『同窓会』(どうそうかい)は、F&C FC01原作、そのアダルトゲームブランドのフェアリーテールによる18禁恋愛アドベンチャーゲームシリーズ及び、同ゲームを原作とした関連商品群である。大学生になった主人公達が中学校時代のテニス部の同窓会で集い、かつて抱いていた想いを再び交える青春群像を描いた物語。好評を受けてシリーズ化され、家庭用ゲーム機への移植やOVA化(後述)もされた。『同窓会 -Yesterday Once More- 』(フレンズ 〜青春の輝き〜)、『同窓会again』、『同窓会refrain』の3作がメイン作品で、シリーズ通して水谷とおるがキャラクターデザインを担当した。1996年9月12日に発売されたシリーズ1作目。2000年10月6日には、システムプログラムの32bit化と女性キャラへの声優音声追加を施したリニューアル版『同窓会メモリアルパッケージ』が発売されている。『メモリアルパッケージ』には次作『同窓会again』の「体験デモDISK」も収録された。家庭用ゲーム機への移植も行われ、タイトルを『フレンズ 〜青春の輝き〜』と変更、キャラクター設定も若干変更され、F&C FC01原作・NECインターチャネル・STACK製作で1999年4月29日にセガサターン版が7,200円で発売された。その後2004年9月30日にPlayStation 2版がCEROレーティング「18才以上対象」で7,200円で発売された。2005年11月23日にはPS2廉価版が2,900円で発売されたが、パッケージやマニュアル表紙が通常版とは異なっており、CEROレーティングも「15才以上対象」に引き下げられている。なお、STACKは制作に関わっていない。中学生の時、初恋の小早川瑞穂に「好きだ」と言えなかった久保達也。大学生となったある日、中学生の頃に所属していた区立第三桜中学テニス部の同窓会の知らせが届く。今度こそあの時の想いを伝えようと同窓会の会場・星降里高原(ほしふるさとこうげん)へ向かう車の中で、ハンドルを握る親友・滝口洋介は呟いた。「俺はこの同窓会で瑞穂に告白する」と。久しぶりに出会うかつての仲間達、そして初恋の女性との甘く切ない物語が、幕を開けようとしていた。7月30日から8月5日の7日間に目当ての女性と親密になれるかを目指す事になるが、7日目はそれまでの結果からエンディングを迎えるだけなので、実質6日間という事になる。基本的に決まったイベント以外ではマップ画面で行く場所を選択する事でキャラクターに出会い会話を進めていく。マップ画面には「星降里高原」とペンション「ブルーフォレスト」の2種があり、そこから場所や部屋を選択する。ただし、キャラクターによっては出現しやすい場所はあるものの、誰がいつ、どこにいるのかは全く分からない。『メモリアルパッケージ』や『フレンズ』ではこの点は改善されている。イベントでは時折、選択肢が出現する時があるが選択次第では印象が良くなったり、機嫌を損ねたりする。その結果どれだけ目当てのキャラクターに会えても、印象が悪いと結ばれない。声優は、Windows版『同窓会メモリアルパッケージ』 / SS・PS2版『フレンズ 〜青春の輝き〜』 / アニメ『同窓会 Yesterday Once More』 (後述)の順。最初に発売されたWindows版『同窓会 -Yesterday Once More-』にはキャラクターの音声は収録されていない。1997年12月26日にCD2枚組で発売された。正式名称は『同窓会ArtCollection with ミニドラマCD』。『同窓会 -Yesterday Once More-』の電子画集、原画集・システムアクセサリー集・BGMアレンジ集・ドラマCDのセットである。2001年1月26日にF&C FC01より8,800円で発売されたシリーズ2作目。初回版には「瑞穂と鮎のぬくもりマフラー」がついた。なお、次作『refrain』は『again』と同じ時系列の作品なので一部あわせて記述する。前作で誰とも仲が深まらずに終わったエンディングの続きである。一部キャラクターに設定の変更もある。登場ヒロインは、瑞穂、鮎、みどり、静香、真琴、夏奈子の前作から桃子と深雪を除いた6名である。声優は『メモリアルパッケージ』から引き継がれており、初登場の橘 みちるを含めた女性ヒロインのみ音声がある。移動マップは廃止され、選択肢のみでストーリーが展開するが、好感度が設定してあり選択次第ではグッドエンディングを迎えられない。前作の舞台が真夏の高原だったのに対し、年末から正月、スキーなどのイベントを経てから成人式を迎えるまでの1月14日までの冬の日常が舞台になっている。1年前の真夏の同窓会から月日は流れ、師走のある日久保 達也のもとに、大晦日の晩に開催される「忘年パーティー」兼「同窓会」の招待状が送られてくる。パーティーをきっかけに再び同窓生達の交流が始まる。PC版からの移植にあたり、内容が変更されている。キャスト表示も出るが、音声は収録されていない。2001年8月24日にF&C FC01より発売されたシリーズ3作目。初回版にはストラップが付いた。前作で登場した橘みちるに加え他に4人のヒロインが追加された。『同窓会again』の作中と同時期に起こった別シナリオ。タイトル表記にも『Dousoukai again another story』としている。橘みちるのシナリオをメインに、新キャラクターの智子、留美、双葉、若葉と、前作までのキャラクターでは鮎と瑞穂のみエンディングが用意されている。好感度は廃止され選択肢のみで展開するが、フラグ関係が厳しくなっている。『again』と比べ元旦から1月13日までが期間となり1日短くなっている。今回から男性陣やサブキャラクターにも音声が付いた。クリア後には、重要な選択肢を教えてくれる機能、一度選んだ事がある選択肢を教えてくれる機能、タイピングゲームなどクリアする毎に特典として選択できる。また「APPEND STORY」と称したアナザーストーリーも追加され、洋介や竜助など主人公以外の男性キャラクターの恋愛模様や新キャラクターへのインタビュー形式の質問などのオマケストーリーが遊べる。2003年3月28日にF&C FC01から、「F&C DVD COLLECTION vol.1」として5,000円で発売された。『同窓会again』と『同窓会refrain』をそれぞれ収録したもので、メディアがCD-ROMからDVD-ROM1枚に変更された。テレホンカードが同梱されている。2002年6月27日にインターチャネルよりドリームキャストで発売。『同窓会again』と『同窓会refrain』を統合したもの。2004年3月11日にドリコレで廉価版が発売された。同じ時系列の作品の2作セットになっているが、序盤での一定条件を除けば、最初の選択肢でagainルートとrefrainルートにほぼ完全分岐する形になっている。そのため、ストーリーが2作合作し全面で混在しているわけではない。家庭用版の前作『フレンズ』と違い、声優はPC版の音声をそのまま使用しているためメインの女性キャラクター以外に音声はあてられていない。これはPC版では男性キャラクターにも音声が付けられたrefrain版のルートでも同じで、音声はメイン女性キャラクターのみである。ただし、一部全員の掛け声などで男性キャラクターの声が聴ける場合がある。主題歌はOPはagain版、EDはrefrain版の曲になっている。again、refrainどちらのキャラクターをクリアしてもrefrain版のED曲になる。refrain版のOP曲はゲーム中は使われていないが、サウンドテストではなぜかrefrain版のOPとEDのフルバージョンが聴けて、again版のOPのフルバージョンは収録されていない。『refrain』のクリア特典だった選択肢のヒント機能などの特典は存在せず、アナザーストーリーの一部も収録されていない。『同窓会 -Yesterday Once More-』と『同窓会again』それぞれを原作とする2シリーズが製作された。1997年から1998年にかけてピンクパイナップルより全4巻で発売。R指定(15禁)。デイジーの花を物語のキーとした、トレンディドラマのような恋愛ものを目指した。今後の展開によっては第6話までのプロットが完成していたが、第4話をもって完結した。担当声優の瑞穂役寺田はるひ、鮎役吉田小百合、真琴役永野愛の3人は新人オーディションによって決定した。2002年にれもんは〜とより全2巻で発売。成人指定(18禁)。以下2話は独立した構成となっている。
出典:wikipedia
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