倉橋 燿子(くらはし ようこ )は児童文学作家。広島県出身。上智大学文学部卒。女性誌の編集やCMのコピーライターを経たのち、作家へ転身。ジュニア小説や漫画の原作などを手掛けている。主人公の少女(ほとんどが11~13歳)が様々な逆境に出会い、これに立ち向かうという成長物語を多く執筆する。「生き別れた肉親」「友人との確執と和解」「不治の病」「突然の出会いから始まる恋」など、いつの時代も少女を惹きつけるロマンティックな要素が満載されている。「人生には、必ず予想外の試練や不本意な出来事が起きるが、だからこそ人間は大きく成長することが出来る」。倉橋作品の根底にあるのは、このような人生観である。決して安易に、思い通りには進まない人生の試練の中で、自分の無力さや未熟さの壁と戦い、他人との軋轢(あつれき)に戸惑いながらも、その葛藤の中だからこそ自分の弱さを乗り越え、本当の友情・絆に目が開かれることができる。そして、以前の自分からは想像もつかないような新しい人生を切り開くことができるのではないか。多数の著作を通じて、ひたすらこのテーマを追求していると言っても過言ではない。これから人生の山谷を迎える多感な若い読者のために、深い愛情をこめてこのような問いを発信し続ける姿勢が、倉橋作品ならではの特徴である。15年以上の長きにわたって、読者から高い人気を保ち続けているのもそういった理由からだろう。また、小中学校の教科書、学習塾の教材などへの引用も数多く、各地方自治体の推薦図書にも指定されている。2006年からのヒット作講談社青い鳥文庫から発刊されたシリーズ「パセリ伝説-水の国の少女-」では、本格的なファンタジー作品に挑戦している。同時に開設されたパセリ伝説ウェブサイトでは読者との双方向性のある活発な交流が試みられており、パセリ伝説プロジェクト(Pプロ)と呼ばれるサポートチームがその運営に携わるという、斬新な手法が取られている。『パセリ伝説』『ラ・メール星物語』の2作品は、公式サイト公認動画として、それぞれの作品の紹介動画が制作されており、パセリ伝説公式サイト内およびYoutubeにて見ることができる。『ドジ魔女ヒアリ「入れかわり」魔法で大ピンチ!?』2014年10月~主に、全国小中学校、地方自治体、教育委員会主催の講演会に招かれている。参加した子どもたちからの「感動した」「変わりたい」「本をもっと読みたい」という声とともに教師や父兄からも「今の子育てや教育現場にとって大事なことであり、必要なこと」と熱い感想が多く寄せられている。倉橋燿子の公式ウェブサイト。最新シリーズの『ポレポレ日記』ページはもちろん、本人が綴る「Y's Blog」、作品紹介、講演会活動などの紹介ページなど。公式Twitterとも連動。『パセリ伝説』の公式ウェブサイト。作品完結後は『ラ・メール星物語』『魔女の診療所』『ドジ魔女ヒアリ』などの新シリーズの情報を更新。作家本人からのメッセージも定期的に掲載している。倉橋燿子のOfficial Twitter。 本人の発言には(燿)が付く。 時々、愛犬の豆柴ハチが登場する。
出典:wikipedia
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