スーパージョッキーズトライアル（）は、2005年から行われている地方競馬の騎手招待競走である。「SJT」の略称も用いられる。中央競馬で行われる「ワールドオールスタージョッキーズ（2014年まではワールドスーパージョッキーズシリーズ）」に推薦する地方競馬代表騎手を選定するシリーズ戦。2004年以前は選定競走を行わず、地方競馬全国協会（NAR）が日本中央競馬会（JRA）に騎手を推薦し、JRAが地方競馬代表騎手を決定していたが、2005年に「WSJS地方競馬騎手代表選定競走」の名称で2競走が行われ、地方競馬全国協会がJRAに推薦する騎手を選定競走の成績（総合得点）で選出するようになった。2006年よりシリーズ化され、現名称となった。2014年までは平地競走を行う全地区を選定対象としていたが、2015年は北海道（ホッカイドウ競馬）を除く地区の騎手から選定する方式に改められた（後述）。以下の内容は、2015年の開催概要による。第2ステージ終了時の総合ポイントが1位の騎手を地方競馬代表候補騎手、総合2位の騎手を地方競馬代表補欠候補騎手として地方競馬全国協会が日本中央競馬会（JRA）に推薦する。北海道（ホッカイドウ競馬）所属騎手は別にJRAより1名の推薦枠が与えられているため、本シリーズには出場しない。なお、ホッカイドウ競馬でも地方競馬代表として推薦する騎手の選定が別に行われる。各競走の出走馬を近走成績等からA・Bのグループに分け、騎乗馬を抽選で決定。各ステージともA・Bグループの馬に各1回騎乗する。2015年の各競走におけるポイント、および順位の決定方法は以下の通り。各競走ごとに着順に応じた下表のポイントを与え、2競走の合計得点で総合順位を決定。合計得点が同点の場合は最上位の着順を得た者を優先し、最上位の着順も同位の場合は「ブロンズホイップ賞（第2戦）」の着順上位者を優先。各競走ごとに着順に応じた下表のポイントを与え、4競走の合計得点で総合順位を決定。合計得点が同点の場合は最上位の着順を得た者を優先し、最上位の着順も同位の場合は「シルバーホイップ賞（第4戦）」の着順上位者を優先。回数はWSJSの回数を表す。所属は当時の所属主催者・所属競馬場を表す。第1回は地方競馬騎手の出場辞退によるもの。

出典:wikipedia