大津神社（おおつじんじゃ）は、岐阜県飛騨市神岡町にある神社。創始年代は不明。文徳実録・日本三代実録に依れば、平安時代初期には祭祀が行なわれていたとされ、また延喜式神名帳に飛騨國内八社の一つとして記されている。建武年間に高原郷の領主・江馬氏が武神信州諏訪大明神の分霊を勧請、社号も大津神社から諏訪大明神と改めた。飛騨は戦国から江戸時代にかけて江馬氏、三木氏、金森氏（飛騨高山藩）にそれぞれ支配されたが、幕府の天領となって約100年後の文化元年（1804年）に田中大秀門下の稲田元浩・大森旭亭・吉村友閑斎らの考証により、社号を諏訪大明神から大津神社に復帰。明治維新直後の明治4年（1871年）10月、近代社格制度により筑摩県郷社に列格。昭和5年（1930年）12月、内務省からの旨示達で岐阜県県社に昇格。終戦後、昭和22年（1947年）2月の神道指令と共に神社本庁に属して金幣社に列し、平成2年（1990年）9月に特別金幣社に列した。神岡町にある大津神社・八幡宮・白山神社が同日に行う例祭の総称で、高山祭、古川祭とともに飛騨三大祭に数えられる。毎年8月14日から16日に境内で行なわれるもので、昭和44年（1969年）に岐阜県の無形文化財に指定されている。天満神社

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