年々技術向上によって小さな粒に変更されたことや、2002年には「安心・安全」を打ち出して増粘安定剤を天然ペクチンに変更し着色料は合成品の使用を一切止めるなど、その方針に沿った食品添加物を使用したことにより、ソフトな食感に変移している。製造本数は年々右肩上がりで、2013年度の総販個数は史上最高の4億7500万本を記録。日経BPコンサルティング「ブランド・ジャパン2014」ではコンシューマー部門(BtoC編)総合第14位、総合力上昇ランキング8位にランクインした。売上は基本的に夏高冬低傾向となっており、年間通じて7月が一番が多くて2月が一番少なくなっている。ガリガリ君の知名度を押し上げる一因となった特徴的なCMソング「ガリガリ君のうた」はポカスカジャンが作詞・作曲し、歌も担当しており、2003年8月20日にはCD化された。商品の付いている棒には当りくじがあり、通常品とリッチシリーズでは特典商品が異なる。通常品は焼印で「1本当り」と表示された棒が出たら当りで、買った店において当り棒(同社では「当(た)りスティック」とも呼称)と商品1本を無料で引き替えることができる。リッチシリーズの当りでは、当り棒を応募することでプレゼントの品物をもらうことができる。当たりの割合について、赤城乳業は『ガリガリ君の当たりの確率は、景表法という法律に則って、公正に調節致しております。具体的な確率については、申し上げられませんが、その範囲内で還元させて頂いております』と説明しており、一部では「2%」との数値が公表されている。店頭で回収された当たり棒は一旦センターに収集し、そこで棒と金銭が交換されるシステムであり、店頭における当たり棒の交換率は2000年代後期において、通常品のガリガリ君では5人に1人程度となっている。マスコットキャラクターは商品名と同じガリガリ君で苗字は無く「永遠の小学生」という設定。基本的にいがぐり頭でTシャツ姿に半ズボンスタイルで、口が顔の幅より倍ほど大きく、常に歯をむき出しにしている。ガリガリ君の妹「ガリ子ちゃん」(後述)は幼稚園児で年齢は不明の設定となっている。由来は中国からの研修生が研修期間中の日誌で提出したもので、それが採用された。現在の家族設定はこの兄妹2人のみとなっている。2000年代前半以降、子供達の興味関心を惹き話題性も高いキャラクターとしてガリガリ君が成長したことから、赤城乳業は販促活動をスムーズに行うため、子会社「ガリガリ君プロダクション」を設立して、精力的にキャラクタービジネスを行っている。2000年のリニューアル以前は、下記のように家族やキャラクターの設定が一部異なっていた。1970年代後期、赤城乳業は第二次オイルショックによるコスト高を吸収するため各種商品を値上げしたが、大手メーカーは値上げを見合わせた影響により、当時主力商品であった「赤城しぐれ」を始めとする同社商品の売上は低迷し、工場ラインも停止するなど会社設立以来初めて危機的状況に陥り、このピンチを打破するために新商品の開発が行われた。開発陣から苦悩の末に「赤城しぐれ」をワンハンドで食べられるようにするというアイデアが捻出され、それを具体化してガリガリ君の源流となった商品、ゼリーでかき氷を固めた棒スティックタイプのアイスを1980年に発売、売上を伸ばした一方でアイスが袋の中でバラバラになってしまうクレームも多発、総合的には失敗に終わった。これらの反省点を元に、商品コンセプト「遊びに夢中の子供が片手で食べられるかき氷」にて開発が進められ、それに伴いかき氷を使用しながらも型崩れしない棒アイスの構造・製造方法が模索された。そして、「薄いアイスキャンディーの膜(シェル)を作って、その中にかき氷(コア)を入れる」という製造方法が編み出された事により、問題点が克服された。商品名は氷をかじった時の擬音から「ガリガリ」でほぼ決まりかけていたが、スタッフ一同物足りなさを感じていたところ、社長(当時)が「じゃあ、『君』を付けようよ」と提案し採用され『ガリガリ君』となった。キャラクターも欲しいとの要望があり、名前に見合ったものが社内でデザインされ、当時は「“昭和30年代のガキ大将”をモチーフにした中学3年生」の設定だった(リニューアル後「小学生」に変更)。1981年、当たり付きアイスキャンディーとして『ガリガリ君』を発売、価格は1本50円、当初のフレーバーはソーダ・コーラ・グレープフルーツ。1980年代前半、アイスキャンディー売り上げの60%を駄菓子屋などの一般小売店が占め、その売り場の大部分を大手メーカーが抑えており、ガリガリ君は置き場所の確保も困難だったことから売上が苦戦していたが、販路を当時数を増やしつつあったコンビニエンスストアを販売ルートのメインとする展開を行い、各チェーンの名を冠した「ガリガリ君」を販売したり、季節限定商品を投入するなど、コンビニエンスストアの販売促進を強化した結果、ガリガリ君のコンビニエンスストアにおける販売金額は10年間で約3倍にまで伸びた。1990年、同業他社のアイス商品が10円値上げされたが、過去の経験からガリガリ君は値上げを保留し、1年後の1991年に50円から60円に値上げを実施したが売上は落ちず、1990年代前半には年4回コンビニ用フレーバーを投入するなどの要因により、1994年には当時の過去最高販売本数6600万本を達成。1995年以降、他社からガリガリ君と同様のアイスが発売されたことにより競争が激化、1997年には7本入りのマルチパックを発売してスーパーマーケットへと販路拡大、1990年代後半にて売上は右肩上がりだったものの勢いはなく緩やかになっており更に鈍化傾向が見られたことから、状況打開するには何が必要か知るため、1999年に数万人規模の大掛かりな消費者調査を行い、その結果、商品キャラクターのガリガリ君が全体的に不評、特に若い女性層には全否定に近い意見が多勢を占めるなど、同社にとって衝撃の事実が判明した。2000年春、消費者調査の結果を分析して全面リニューアル、不評のキャラクターデザインは外部のデザイナーを起用し3D化、年齢設定を中学生から小学生に変更、初めてテレビCMを実施し「ガリガリ君」を連呼する内容が評判となって認知度が上がったことから西日本のスーパーマーケットチェーンにも販路を拡大、これらの効果などから同年の販売本数は1億本を突破。更にシーズンごとに新フレーバーを出す戦略でガリガリ君の年間商材化に成功、2004年には1億4,800万本を達成。しかし、同年にキャラクター調査を行った雑誌においてガリガリ君が嫌いなキャラクター第4位に選出されているのを同社マーケティング担当者が発見してしまったが、同じページに「商品や企業自体は嫌いではない」という調査結果もあったことから、ガリガリ君のキャラクターイメージアップのため、商品自体に対して持たれていたプラスのイメージを活用し、キャラクターを中心にさまざまな話題を提供しアイス売り場に客を集め、その接点をもっと楽しく演出する展開が行われ、そのひとつに複数種類のフレーバーを虹のように並べた企画「レインボー売り場」が2005年には7種類、2006年には10種類に拡大して行われて親子層の興味を強く惹きつけた。2005年より、費用対効果と話題性が高い他業界とのコラボレーション企画を展開し、「ガリガリ君」アイテムの文具や玩具、ガリガリ君主人公漫画の雑誌掲載、ガリガリ君登場のゲームソフト制作、箱根小涌園で期間限定「ガリガリ君温泉」などを実施。2006年にガリガリ君は25周年を迎え、ガリガリ君の世界観「元気で、楽しく、くだらない」をより多方面に拡大するためのプロモーションを頻繁に実施、ファンクラブ「ガリガリ部」設立、同社側も意識的に口コミを活用開始、新フレーバー投入頻度が年4回から2カ月ごとに変更、冬季販売強化対策に新ラインナップとしてガリ子ちゃんやリッチシリーズが新たに加わるなど、精力的な展開を行った。2007年には、コンビニなどの人気によるガリガリ君需要増により、自社工場を24時間操業したり同業他社の工場に生産委託しなければ供給が追いつかない現状の対策として、同社は埼玉県本庄市に冷果工場を新設して増産対応を決定(2010年2月より「本庄千本さくら『5S』工場」として稼動開始)。これらの要因から販売本数実績は、2008年に2億5500万本と過去最高を達成し、2009年は日照不足による天候不順の影響で2億4500万本と前年比減であったが、「ガリガリ君」は日本一売れているアイスキャンディーとなっている(2009年時点)。2010年夏、猛暑の影響でガリガリ君の販売数量は通常を大きく上回る状況が続き、品薄状態となったため同社公式サイトで『「ガリガリ君」(各種)品薄状態についてのお詫び』を同年8月3日発表した。その後、増産体制が整い各種品薄状態が徐々に解消し、最後に残ったソーダについても品薄状態を解消し安定供給の目処がたったため、2010年9月28日より積極的な販売を再開した。2012年9月4日、リッチシリーズの新作として異色のフレーバー「コーンポタージュ味」を9月 - 10月に期間限定で発売。発売後、インターネット上などで話題を呼び、ブログや情報サイトで食べ方・調理・実験などが取り上げられたり、味に関して肯定・否定の意見が飛び交っていた。しかし、ソーダ味の2倍売れるという予測を大幅に上回る販売数量に製造が間に合わず2日で販売中止になり、2013年3月26日に再開した。2014年5月17日、タイ王国で発売開始。2016年4月1日より、ガリガリ君を含む赤城乳業製品の値上げにより、税別希望小売価格は25年ぶりに10円値上げされ70円となった。通年商品はソーダのみで、他は期間・季節限定での販売となることが多い。これまでの発売種類は50種類以上。人気が高かったフレーバーとして2009年時点では「マンゴー」味が挙げられ、2010年代では季節フレーバーの中でも最も人気の高い「梨」味が挙げられている。逆に不振であったフレーバーは、ミント系の流行に乗りソーダと別方向の爽快さを目指した「グレープミント」「シトラスミント」味が挙げられている。限定ラッピングとしては日本サッカー協会とライセンス契約を結んで発売した「ガリガリ君 SAMURAI BLUE」(ソーダ味)などがある。通年・過去品、期間・季節限定品、発売時期等順不同。など。詳細は赤城乳業・ガリガリ君公式サイトを参照。ガリガリ君の新シリーズとして姉妹品のシャリシャリ君に続く新提案商品で、30周年の記念に新しい食べ方の提案「スプーンで食べる」ガリガリ君として発売。

出典:wikipedia

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