カスモサウルス("Chasmosaurus")は、中生代白亜紀後期に北米大陸に生息していた角竜下目の恐竜の属の一つ。属名カスモサウルスは、「穴のあいたトカゲ」を意味する。これは、頭部のフリルに(軽量化のためと考えられている)穴があいているからである。しかしこの「穴」は、トリケラトプスを除き、ほとんどの角竜に見られるため、カスモサウルス特有の物ではない。頭部のフリルは縦に長い形で、角竜最大級の長さを誇る。フリルの左右の先端には、ごく短いホーンレットが二つずつ付いている。角はトリケラトプス同様、3本ある。体長は5~8メートルとされる。カスモサウルスは属であり、数種が知られている。多い時は7種ほどあったが、"C. mariscalensis" がアグジャケラトプス属とされるなど整理された結果、現在では3から4種類程度だろうといわれている。模式種であるC.ベリが最も有名なようである。ケラトプス("Ceratops")は、北米の白亜紀後期カンパン階よりに発見された断片的な角竜の化石に基づき命名された属名である。今日ではカスモサウルスの同物異名とされているが、無効名となった後も、ケラトプス科とケラトプス亜科(カスモサウルス亜科)の2つの分類群でその名が使用され続けている。
出典:wikipedia
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