菊地 凛子(きくち りんこ、Rinko Kikuchi, 1981年1月6日 - )は、日本の映画女優。本名は染谷(旧姓:菊地)百合子(そめたに ゆりこ)。映画『バベル』の出演以降、日本国外の映画でも多く活動している。Rinbjö(リンビョウ)名義で、音楽活動も行う。日本の所属事務所はアノレであったが、2012年12月現在、事務所サイトのリストから名前は外れている。俳優・染谷将太は夫。神奈川県秦野市出身。1996年、ラフォーレ原宿でスカウトされる。芸能界に入って直後はモデルの仕事をしていた。1999年に本名の「菊地百合子」名義で新藤兼人監督映画『生きたい』でデビューした。2001年に出演した熊切和嘉監督の『空の穴』はロッテルダム映画祭を含むいくつかの国際的な映画祭で称賛された。2004年に出演の石井克人監督映画『茶の味』はカンヌ映画祭で監督週間オープニング作品になった。同年5月に「菊地凛子」に改名。2006年、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の映画『バベル』で、聾唖の女子高生・綿谷千恵子を演じた。映画自体には批判的な批評も多かったが、菊地の演技は評価され、アカデミー助演女優賞を含むいくつかの映画賞にノミネートされた。そのうち、ナショナル・ボード・オブ・レビュー新人女優賞(ジェニファー・ハドソンと同点)、ゴッサム賞新人女優賞を受賞した。言葉が話せない役でアカデミー賞にノミネートされた5人目の女優になる(他はジェーン・ワイマン、パティ・デューク、ホリー・ハンター、サマンサ・モートン)。『バベル』における感情的で激しい演技は多くの国際的な監督を引き付けたが、その内の1人に映画『ブリック』で知られるライアン・ジョンソンがいる。アダルトスイムの人気テレビ番組シリーズ『Robot Chicken』のレゴ遊びセットのパロディのエピソードで言及された。2007年11月からシャネルのクルーズ・コレクション広告のモデルを務める。2007年12月18日、松山ケンイチ主演で2009年に公開された映画『カムイ外伝』の撮影中に両足の大腿筋に肉離れを起こし、全治2か月の怪我を負った。当初は撮影が延期されただけだったが、アクション作品のため、殺陣の練習や筋力トレーニングは必要不可欠であり、やむなく降板した。代役として小雪が出演することとなった。なお、松山とは2010年公開の映画『ノルウェイの森』でも共演している。2009年にジョンソンの映画『ブラザーズ・ブルーム』に出演。自身初の完全英語での演技である。彼女は主役の1人であるが、「3つの語だけを知っている女性」という役柄であったため、劇中では3つの言葉しか話さない。2014年12月、音楽家名Rinbjö名義で、菊地成孔プロデュースにより、彼主宰のレーベルTABOOよりファーストアルバム『戒厳令』を発売。身長169cm。特技は馬術、日本舞踊、手話。所属事務所に頼らず、自ら積極的に国内外のオーディションを受けに行く姿勢が高く評価されている。女優を目指すきっかけとなった映画『オープニング・ナイト』で主演を務めた女優ジーナ・ローランズを尊敬する女優と言及している。ローランズにサインして貰った同映画のDVDを大事にしている。2007年3月16日、写真週刊誌『フライデー』にアルゼンチン人モデルのアレッタ・フェデリーコとの半同棲をスクープ報道される。2010年9月、アメリカの映画監督スパイク・ジョーンズとの熱愛が報じられ、『スポーツ報知』の取材に対して、これを認めた。お笑いが好きで、好きな芸人はブラックマヨネーズである。「マイブーム」は「人形遊び」で、「ペッパーさん」と名付けた人形に悩み事を相談したりするという。2015年1月1日、染谷将太との結婚を発表。2016年5月7日、第1子妊娠(5か月)を公表。同年10月8日、第1子出産を夫・染谷将太が公式サイトで発表(性別は非公表)。役名が太字なのはメインキャラクター。
出典:wikipedia
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