石切駅(いしきりえき)は、大阪府東大阪市上石切町二丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)奈良線の駅。駅番号はA16。石切剣箭神社(通称:石切神社)の最寄駅である。新生駒トンネルの大阪側抗口が駅付近にあり、当駅から瓢箪山駅までの区間は、30パーミルを超える下り勾配が連続している。かつては当駅と生駒駅の間に孔舎衛坂駅が存在し、当駅 - 孔舎衛坂駅間に鷲尾トンネル、孔舎衛坂駅 - 生駒駅間に生駒トンネルが存在していたが、奈良線の車両大型化に対応するため従来の生駒トンネルより南側に断面を大きくした新生駒トンネルを建設することとなった。このトンネル新設に伴い鷲尾トンネルは開削されその跡地に当駅は移転、孔舎衛坂駅は廃止されている。島式2面4線ホームを持つ待避可能な地上駅で、ホーム有効長は8両である。駅舎は南北にあり、北駅舎は橋上部にある。石切神社に近い南駅舎は築堤西側にあり、地下改札となっている。内側2線(2番線と3番線)が主本線、外側2線(1番線と4番線)が待避線である。当駅の大阪方には片渡り線が設置してあり、大阪方へ向かう当駅止まりの折り返し普通列車や回送列車は1番線を利用して逆線出発する。このような線路配置であることから、早朝などを中心として設定されている奈良方面からの列車の乗り継ぎの際、ホームの移動が必要となる。近年における当駅乗降人員は以下の通り。石切神社の最寄り駅であることから、大晦日の深夜から正月3が日を中心に初詣客の利用が多い。但し、奈良線内の急行停車駅としては最も利用客数が少ない(普通しか停車しない八戸ノ里駅などを下回っている)。近年における1日平均乗車人員は以下の通り。駅からは石切神社まで参道商店街が続いており、カーブと坂道の両脇に多数の店があって賑わっている。かつての石切駅はこの参道と近鉄奈良線が交差する付近にあった(1964年に現在位置に移設。#歴史を参照)。今も交差ガード付近にかつての奈良行きホームと階段の一部が残っている。近鉄けいはんな線の新石切駅とは1キロメートルほど離れている。近鉄バスが運行している。
出典:wikipedia
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