埼玉県立越谷総合技術高等学校(さいたまけんりつ こしがやそうごうぎじゅつこうとうがっこう)は、埼玉県越谷市にある全日制男女共学の県立高等学校。通称・略称は「越総」(こしそう)、「総技」(そうぎ)または「KSG」(けーえすじー、"Koshigaya Sougou Gijutsu"の頭文字)。普通科の学校とは違い、各学科で専門的な知識を学ぶ。卒業後の進路は就職が多く、就職率も高い。また、それら進路の関係で一般企業から人事担当者が多く来訪しているため、印象を損ねないように配慮していることなどから校則は厳しい方であり、なかでも頭髪・服装については特に厳しい。また、挨拶をすることが強く勧められている。電子機械科(通称:電機)は、電気・電子や機械についての学習を主に行う。旋盤や溶接といった工作機器の使い方から、一般的な家庭の電気配線、マイクロコンピュータを用いたプログラミングなども行われる。また、それら実習を行うために必要な知識的授業も多く行われている。情報技術科(通称:情技)では、主にコンピュータをハード分野とソフト分野に分けて学習していく。ハード分野では電子工作などの実習が行われる。ソフト分野では、1年から2年時にかけてC言語による通期プログラミング実習が行われ、3年時になると就職希望者と理系以外の大学や専門学校への進学希望者向けにJava言語の選択授業も行っている。一般的に毎年数名、メディア系(CGや動画編集など)の授業も行われると思い入学してくる生徒がいる。しかし、実際にはメディア系の授業はほとんど行われない。ただし、3年時になると選択でマルチメディアと言う科目があり、そこではメディア系を学ぶことが出来る。流通経済科(通称:流経)では、主に実践的な経済の授業が行われる。後記の情報処理科との区別があまりつきにくいが、一般的に情報処理科と比べると、実践的な接客などを行うことが多い。情報処理科(通称:情処)では、コンピュータを用いた事務処理などを学ぶ。外部の方から見ると前記の流通経済科、情報技術科との区別がつきにくい。情報処理科ではコンピュータを使った「作業」を多く学び、BASICなどを用いたプログラミング実習なども行われる。情報技術科のようなソフトウェアの作成やパソコン内部の構造理解など「工業的」に情報を扱うことはない。服飾デザイン科(通称:服デ)では、服飾造形やデザインについて主に学習する。特に実践的な実習も多く、ほかの学科と比べても課題が多い。また、3年次には一年間を通して自らで服の製作、構成、モデルなどを務めてファッションショーを作り上げる。食物調理科(通称:食調)では、主に調理方法や栄養、食材などの学習を行う。食物調理科の一番の魅力は卒業と同時に調理師免許が取得できることである。これは、公立の高等学校では珍しく、県内各地から生徒が集まってくる。社会の有為な形成者として、人格の完成をめざすとともに、産業経済の変化に対応できる、健康で明るくたくましい、創造性豊かで柔軟性を備えた、人間性に富む産業人を育成する。2002年7月31日、埼玉県立入間高等学校にて行われた同高柔道部夏季合同合宿中、女性顧問に体落しで投げられた女子部員(当時1年生)が、背中から落下し急性硬膜下血腫による外傷性遷延性意識障害で以降、要介護の寝たきり状態。2004年3月8日、保護者は、学校に過失責任があるとして埼玉県を相手取り、慰謝料など計約520万円を求める民事訴訟をさいたま地方裁判所に起こす。2008年3月26日、同地裁にて、学校の過失責任は認められないとの判決、原告控訴。2009年12月17日、東京高等裁判所(渡邉等裁判長)は、教諭らが注意義務を怠ったとして埼玉県に約1億741万円の支払いを命じる判決。
出典:wikipedia
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