名誉団長(めいよだんちょう)は、政治や文化、スポーツなどの分野で国際交流や競技参加の目的で派遣される国または公的な組織の使節団・訪問団、代表団の名誉職として名誉団長が選任されることがある。皇族・王族や政治家が務めることが多く、日本の皇族では、三笠宮家の寛仁親王が1991年1月11日、第14回国際スキー指導者会議の日本公式代表団名誉団長として開催国オーストリアに出向いているほか、政治家では、1990年9月14日に元首相の竹下登が日本太極拳連盟から日中太極拳合同演武に参加する日本代表団名誉団長に委嘱されているほか、1991年6月19日には同じく元首相の宇野宗佑が日本とモンゴルの文化交流を図る日本モンゴル文化交流使節団名誉団長としてモンゴルに赴いている。また、地方議会でも会派の名誉職として名誉団長が任免されることがある。日本国内の消防団では、地域により元消防団長を顕彰する目的で名誉団長の称号を制定されている事例がある。自治体によっては名誉消防団長を正式名称とする。主に兵庫県赤穂市消防団、兵庫県尼崎市消防団、兵庫県伊丹市。消防団、兵庫県西宮市消防団、大分県日田市消防団、大分県別府市消防団、宮城県村田町消防団、北海道美唄市消防団、北海道月形消防団において制定している名誉団長の称号を設置する自治体、消防団により若干の相違はあるが、名誉団長の受称者は顕彰状、名誉消防団長章(名誉団長章)、法被などが授与される。また、類似した称号に名誉消防団員(名誉団員)などがある。愛知県知多市消防団では、栄誉職として名誉団長が設置されており、退団した前団長が一定期間、名誉団長の職に任ぜられることとなっている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。