HBO(エイチビーオー、 の略)は、アメリカ合衆国のケーブルテレビ放送局。タイム・ワーナー傘下のケーブルテレビ局でニューヨークに本部がある。HBOおよび映画専門チャンネル「Cinemax」を運営しており、契約世帯は2011年で約2800万世帯。ケーブルテレビの基本料金とは別に月額10ドル~15ドルの視聴料を支払うことで視聴可能となる。HBOは日本におけるWOWOW、Cinemaxはスター・チャンネルと同じような位置付けの局である。なお、視聴者からの視聴料を主要な財源としているため、放送中にコマーシャルが流れることはない。1999年よりHDTV放送を開始。現在はHBO・CinemaxのすべてのチャンネルがHDTVで放送している。日本では、J:COM子会社のジュピターVODと契約、2007年10月よりJ:COMのビデオ・オン・デマンドサービス「J:COMオンデマンド」で放送。また2016年2月にHuluとSVODサービスにおいてコンテンツ国内独占配信契約を締結した。ドラマ、映画、スポーツ、ドキュメンタリーが柱となっている。タイム・ワーナー傘下のワーナー・ブラザーズの他、ドリームワークス、20世紀フォックス、ユニバーサル映画、ニュー・ライン・シネマとペイテレビ独占契約を結んでいる。ボクシングを中継するテレビ局としてはアメリカ国内最大手で、中継する試合のマッチメイクの最終決定権を持つほどの強い影響力を有している。2014年のボクシング中継番組の平均視聴者数は97万人。ボクシングの年間予算は3500万ドルほどと伝えられている。ボクシング中継番組「ワールド・チャンピオンシップ・ボクシング」および「ボクシング・アフターダーク」をそれぞれ年間10回前後放送しており、価値が下がっているとされる主要団体の世界タイトルが懸かっているかどうかにはこだわらず、独自の基準で中継する試合を選別しているため、ノンタイトル戦がメインイベントで世界タイトル戦が前座となることも少なくない。ビッグマッチはPPVで年間5回前後放送(2014年3回、2015年3回)しており、ビッグマッチの前には試合までの過程を追ったドキュメンタリー番組" 24/7 "を放送することが多い。2012年5月12日、ボクシング情報番組 "The Fight Game with Jim Lampley" 放送開始。同年、ボクサーの特定の2日間を追った15分間のミニ・ドキュメンタリー番組 "2 Days" も開始した。2013年3月、ボクシング放送局としてライバル関係にあるショウタイムと繋がりが深いボクシングプロモーション「ゴールデンボーイ・プロモーションズ」と契約を結んでいる選手が出場する試合を今後は放送しないことを発表した。しかしその後ゴールデンボーイ・プロモーションズ社長のオスカー・デ・ラ・ホーヤがボブ・アラム率いるトップランクと復縁。HBOとも和解し放送するようになった。1977年より2007年シーズンまでNFLの情報番組「Inside the NFL」が放送されていた。ケーブルテレビで放送されている番組としては最長寿番組であったが2008年シーズンからはShowtimeに移行した。2007年8月6日、広島と長崎の原爆被害(→広島市への原子爆弾投下、長崎市への原子爆弾投下)の実像を描いた日系3世の監督・スティーブン・オカザキの「White Light, Black Rain: The destruction of Hiroshima and Nagasaki」(邦題『ヒロシマナガサキ』)を放映し話題になった。このドキュメンタリーには、アメリカのテレビ番組に登場し、広島への原爆投下を後悔するエノラゲイ号の元搭乗員と握手する故谷本清牧師の貴重な映像なども含まれている。
出典:wikipedia
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