シーナ&ロケッツ(SHEENA & THE ROKKETS)は、日本のギターロックバンドである。シナロケと略されることもある。また、2013年より現在はシーナ&ロケッツと表記している。過去にはシーナ&ザ・ロケッツ、シーナ&ロケットなどと表記されることもあった。元サンハウスのギタリスト鮎川誠が妻・シーナと共に福岡から上京し結成。1978年にシングル『涙のハイウェイ』でデビュー(当時の名義は「鮎川誠&シーナ・ロケット」「鮎川誠&ミラクルメン」)。1979年にアルファレコードへ移籍。イエロー・マジック・オーケストラメンバーの協力を得て、アルバム『真空パック』を発表。シングル「ユー・メイ・ドリーム」が、JALの「マイ・ハート・キャンペーン」のCMに起用され、ブレイクを果たす。その後、アメリカのA&Mレコード、フランスのスカイドッグ・レコードなど海外でもアルバムを発売。1984年にビクター・レコードへ移籍。またビクター内レーベルのSPEEDSTAR RECORDSには創設以来20年在籍している。1988年にはニューヨークのCBGBでライブデビューを果たす。ジョン・レノン&オノヨーコの専属写真家で知られるBOB GRUENの写真集には"日本の最高峰パンクバンド"として幾度も取り上げられる他、国内・海外の様々なアーティストとの交流も深い。海外のアーティストからのラブコールも多く、2013年1月のウィルコ・ジョンソンとの東京セッションをはじめ、エルビス・コステロ、ボ・ディドリーなどのツアーメンバーであるホーン・セクション/The Uptown Hornsらとライヴで共演・アルバムを共作している。ジョンソン来日時には、1990年のジャパン・ツアー(全国6か所)、2000年、2006年とシーナ&ロケッツと一緒に国内でライブを行う他、2009年、2013年と2度東京でセッション・ライブを開催している。1993年には「LONDON SESSION」というタイトルでウィルコ・ジョンソンバンドと誠とシーナとでロンドン・レコーディングにて2枚のアルバムを制作しているほか、ジョンソンとのプライベートでの交流も深いことがよく知られている。1990年放送の学生援護会『サリダ』のテレビコマーシャルで「憲法第22条の歌」(職業選択の自由・アハハン)を歌ったことでも話題になった。2012年に公開された映画『I'M FLASH!』は、豊田利晃監督が誠の作曲した「I'M FLASH」からインスパイアされて10年以上の構想を経て制作された。またI' M FLASH! BAND(Vocal:チバユウスケ、Drums:中村達也、Guitar:ヤマジカズヒデ、Bass:KenKen)による「I'M FLASH」の同曲カバーが映画のテーマソングとして使用されている。2015年2月14日、ボーカルのシーナが子宮頸癌により61歳で死去。今後の活動について鮎川はシーナの遺志を継いでいくことを明言し、以降も数々のイベントやロックフェスに出演している。川島、奈良の脱退後、バンドはドラムとベースを固定しない時期があった。この間、『Ha! Ha! Ha! Hard Drug』ではジョニー吉長がドラムを、また『@HEART』では穴井仁吉(元ザ・ロッカーズ)がベースをそれぞれ担当。
出典:wikipedia
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