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塩辛

塩辛(しおから)は、魚介類の身や内臓などを塩漬けにし、酵素(自己消化酵素及び内含する微生物が持つもの)によって発酵、熟成した保存食品である。内臓に含まれる酵素以外に、発酵を促進するために麹を加える場合もある。古くは平安時代末期に成立した『今昔物語』に塩辛との文字が現れる。しかし、江戸時代以降の塩辛と同じものと確認できないことと、時代的に孤立していることから、初出は『日葡辞書』とされる事がある。16世紀から記録が確認できる『なし物』との併用がしばらく続いた後、江戸中期後半以降に塩辛という名称で定着した。文献には、やや訛った『しょうから』(鳥取市)や、『しょから』(志摩市)の事例が掲載されている。なお、沖縄県では、塩で辛くするという意味から「~ガラス(辛す)」という独自の方言で呼ばれている。魚介肉及び内臓の約10%以上と、飽和量の食塩を使用するのが伝統的な製法とされてきたが、冷蔵保存が可能となったことにより、それよりも塩分濃度が低い塩辛も製造・販売されるようになった。その他 - マグロ、サバ、シラウオ、カキ、サザエ、シャコガイ、トコブシ、ホタテのヒモなど、多種ある。かつては、ツグミなど野鳥の肉や内臓を原料とした塩辛も存在していた。朝鮮ではチョッカルまたはチョッと称し、キムチを漬ける際の調味料として欠かせないものである。もちろん、そのまま食卓にも並ぶ。以下に代表的な例を挙げる。近年はキムチ塩辛なども販売されている。魚醤と同様の製造過程のオキアミやエビを発酵させたペーストまたは固形の調味料が東南アジアで使用される。それらは、日本のアミの塩辛とは異なり、原型がない。スルメイカを使うことが多い。伝統的なイカの塩辛は、大きく分けて以下の3種類に分類できる。イカの塩辛の発酵は微生物による働きに加え、内臓(おもにイカゴロと呼ばれる中腸腺)に含まれる消化酵素によって自己消化が起こり、アミノ酸が生成する働きも重要な役割を果たしている。塩分は伝統的な製法の場合8-12%程度、近年の低塩製品は4-8%である。なお、瓶詰めの塩辛として広く流通している桃屋の製品の場合、伝統製法同様に17%の高い塩分濃度となっている。そのため、保存料を使用せずとも未開栓状態では常温保存が可能となっている。アミの塩辛は、韓国、日本の有明海沿岸、中国、香港の長洲島、マカオなど東アジア各地で作られ、調味料として使用される。ここで多用されるのはアキアミやその近縁種だが、これらは厳密にはアミではなくエビの仲間である。イサザアミ(アミ目)やツノナシオキアミ(オキアミ目)などの塩辛も存在するが、アキアミほど流通していない。韓国ではセウジョッ()といい、キムチを漬ける際に、発酵を促進し、アミノ酸のうま味を加える目的で使われる。香港のものは「蝦醤」(ハージョン)といい、野菜の炒め物やスープの調味に使われる。中国浙江省寧波では、ゆでた里芋につけて食べる。フィリピンではバゴーン(bagoong)といい、料理の調味に使われる。特にカレカレの調味には欠かせないとされる。居酒屋などではそのまま、あるいは大根おろしなどと合わせ酒肴として出す店が多い。家庭では、ご飯にのせて食べたり、茶漬けにする例がある。蛋白質が分解されてアミノ酸を生じ、旨みを含むことから、鍋料理などの隠し味として加える例もある。北海道では蒸かしたジャガイモにイカの塩辛を乗せて食べることもある。

出典:wikipedia

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