ビナウォーク (ViNAWALK) は、神奈川県海老名市に所在する小田急電鉄直営の複合商業施設。2002年(平成14年)4月19日開業。当施設が立地する海老名駅東口地区は、海老名市により1987年12月に「商業・業務・文化レクリエーション機能の集積」を目標に地区計画が策定された。その当時の海老名駅周辺は「へそのない街」といわれる状況にあり、駅前地区の活性化を図る必要があった。1994年に事業計画が策定されたが、その当時は住民説明会を開催しても住民の関心を得ることができず、事業予定地域となる地権者との交渉も長期間に及んだ。事業主体となったのは小田急電鉄であり、小田急としては老若男女を問わず日々の生活シーンに彩りを与えるような施設にすることを目指した。当施設開業前における年間入場者予測は、東京ディズニーランドの当時の年間入場者数と同等の1,700万人と設定した。これに関しては小田急社内においても批判があったが、開業後1か月で200万人以上が入場し、海老名駅の乗降人員も開業前年の同時期に比較して小田急は30%、相模鉄道は20%、東日本旅客鉄道(JR東日本)は50%増加した。1985年6月に開園した海老名中央公園を取り囲むように1番館から6番館までの6棟の店舗棟を配する。このうち、1番館と2番館は1989年11月に「VINA1番館」「VINA2番館」として完成している。VINA1番館は2002年1月に改装のためいったん閉店し、その後同年4月19日に施設全体が開業した。同時に海老名中央公園も再整備されている。施設名称「ビナウォーク」の「ビナ」 (ViNA) は自然礼賛を意味する「ViVA NATURE」の略称であり、ロゴマークの英字表記「Rambling Terrace」(ランブリングテラス)のRambling(ぶらぶら歩き)と組み合わせて「歩いて楽しめる界隈」を意図している。ランブリングテラスは海老名駅と2番館以外の各店舗棟の2階部分を連絡する面積8,000m²の公開街路の名称である。単に駅と施設を連絡するだけではなく、海老名中央公園や施設外の市街地も繋ぐ回遊性の高い街路となっている。ランブリングテラスのうち、5番館部分には単なる雨避けにとどまらず、開放的な感覚を生み出す目的で翼をモチーフとした大屋根が配されている。核店舗は3番館のマルイファミリー海老名と、6番館のシネマコンプレックス・TOHOシネマズ海老名(旧・ヴァージンシネマズ海老名)である。出店している専門店テナントの一覧・詳細情報は公式サイト「ショップガイド」を、営業時間は公式サイト「営業時間」を参照。当施設のイメージキャラクターはエビをモチーフとした「ビナセブン」 (ViNASEVEN) である。エビワンからエビセブンまでの七匹で構成され、リーダーのエビセブン以外は1番館 - 6番館に対応している。各キャラクターの詳細情報は公式サイト「We Are ViNASEVEN!!」を参照。以前は猫の「ヴィニー」であった。
出典:wikipedia
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