大口市(おおくちし)は、鹿児島県の北部盆地に位置していた市である。2008年(平成20年)11月1日に伊佐郡菱刈町と新設合併して伊佐市となった。鹿児島県の北端の内陸部、鹿児島市から北へ約75kmの場所に位置する。北側は熊本県と接しており、東側は宮崎県とわずかに接している。川内川が市を縦断する。中心市街地である市域の南東部は大口盆地の一部を成しており、標高は180m前後である。内陸の盆地であるため冬場は最低気温が0℃以下の氷点下になることも多く、積雪もしばしば見られるため、菱刈町や霧島市福山町上場地区とともに「鹿児島の北海道」と称される。「平成の大合併」では、隣接する伊佐郡菱刈町と合併し、「伊佐市」となる計画であったが、菱刈町での住民投票により反対多数のため破綻、合併協議会は2005年5月に廃止となった。しかし、2006年8月28日に新たに合併協議会が設置され、合併方式は新設合併、新市名は伊佐市とし、2008年11月1日に合併した。かつては林業と金山で栄えたが、林業の衰退と金山の閉山によって活気が失われ、近年では高齢化と過疎化が著しい。すべて市立すべて市立高速道路の最寄りインターチェンジは九州自動車道人吉インターチェンジ・栗野インターチェンジ。かつては山野線および宮之城線が、市の代表駅である薩摩大口駅から鹿児島本線水俣・川内・肥薩線栗野の各駅へ通じていたが、いずれも特定地方交通線に指定され、1987年から1988年にかけて相次いで廃止・バス転換された。
出典:wikipedia
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