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両津勘吉

両津 勘吉(りょうつ かんきち)は、秋本治原作の漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の主人公である架空の警察官。愛称は「両さん」、「両ちゃん」など。一人称は東京育ちにも関わらず「わし」(大原や署長など上司には「わたし」あるいは「わたくし」であり、年下や気の弱そうな人間に対しては「俺様」や「両津様」である。アニメやテレビドラマを含む実写版ではほとんど「わし」である)だが、たまに「オレ」と言うこともある。また、ピンチ時には「僕」とか「僕ちゃん」と言うこともある(少年時代を振りかえるストーリーでの一人称は「オレ」であることが多い)。連載当初は「本官」と言っていたこともあった(アニメでも一部の話でこの一人称を使うことがある)。出生年は連載当初1943年生まれとされており、作品中で戦中派と揶揄されている場面もある(ただし最初期の頃には小学生時代の進駐軍関係の体験を話すことがあり、冗談の類でなければ逆算すると戦前生まれでなければならない)、同様に初期設定での年齢は36歳で、しばらくはリアルタイムで加齢し39歳に達していた。しかし数十年に亘る長期連載に伴い年齢設定を一貫させる事が困難になり、(作品全体にも言える事ではあるが)頻繁に設定変更が行われる様になった。一時期は1952年生まれに変更され、2000年代に入ってからは学生時代のエピソードでビックリマンシールやファミコンなどのキーワードが出てくるため、1970年代初頭生まれを前提にした発言を行っている。一方で2009年には、45年前から小学生の勘吉たちがタイムスリップしているので実際は50代とも取れる。近年では「常に35歳」という設定で明確な言及を避けている。「別冊マーガレット」2011年9月号に掲載された「13誌出張版」によると昭和30年代に浅草野中学校3年A組在学とあり、そこから計算すると昭和15-25(1940-1950)年生まれ、61-71歳となり、やはり連載当初の説に則っている。昭和30年代に消えたセルロイド工場をこの作品のヒロイン・夏樹風乃(なつきあいの)の家が経営していた。なお1996年に開始されたアニメ版では「脱脂粉乳の世代」と呼ばれている。また、アニメでは大原が上司を20年以上している、両津が警察学校を卒業後派出所に配属されたと発言しているため、少なくとも40歳以上である。誕生日は3月3日(桃の節句)で(産まれたと言うよりも、常胎児よりあまりに大きいために「飛び出た」という方が正しいと言われている)、毎年、誕生日になるとかなりの確率(確実に)で嫌な(自分がひどい目に遭う)出来事が起こる上、桃の節句=女の子の祭りのため、誕生日は大嫌いである(ただし、近年は秋本・カトリーヌ・麗子が手作りケーキを持参したり、周囲から豪華なプレゼントを貰えたりもする)。アニメでは、小学校の頃にGIジョーの人形ごっこで同級生の女子の雛人形を全滅させた事で、両津の背後に雛人形の悪霊が憑依しているため、全ての悪霊を除霊しない限り、毎年3月3日には災難が起きる、という設定があった。後に、子供のときの悪戯が度が過ぎて取り付いた悪霊の数が多すぎて腕の良い霊媒師でも全て除霊することは不可能であり、これからも毎年災難が起こるということが発覚した。出生地および実家は東京都台東区千束(浅草)で佃煮屋「よろづや」を営む一家の長男に生まれる。生まれた際に地震が発生し、揺れが収まった際、産湯の目の前で花札の「赤短」が出来ていた。生まれながらのギャンブラーであった。幼少より、父・銀次が競馬場、居酒屋、吉原、映画館、寄席等と勘吉を所構わず連れ歩き、どこへ行っても酒を飲まされていたので、酒にも強い。喧嘩ばかりしていた中学時代(連載後半は高校時代)に両親の勧めで警察署に預けられ、柔道・剣道など武道を仕込まれた。その他、大工修行や漫画家になるための修行もしている。喧嘩ばかりしていたが、弱い者いじめを見かねて、いじめられっ子を庇いながらいじめっ子を一人でまとめて倒すなど、生まれながらに強い正義感も持っている。台東区立大門小学校(現在は廃校なお連載初期には大正小学校)、大門中学校(最近の設定では浅草野中学校卒)と進学し、大門高校を卒業して警官となる。連載中期は浅草野高校中退とされていたが、現行の警察官採用試験受験資格が高校卒業及びそれに準ずる者と定められた為、他の設定と同じく時代に合わせて変更されたと考えられる。他に東京大学プラモデル学部卒業や図画工作学部8回生となどと適当な経歴を自称する事もある。不良中の最強の不良としてヘッドハンティングされ、訳も分からず試験を受けさせられて警官になった。教官によれば「毒を持って毒を制す」で採用したとのことである。実際に危険な事故・事件現場では持ち前の体力と行動力で解決に導くことが多く、警察を解雇されずに済んでいる理由の一つとなっている。また、立花工務店でビックリハウスを建てる仕事や、乙姫菜々と同じ雑誌に連載を持ったことで、前述の修行が活かされた形になっている。お金に執着が非常に強く、小銭から万単位のお金、社員旅行の積立金等には手を出すが、億単位のお金には手を出さない。ちなみに座右の銘は「幸福は金で買える」である。警視庁新葛飾警察署地域課に所属し、亀有公園前派出所に勤務している(話の都合でまれに別の署・派出所へ異動となることもある)。階級は警視庁巡査長(ただし一時期、不祥事で巡査や警察学校1年生に降格になったこともあるが、逆に警部補に昇進したこともある)。一時期葛飾署の刑事課に配属されたこともある。なお、少年時代(主に小学校4年前後の設定が多い)に、東京都足立区の北千住にあった千住火力発電所の煙突であった「おばけ煙突」や開業直後の東京タワーなどのエピソードがあるが、作者(1952年生まれ)の原体験によるところが大きい。姓である「両津」の由来はデビュー前の作者が入院した際に出会った女性看護師の出身地・新潟県両津市(現・佐渡市両津地区)より、名前はイメージで付けられた。『週刊少年ジャンプ』2006年42号「こち亀30周年企画」では、掲載されていた全漫画に両津が登場した。本人曰く「パトロール」のつもりであったが、ストーリーの展開を止めてしまうなど無茶苦茶なパトロールであった。上司の巡査部長・大原大次郎には唯一頭が上がらないが、実際は「喧嘩するほど仲が良い」関係であり、完璧主義の大原を尊敬している、そのため大原がインチキな手段で勝利した際には本気で失望していた。一方の大原も両津を普段から叱ってはいても息子のように思っている部分がある。同僚の麗子も苦手にしている部分もあるが、基本的には気が合っており、他の男性葛飾署員からも麗子と一緒に勤務していることを羨ましがられている。また麗子リアルマネキン人形を裏ルートで買ったが、人形のあまりの精巧さにそこで初めて麗子の魅力に気付き本当に麗子を好きになってしまう。色々といい加減な所がある半面、正義感と義理人情に厚く、女性に暴力を振るう男や弱い者いじめを決して許さない。実際、纏が駐車違反した男から顔面にライターを投げつけられて頬に怪我を負った際、「女の顔に傷を付けるんじゃない!」とライターを投げた男を殴り飛ばし、「てめぇの顔をボコボコにしてやるぞ、コラァ!」と署内であるにもかかわらず、拳骨で32発も殴ったほど激怒しており(本来なら傷害罪で懲戒免職の所を相手からの謝罪があった事で、1か月の自宅謹慎となった。なお、居合わせた同僚達曰く「両さん、やっぱりやっちゃったよ…」)、普段は敵対している早乙女リカと京香(アニメでは小町と奈緒子)が車をレッカー移動された腹いせに大勢の暴走族に絡まれ集団強姦されそうになった際には左近寺(アニメでは本田)と共に駆けつけ、あっという間にその暴走族を倒してしまった。身長は当初五尺五寸(約166.7cm)の設定だったが、165cmに変化し、その後167cmで固定された。しかし読者により周囲の人物(特に麗子)との身長の比率がおかしいことを指摘され、133巻『おしえて両津先生 派出所七ふしぎの巻』にて152cmへと大幅に設定が変更された。この話によると、「167cm」は作者・秋本治本人の身長であり、それをそのまま両津に割り当ててしまったとのことである。なお、現実の警察官には身長制限があり、男子はおおむね160cm以上なので、2009年時点では161cmになっている(『超こち亀』より)。体重は71kg(55巻『両さんの減量作戦の巻』では75kg→38kg、61巻『I am スーパー仮面!!の巻』では40kgに変化)。スリーサイズは95・85・90、後に105・80・81(20巻『鋼鉄の人!の巻』の時のみチェスト100cm、7巻『マシンガンの男!?の巻』の時のみウエスト93cm)。血液型はB型(40巻『人生最悪の日…!?の巻』の時と90巻『警察手帳進化論の巻』の時のみO型)。なお、青年誌であるスーパージャンプに掲載された「いい湯だね」とのコラボ番外編では全裸姿が無修正で掲載され、局部に一切陰毛が生えておらず、男性器も皮被りであったことが明かされている(元々の掲載雑誌である週刊少年ジャンプでは該当部分はモザイク処理されている)。髪型は剛毛の角刈りで眉毛は繋がって(第1巻の時は別の形をしている)おり、無精髭を生やしている。少年時代は丸坊主だが、アニメ版で描かれた少年時代は髪を生やしている。弟の金次郎とは大人になってからは双子のようにそっくりであり、実際に金次郎と間違えられたこともある。靴・靴下を履かず、サンダル履き。このサンダルは新人の頃、大原とパトロール中に靴擦れになってしまい、そのときやむなく大原からプレゼントされたものである。そのため一部の(特に初期の)話を除けば上司や先輩などにサンダル履きを注意されることは皆無である。制帽は滅多に被らない。夏は原則半袖だが、旧制服では夏服の際には、長袖を捲り上げたような服装であり、現行の夏服でも当初は旧制服と同じ着方をしていた(夏服上着の長袖は新旧共実在する)。冬でも長袖を捲り上げた姿で生活をしている。ちなみに、連載当初は裾捲りもしていた(1980年頃まで、ただし、それ以降も一部のシーンで裾捲りしているシーンがある)。入浴をするのが面倒(または嫌い)で数か月入浴しないこともあり、また洗濯も数か月に一度しかしない(クリーニングに至っては数年に一度)。ちなみに入浴が苦手な理由は、少年時代に田舎の五右衛門風呂の入り方が分からず、そのまま入り股間を火傷したことによるが、単なる面倒臭がりでもある。また、64巻で生え変わるまで歯は全て乳歯だった。指紋は四角い。その骨格は、人間ドックにより55万年以前の原人の骨に酷似していることが判明している(学者によるとマイペースで進化した)。外見上の体格は「胴長短足の日本人的な体形」である。花山理香によれば150歳まで生きるという(ちなみに天国に来ると迷惑なので、さらに追加する予定。なお、地獄側・冥界ですら受け入れを拒否する姿勢をとっている。なお、神様は、両津が死んだ場合、受け入れ先がないため、現世に留まる可能性を示唆しており、アニメ版では、2016年のスペシャルで死亡した際に地獄側からも天国側からも受け入れを拒否されたため、閻魔大王によって現世に送り返されている)。ゴキブリ並みの生命力を兼ね備えており、火山の火口への転落や大爆発など幾度となく痛い目に遭っても無傷で、万が一にケガをしたとしても、必ず復活している(この為、大原は過剰すぎるほどのおしおきを下すときも)。筋肉が異常発達し、ゴリラ並みの体力・持久力とチンパンジー並みの身軽さを誇り、富士山麓の研究所から亀有の焼肉店まで数時間程度で戻って来たことがある。また強靭な胃袋の持ち主であり、泥・葉っぱ・犬の糞、フグの剥製、ウジ・ゴキブリ・タガメ・コオロギ・ネズミのグリル、石鹸(手作り)(出来立ての石鹸には苛性ソーダ等の劇薬が含まれている)など食べ物ではないものを食べたことも多数ある。さらに食べ物に関しても、「食べ物は腐りかけが一番美味」と発言している。自他共に認める大食いチャンピオンで悪食だが、チーズは嫌い。好物はマグロで、寿司屋で魚の扱い方を本式に学んでいる事情もあり、両津一人で解体ショーができるほどの腕前。中川圭一によれば濃硫酸をブランデーで割って飲んでも平気で、大原曰くマムシの消化液より強力で、「人間ポリバケツ」の異名がある。また腐った物や賞味期限切れを食べても全く平気だが、うな丼にジャムを載せてコーラで混ぜて食べた後、ドッグフード5箱をマヨネーズをかけて食べたら、流石の両津も入院している(ただしその際も症状は軽いようで、同室の患者とふざけあったり、食事を取り上げたりしている)。また、手製のタバコ(その辺に生えていた雑草を紙で巻いたもの)を吸って急性中毒症状を起こし半死半生になったり、正体不明のキノコを食べ嘔吐感を催す、一気食いをした挙句翌日激しい下痢に見舞われ、オリンピック強化選手と内勤警察官への転属内定を取り消される、雑草を煮出した茶を飲んで悶絶するなどのエピソードもある。イチゴ狩りでは、ビニールハウスの苺を苗や葉に至るまで、一人で全部食べつくしたことがある。そのため、「苗は食べないこと」などの張り紙が掲出されたこともある(この農場では両津の挑発に乗って「現金狩り」をやったため、後日廃業した)。また両津に食べ尽くされたビニールハウスにはペンペン草さえ生えなかった。さらに連載中期の神様や花山理香、絵崎コロ助などの登場からさまざまな出来事によって体質変化などが多くなり、小さくなる、ハエやニワトリになるなど現実ではあり得ないことに巻き込まれた。アニメスペシャルでは、海で釣ったゴムゴムの実を食べてゴム人間になったこともある。体内には見た目が漫画のばい菌のようでどんな病原体もやっつける最強の抗体「リョーツGPXワクチン」を持っているが、これは最悪な環境でしか生きられず、環境が良くなると弱ってしまう。また、これを常人に接種することは、子供がウォッカを一気飲みすることと同じくらいに危険らしい。しかし、原作とアニメ版で1回ずつ死んで亡霊になったこともあり、その時は色々な人に乗り移って悪戯をした。1994年に警察官の制服デザインが変更された当初は、両津もこれに合わせて現行の冬服上衣や活動服を着用していたが、宴会でビールやウォッカの掛け合いをした後にストーブのそばで乾かしていたら燃えて灰になってしまったり、嘔吐して廃棄処分にしたり、自転車で店に突っ込んでボロボロになったりしてしまい、以後、それまでの旧型制服を着用し、警棒など装備品や階級章まで旧型を着けて勤務している(もちろん識別章は着けていない)。上着の下に着る制服用のワイシャツと夏服は、燃やさなかったため現行デザインのものを着用し、夏服時には装備品も現行のものを着けている(なお、アニメ版はデザイン変更から2年が経ってから放映されているが、両津以外の人物も全員旧型をベースにした制服となっていた)。制服を着用していてもその顔立ちから警察官と思われず隣接署の警察官から職務質問を受けたこともある。さらに、連載初期の頃は顔立ちが現在よりも怖かったため、両津のことを知らない町会の人に(制服を着ていたにもかかわらず)「囚人」と称されたこともある。麗子、纏、麻里愛、磯鷲早矢、雛野姫香、乙姫菜々、佐々木洋子、本口リカ以外の婦警たちからの評判は悪く、特に早乙女リカ(アニメでは小野小町。但しリカほど嫌っておらず、時たま両津に協力することもある事から仲が悪いわけでもない)は相当両津を毛嫌いしている。署内アンケートでも「結婚したくない男性ナンバーワン」という不名誉な記録に何回も選ばれたり、両津に出くわすと毎に、「単細胞」や「原始人」等酷いあだ名(と言うよりも蔑称と言う方が妥当)で呼んでおり、色々と酷い目に遭わされている。それでも普通に会話したり、婦警の手助けをすることもあり、ときには見直されるが、たいていまた毛嫌いされるようになる。個人購入したプリクラの機械2台を無断借用された事もある。しかし、両津自身も自分の裸を撮影し、その映像を婦警寮全てに流したり、宅配便で婦警寮にゴキブリ500匹を送りつけるなど、様々な手を使って邪知暴虐に復讐の手を下す。また両津の失態で纏・マリア・早矢に一時期嫌われたことがあったが、何とか関係を修復している。ただし、大原・中川・麗子が休暇を取り、代わりに纏と乙姫、磯鷲早矢が派出所に勤務したときは出入りする婦警の輪にすんなり馴染んでいた。だが両津が好かれる理由ではマリアは顔がコーチ・岩鉄に似ている、早矢は声が父・剣之介に似ている(ただし後に両津本人を愛するようになったと言及している)というものであり、両津は自分そのものに惚れてくれない事を嘆いていた。また大原に言われて付き合いのお見合いに行った際、その前に行ったハワイアンセンターでサングラス代わりのタオルが風でずれて顔が市松模様の変な日焼け、新人の床屋のせいで変な頭、悪い輩に絡まれて大立ち回りを演じて破談になったと思うも、相手の女性に逆に気に入られたり、アニメ版では記憶喪失していた時に知り合った加納綾(声:齊藤真紀)に好かれており、意外性や人情的な一面を知る女性からはモテるようである。くじ運がかなり強く、福引で特等のヨーロッパ旅行を当てたり、両国国技館での大相撲の升席を獲得している。破天荒かつ型破りな性格で、いつも大原に怒鳴られている新葛飾署ナンバーワンの「スーパー問題児」にして作中屈指のトラブルメーカー。喧嘩はやたら強く、超人というに相応しい体力を持つ。署長に叱られた際は、事もあろうに署長を2階から投げ飛ばしたこともあると語られている。初期のあだ名は「始末書の両さん」「警視庁の悪魔」。問題児ではあるが、新人当時から犯人の検挙率は高く、手錠で繋がった状態で頭を強打される・溺死されかけるなど多大なダメージを受けながらも大物の窃盗犯を逮捕したこともある。本人曰く、掲載と次の掲載の間に犯人を捕まえていたり、真面目に仕事をしたりしているという。目の前の犯人を逮捕しないこともあるが、普段は屋根上や下水道等どこまでも犯人を追いかけて捕まえたり、新車1台を壊してでも強盗を捕まえるなど、万難を排して現行犯逮捕に努める。このため、犯人側からは「ガラガラヘビの両津」とまで言われていた。プロレスラー並みの大男二人を瞬く間に倒したり、かなりの達人の強盗と肉弾戦で勝つなど喧嘩も強い。以上のことからこの検挙率の高さを買われて、一時的に刑事課に異動したこともある(交番勤務から捜査専務員にしてもらうには交通・刑事・警備・公安などそれぞれの分野で実績を挙げることが必要)。しかし上司の南部刑事の殉職により自ら希望して地域課(当時は警ら課)に再度異動している。毎年両津は南部の墓参りに行っている。性格にこそ問題はあるが、アニメ版では食い逃げやこそ泥、スリなどについては検挙率100%を誇ることで中川、海パン刑事とともに世界ナンバーワンポリス選手権の日本代表として選抜される程優秀であることが明かされた。しかも喧嘩の仲裁、酔っ払いの保護、お年寄りの世話、近所の悩み相談、スズメバチや毒蛇の駆除や捕獲、引越しの手伝いなど、交番に持ち込まれる、地域のあらゆる揉め事に臨機応変に対処する「交番のおまわりさん」としての能力は決して低くはない。特に東京23区内の地理は熟知しており、道案内を求められた場合は即答している。行動力も人一倍あるため、真面目になった時、本気になった時は、非常に頼りになる警官と化す。それゆえ、上野や大阪に出向した際には現地で頼りにされている程である。また体力に優れ、機動隊員としての素質も十分以上である。一度罰ゲームとして機動隊の装備一式を装備して街中をマラソンさせられ、本物の機動隊に隊員と間違われて連れて行かれた回では、ラストで機動隊の隊長から大原を介してスカウトされた。警視庁の代表として柔道や剣道の大会等にも強制的に参加させられたりしており、それらの大会では基本的に好成績をおさめる。囮捜査が得意であり、落とした携帯電話を利用する者を麗子の声を利用しておびき寄せて逮捕したり、禁酒中に悪質なキャッチバーに潜入して逮捕したり、犯罪者の振りして偽造証券の証拠をつかんだりしている。また指揮官としての能力も高く自身の父銀次が詐欺により200万円だまし取られた際には国境を越えた大捜査を指揮し見事犯人グループを一網打尽にした。これらの理由により、何をしても免職にならず重くとも停職止まりで済んでいる(現実の警察官は、警察不祥事により減給などの懲戒処分を受けた時点で昇進はほぼ不可能になるため、依願退職する)。もう一つの理由として、もし免職して一般人になった時に、何をしでかすか分からないので、警察官として監視しているのもあり、実際に警察を辞した両津が暴走しすぎたがために、やむなく署が両津を警察に復職させたことも少なくない。なお大原によると、勤務態度が両津より酷い戸塚金次や屯田先輩(12巻登場)や日暮熟睡男がいるから両津もクビにならないで済むという理由もある。また、真面目に仕事をするケースもいくつかある。代表的な例として、一つは大原が別の派出所に臨時で行っていた時に、大原の代わりに来た手持鹿部長が優柔不断かつ無能で業務遂行ができなかったため、派出所内で次席の立場にあった両津が業務遂行のため奔走する事態となった。その際「大原部長は仕事のチェックが完璧」という趣旨の発言をしていることから大原を信頼していることがうかがえる。しかし大原は別の派出所の若い所員とのふれあいによりこの回のラストでかなり考え方が変わっていた。一方、両津は職務に精励した結果大原を彷彿とさせる人格に変貌を遂げており、管理職に就いた場合その行動力もあいまって大原と同等か、それ以上の優秀な人材となる可能性がある。事実、巡査部長試験を受験することになった折にはその勉強ぶりを大原が恐れて妨害を試みたり、コンピュータの入力ミスで交通課の課長(警部)になったときは交通課の成績を上げている。ただしこの時は、経費2万円をパチンコに使い込みしていたため降格となった。アニメ版では日頃の行いが原因で悪くなった周囲からの扱いを良くするために自らが本庁に栄転することを自作自演で行う際にその一環として遅刻もせず仕事も真面目に行うことを続けていた。他にも派出所のメンバーでゲームをやった際、ゲームの勝者、大原から「仕事をする」という罰ゲームを申し渡された。その後、両津は真面目に仕事に取り組んだ。これは「ゲームの一環であれば、ルールを絶対守る」という両津の性格が出たためであり、この性格を利用して、派出所メンバーでしばらく、両津を騙すことになる。一度、制服姿で競馬場・競輪場に入り浸ったことで大原の怒りを買い、派出所内に作られた座敷牢に入れられたことがあったが、脱出することを試みて「戦争映画でもっともポピュラーな方法」と言って一人で(スプーン一つで)トンネルを掘り、本当に脱出成功したこともあるため、頭脳は相当な多細胞であると見られる。その後もしっかりと復讐していることから執拗さと執念深さが伺える。短所として、何事にも飽きっぽい性格がある。しかし情に厚く社交性も非常に高いため、皆に慕われている(早乙女など、一部の婦警は毛嫌いしているものの、内心から嫌われている様子はない。その早乙女も近年では友好的に接してくるようになっている)。このことは、アニメ版のエンディングテーマになったテツandトモの「なんでだろう 〜こち亀バージョン〜」で「はちゃめちゃなのにみんなに慕われるの何でだろう?」と歌われている。そのため、交友関係も老若男女問わず、アメリカ陸軍大佐(爆竜鬼虎)から花火職人、お笑い芸人のスチャラカ鼻子(原作において中川の運転で飛鷹日光・飛鷹月光姉妹と共に大阪に行き、彼女のお笑いライブを見た後、楽屋で親しげに話している描写がある)までとかなり広い。また、短気ですぐ怒ることがあるのと、破天荒な性格や無計画な行動で人に迷惑を掛けるトラブルメーカーで、社交性は高く人当たりが良いにもかかわらず派出所メンバーなど両津の破天荒ぶりを知る者から度々のけ者扱いを受ける。その理由は、単に思い付きで行動するため付いて来られた先でトラブルを引き起こされたり物を壊されたりするからである。主要な例として、毎年派出所メンバーを大原家に呼んで行われる新年会にも「家が壊される」「騒ぐ」などという理由で呼ばれないが、新年会があること自体は知っているために、勝手にやって来て料理を食い散らかしたり、度々大原と喧嘩することがある。この他にも自身の両親を大事にせずに何年も実家に帰っていなかったことが多いなど、不義理な部分もある。また、父親の銀次とは、些細なことで頻繁に喧嘩する。また、初期の頃は一人称を「本官」と言っており道を尋ねた男性に「おまわりさん」ではなく「巡査さん」と呼ぶことを強制したりと、かなり特権意識が高い警官だった。警察官でありながら悪徳商法などを何度も実行し、何度も逮捕されたこともある。しかし時には自分も悪徳商法に騙されることもある。話によってはつかの間の大金持ちになったこともあるが、不正が発覚するか、勢い余って毎回困惑して商売が止まってしまう。逆に騙されやすい単純な一面もあり、悪徳商法や詐欺の被害者になったこともある。しかし、いずれは騙されたことに憤慨して仕返しに出ることも相次いであった。話によって設定が異なることもあるが、プログラミング技術に優れており、他人のコンピュータからハッキングをしたりもする。しかし、学力は理科を除いてかなり悪く、その理科の授業でもアルコールランプを使用した時、スルメを炙っていたり、挙句の果てに爆発させたりで、理科においても結局は他の科目と一緒である。漢字は警察官にしてはなぜか劣りがちでありそれほど達筆ではない(警察官になる際に履歴書はどうやって書いたのかは不明)、その上始末書や自分が書いた字でものによっては読めないものもあった。しかし57巻では小学校時代に国語が好きだったことを述べている。また、漢字の読み間違いも頻繁に多く、有名なのが月極駐車場の「月極」(つきぎめ)を「げっきょく」と読んだことであり、読み間違えた理由を「知り合いに月極慢太郎(げっきょく まんたろう)という人物がいる」としていた(「月極駐車場」は日本全国に駐車場を展開する大手不動産会社と思い込んでいた)。ほかにも「渋滞」を「しぶたい」と読んだり(本人曰く「渋い安全地帯」の略とのこと)「若者」を「にがもの」と読んだり(しまいには中川がそのように言っていたとでたらめを言っていた)カレーの「辛口」を「しあわせくち」と読んだりしていた。字の汚さは大原に長年罵られてきたこともあって本人も気にしており、一時は本気で落ち込んでしまったことがある。ただしその後、檸檬に書道の指導を受けて少しずつ上達して「味のある字」と評されるレベルになっており、自分の気持ちを綴った「書の歌」を書いたところ好評となり、全国で個展を開くまでになった。歴史に関しては知識が散在であり、例としてマシュー・ペリーの人相や家庭環境、軍人としての経歴、日本に来航した時の船名や船のデータまで記憶していたが、肝心の黒船来航の目的については覚えていなかった。つまり趣味に関する記憶(要するに雑学)が膨大な量にのぼっているのに対し、一般常識に対しての記憶の乏しさは異常である。そのためこれが原因で事業などで失敗することも多い(詳細および理由については後述)。また、石川啄木がビートルズの楽曲を聴いていたというあり得ないことを言っている。計算能力や記憶力も芳しくない。ただし、金に関する(自分の借金以外)計算能力は子供の頃から異常である(その他、自らが放置したゴキブリの繁殖数を、平方根を用いた暗算で割り出したこともある)。また、趣味に関する記憶(要するに雑学)は常人を遥かに凌駕している。これは普段、言語・理性等を司る左脳が冬眠状態にあって右脳のみで思考・行動しているためである。その普段眠っている左脳が活動し出すと、東京大学入試問題で満点を取れる程の天才になる。もっとも、その期間は短く、突然左脳は休み始める。そうなった場合元よりさらに脳の働きが無くなり灯油とガソリンの違いすら分からなくなってしまう。また、左脳が働いている時に自動車全種の免許や気象予報士、危険物取扱者丙種・乙種全類を取得している。ちなみに一般人はこういった脳の動きはしない。刑法や一般教養などの知識は皆無だが、アニメや声優、アイドル、プラモ等に関する知識は豊富で、警視庁の要請で第2のDJポリスに任命された時は、豊富な知識と所持していた様々なアイテムを使って一触即発状態だった暴力団とマフィアの抗争を未然に防いだこともある。これ以前にアイドルのコンサートで主催者側とファンとのトラブルの警備をしていた時には自分もファンだと公言し、アイドルの歌をフルコーラスで振付付きで全て歌ったことでファンから「神ポリス」と呼ばれ、教祖のように支持されていた。さらに声優のイベント警備ではアニメキャラのモノマネやファンもノーチェックの深夜アニメの情報を2時間語り倒して「アニヲタポリス」としてファンから絶大な支持を受け、ハンストデモの警備では4時間びっちり落語をやり、デモの参加者や周囲の一般人から「落語ポリス」と呼ばれていた。些細なことですぐに発砲し、警察手帳をよく紛失し、パトロール中にサボってパチンコ店へ行ったりするため、始末書をよく書かされる。63巻『夜勤パニックの巻』の時点で5,000枚、116巻『祝い隊・出勤!の巻』の時点で1万枚、その後2万枚に増え、2009年現在は3万枚を超えている(『デジタルなんて大嫌いの巻』。実際は警察手帳の紛失は人事記録にも残る「戒告」になる)。そのため「始末書の両さん」と呼ばれている。さすがに何枚も始末書を書くのが嫌になっているのか始末書を書かないようにするために証拠を隠滅している。例として薬莢に銀紙を詰めて弾丸を使っていないように見せる、他人から弾丸を貰う、他人の拳銃を借り、シリアルナンバーが打ってある部品以外を全取替えして、自分の拳銃を新品同様にする、おもちゃの警察手帳をポケットに入れる、新式の制服が破損したため、制服を偽造しのちに旧式の制服を着用して勤務するなどが挙げられる。また、派出所が火事になった際、これに乗じて始末書を燃やそうとしたが運悪く大原に発覚し、後日署長室で両津本人が発見して極秘処分をする形で始末書を減らしたことがあった。始末書以外に、不祥事に対する処罰として大原から直接お仕置きを受けることがある。詳細は大原大次郎#おしおきフルコースを参照。前述で述べた発砲する行為は主に両津が怒る際に行っており、常に弾が当たらない様に発砲している。葛飾署に卒配して来た時に護送されている犯人に足蹴りされた腹いせで発砲事件を起こしており、猫に天丼を盗み食いされた腹いせに猫にも発砲しており、社交ダンスのペアになる事を拒否した婦警と男が余ったため社交ダンスの相手になった左近寺に対しても発砲を行っている。またポルシェと自転車で競争して衝突した腹いせに民間人であるポルシェの運転手に銃口を向けている。しかしアニメ版では警察不祥事に考慮してか、そのような発砲シーンは一切ない。また宇宙人2名により時を止める能力を与えられたことが二度あり、一度目は金儲け目当てでそれを使い、競馬場で馬を停止させ、停止中に馬や騎手や観客を移動させて再開時に衝突させるように小細工し、最低人気のゼッケン5番の「ダメダイオー」を一着にさせたり、サッカーくじを当てるために、自分が負けと予想したチームの選手をサッカー場から離れた寺院の鐘に移動させるなどして、サッカーくじを的中させたりもした。二度目は、川に流れていた1兆円を拾うために何度も時間を巻き戻したが、脱税された隠し金だったため、全額国庫に入れられた。問題を起こす際は原作における時に本田速人だけ、時にボルボと左近寺の2人を付き合わせる場面が多かったがアニメ版では初期から同時に4人組で問題を起こしており、乗り物の操作などの場合は本田、密室からの脱出などの場合はボルボ、力仕事に徹底する場合は左近寺をそれぞれ利用する。中川も数回悪事に付き合わされたこともある。転勤先や移動先など各地での順応性は非常に良く、局地のさいはて署や未開である宇宙も含めてどこへ行ってもへこたれない生活力があるが、銀座署に行った時だけは、勤務時間後に大嫌いな外国語の勉強会があったため「えらい所にきてしまった。どんなにイヤミを言われても大原部長の方がマシ」と言っている。いつも商売や野心にお金を使うため給料やボーナスが出ても、次の給料が支給されるまでに全て使ってしまい商店街の借金はなぜか返そうとも思わない。そのため商店街の連中に追っかけ回されることがしばしばあり、ボーナスを求めて署まで取り立てに来る様子を署員らは「夏の風物詩」「冬の風物詩」と呼んでいる。特に中川と麗子は「人間キャッシュカード」と両津に考えられており、この2人からの借金の額はかなりのものである(忘田巡査にも同様に「人間キャッシュカード」と言って相当な額の借金をしている)。中川には「親戚」であるという立場を悪用して数千億円(145巻『スーパー幹事!? 中川!!の巻』現在で3852億5415万9998円)という途方も無い額の借金を負わせている。また中川の恩師である絵崎コロ助には色々と肉体的に酷い目に遭わされている。金がない時の買い物の代金はツケとする上によく踏み倒す。また借金のため、商店街のブラックリストに載せられた事もある。しかし、一度中川によりいい夢を見ることが出来る機械を使って現実と夢を逆にさせられ(その時の両津は競馬やパチンコで大穴を当てるなど幸運がめぐっていたが中川たちにより夢だと思わせられた)稼いだ賞金で借金はほとんど返され通帳に1億円があるまでに至った。住居は長らく葛飾署の男子独身寮「ニコニコ寮」で暮らした後、親戚である擬宝珠家が経営している超神田寿司にアルバイト(後に正社員)として勤務。しかし「夏春都にゲームソフトを捨てられそうになった」ため、ニコニコ寮に緊急避難。再び超神田寿司に戻った(両津曰く「ゲーム禁止」のため)。また、板前としての実力は店を持てるほど上達している。また公務員の副業は認められていないため、「浅草一郎」名義の戸籍を手に入れている。よって戸籍を二つ所持している(本人は戸籍を「親戚から買ったから合法」と釈明している)。またニコニコ寮に戻るとだらしない生活をしたり部屋をゴミで散らかしたりするが、超神田寿司にくると周りの監視の目があるせいかきちんと部屋片付けをする。待遇は警察官としての月給は約32万円、ボーナスは約82万円ほどで、年収は約600万円でこれは同年代で同僚である寺井洋一(ボーナスは68万円強)よりも多い。ただし遅刻・無断欠勤・勤務中のサボり・問題行為の数々により、本来の額の約10分の1にまで減給されている(話によっては月給1500円になったり、マイナスになることも多々ある)。中には100年間の減給も食らっている。もっとも「超神田寿司」での給料が高い(ボーナスで300万円)のに加え、ネット配信している情報誌『ギザマニア』の収入(月100万円)もあるため、最近は生活に苦慮している姿はあまり見られない。一度、夜中に署に忍び込んでパソコンを操作しボーナスを41,283,600円(自分のボーナスの50倍の額)にしたが、後に手持ちのボーナス全てを落としてしまう。パソコンをいじった際に大原のボーナス額を980円(元のボーナス額を3桁減らした額)、屯田署長のボーナス額を21,256円(元のボーナス額を2桁減らした額)、寺井のボーナス額を10,685,712円(多額の住宅ローンを抱えている事を気の毒に思ったため1,000万円プラスした額)、中川のボーナス額を1円(「何でも1番が好きだから」という理屈)、麗子のボーナス額を5円(「いいご縁がありますように」という洒落)にした。なお、アニメではボーナスの値段を決めるパソコンが手違いで廃棄処分予定にされていたため彼が遊んで自身のボーナス額を100,000,000円にしている(結果は原作と同じ。この額は、葛飾署員全員分のボーナスに相当する。)。また、大原は「警察官の仕事が好きだから」と110円に変更された。ちなみに日暮が1988年に起きた際、日暮が昔の千円札(肖像画が伊藤博文)を持っているのを見て、「通貨の単位が『円』から『点』になった」という嘘をつき、代わりに商品券を渡すことで金を騙し取ろうとしたこともあるが、中川に「嘘ついたらいけませんよ」と言われてしまい失敗したかなり昔からNHKに受信料を支払っていないようである。また、税金に関する知識が乏しく自身の給料から毎月税金分が抜かれていることを知らなかった。そのため、知った直後は税務署へ殴り込みに行った(結果は敗訴)。通勤手段は新葛飾署までは電車やバスを使い、そこから派出所までは自転車を使っている(本人曰く愛車で、スイフト工業製造・警察純正の千鳥)。趣味は、ギャンブル(特に競馬、他にも競輪・競艇・パチンコ・麻雀・totoくじ等)や飲酒(ポリバケツ一杯分を一気飲み出来るほどである)、プラモデルにゲーム全般(テレビゲームやコンピューターゲーム、サバイバルゲームやトランプゲームなど)やスポーツ全般(特に野球・剣道。しかし初期の頃には「わしは野球を全く知らない」とのセリフもあった)、将棋、アダルトビデオ鑑賞などと非常に多趣味である(新し物好きな性格がその原因と考えられる)。また俗に言う女遊びも好むようで、キャバレーなどに通っているシーンもかなり見られる。タバコに関しては昔はかなりのヘビースモーカー(銘柄はハイライト、セブンスター、マイルドセブンの3種がほとんど)だったが、34巻『煙はEなもの!?の巻』で大原からの強い薦めと中川が両津を禁煙させるために雇ったボディーガードとの逃走戦の際に作った手製煙草(原料は雑草)で体調を崩しそれにより完全に禁煙した(少年誌で喫煙を肯定するのは好ましくないから、という事情もある。実際この頃他の少年誌でもタバコ表現への規制を伺わせる描写が多く見られた。尚この話において作者が突然登場し、喫煙に関して皮肉めいたコメントをしている)。また後にタバコはとうの昔にやめたと言う旨の発言もある。本田や中川らを含めて誰もタバコは吸わない。葛飾署でタバコを吸うのは戸塚金次と後流悟十三(ごるご じゅうぞう)などの一部の署員だけである。大変な酒豪で知り合いの上棟式で酒を樽ごと飲んだり、花見ではドラム缶で飲んだり、地酒500本を一晩で飲み干しても全く酔わない(そして飲み干した後に口直しとして酒を飲んだ)。その酒豪さから「ウィキペディアで酔っ払いを検索したり項目を表示すると一番上に先輩(両津)の名前が出てくる」や「ツイッターで世界中の酔っ払い10億人をフォローしている」と中川や麗子に言われた事もある。将棋も得意で本将棋は中川・麗子・寺井・本田よりは強く、また中川・麗子・寺井の3人を相手に目隠し将棋と目隠しチェスで同時対戦して勝ったことがある。ただし大原や纏一家、御堂春には腕が劣るが(特に檸檬には10枚落ちのハンデがつけられても負けた)、目隠し将棋は大原とほぼ互角(最初の対戦では負かした)で、駒の数を4倍にした「大々将棋」や、3秒以内に打つ早打ち将棋は大原よりも両津のが上。軍人将棋ではプロを相手に勝ち続け遂に七冠王を獲得した。なお、それぞれの趣味の腕前については「自分はパチプロである」、「ゲームをプログラムの段階で遊ぶ」などの発言があり「プロ」となりうる物であるようである。ゲームに関してはテレビテニスの頃からやっており、ゲームとともに歩んできたと言っても過言ではない。人間代表としてコンピュータ「ジーザス」と戦ったこともある。アーケードゲーム「ドンキーコング」の筐体を60万円で購入したこともある。なお、1987年当時で3,000本ものゲームソフトを、105巻『やったぜ!ゲーム化の巻』当時で40種類以上の家庭用ゲーム機を購入した事も判明している。全てのゲームは意外とプロゲーマー級の強さだが、但し対戦型格闘ゲームでは左近寺竜之介に全く歯が立たず負けている。また、他人にゲームを勧める事もあり、格闘ゲーム一筋だった左近寺竜之介に恋愛ゲームを勧めて(実際は本田にやる為に作った『どきどきメモリアル』(『ときめきメモリアル』のパロディー)の裏技ビデオが左近寺にやる格闘ゲームの裏技ビデオの中に混じっていたのを誤って再生させ、興味を示した)オタク化させている。ゲーム好きであるため、ちょくちょく秋葉原に行く。また手先が器用であり、麗子に教えてもらった編み物やビーズワークスのような主に女性がやるようなことも得意で婦警達を驚かせた事もある。ただし後述するがプラモデルが趣味という事を考えればそんなに不思議ではないともいえる。その器用さもあってか、他人の技術のモノマネはバイオリンをプロ並みの技術を持つ麗子・中川に素晴らしいと言わしめたほどに真似したり、大原への誕生日プレゼントとして派出所メンバーで購入した70万円相当(アニメでは100万円)の日本刀を不注意で折ってしまったためその代わりに自作したところ、大原の鑑定によると200万円(アニメでは1,000万円)以上の価値の品が出来たなど天才のレベルに達している(ただし、大抵は一度限りで失われてしまう)。音楽は演歌が好きで、特に春日八郎の大ファンである(新宿コマスタジアムのコンサートに足を運んだり、サインも貰ったりしている。また、「春日の曲はすべて歌える」と言っている)。その他太田裕美、北島三郎、飯田久彦、都はるみ、殿様キングス、甲斐バンド、藤山一郎の「影を慕いて」、近江俊郎の「湯の町エレジー」、などをよく聞いており、その他に歌える歌手としては泉谷しげる、高石友也、なぎら健壱、加川良、高田渡、三上寛、岡林信康などのフォークソング歌手や月亭可朝のようなコミックソングの歌手を挙げている。また軍歌も歌えるようで、チャーリー小林のコンサートで本人到着までのつなぎとしてステージで「ラバウル小唄」「満州行進曲」などを歌ったり、大原とともに軍歌メドレーを熱唱したこともある。その他、「コン・バトラーVのテーマ」や「破裏拳ポリマー」のようなアニメソングや、世間一般でマイナーなC級ソングにも詳しい。芸能に関しては連載初期の頃は知識が乏しく、一般には有名人でも全く知らず、中川に「タレントに関して3人くらいしか知らない」と言われたり、チャーリー小林に「芸能知識はジェリー藤尾やダニー飯田とパラダイス・キング全盛の頃で止まっている」(=1960年代の頃)と言われたり、大人気コンビを見てビリーバンバンや中田ダイマル・ラケットなどの一昔前の有名人の名前を挙げて当人たちを困惑させたりしていた。2000年代後半以降は大原に最新のアイドルについての知識を完璧なまでにレクチャーできるほどになっているが、流しの歌手をやっていた時に若者からHysteric Blue、UA、SOPHIAなどの最新のポップスをリクエストされても全く歌えなかったので、最新の歌謡曲はやや疎い。シドニーオリンピックでは「缶蹴り」の種目に出場し金メダルを獲得した。また、警視庁の代表として「各官庁対抗体力選手権」(フジテレビの番組)、「全国警察キャラクター選手権」などでトップに近い成績を残している。プラモオタクでもあり、本人曰く初期ガンダムから少なくともその当時の最新ガンダムまで知っているらしく、他にもガンプラを全種類作り上げている。また、恐竜や魚の骨の一つ一つまで丁寧に組み立ている(本人曰く「几帳面だから」)。非常に工作技術が優れているため、映画用のジオラマ制作を依頼された時には実物と見まがうばかりのリアルな12分の1スケール姫路城を作り上げた事もある。大原から模型製作の依頼を受けた時にはグレート・ハリーの帆船模型や法隆寺の五重塔といった木製模型も制作した事ある。しかしどちらの作品も完成時には地震によって帆船模型がバラバラに壊れたり、両津本人の不始末の原因で法隆寺の五重塔が炎上して炭になってしまった事もある。その広範な知識とプロ顔負けの技術をかわれて、葛飾区に新設された超芸術大学では学長の推薦によりプラモデル科の専任講師となり、戦車のプラモデル製作指導を行うだけでなく、戦車の歴史を(教科書無しで)講義したり、NHKのプラモ講座の番組にも出演している。アニメに関しても詳しい。昔はアニメの作り方さえ知らなかった(人形劇のようなものだと思っていた)ほどで、その後も懐かしアニメは分かるが最新のアニメは分からない描写(当時の最新OVA『電脳戦隊ヴギィ'ズ★エンジェル』を「新し過ぎる」として知らなかった)もあったが、次第に詳しくなったようで、1997年当時には本田から「アトムからエヴァまでどんな世代の人とも語れる」と評価されるまでになった。麗子曰く、1日20時間アニメを見ているらしい。特にミリタリー関係のアニメになると厳しい主観になり、「ガールズ&パンツァー」に対して「「パンツァー」はドイツ語だから本来なら「ガールズ&タンク」だろ」など色々主張した他、「艦これ」の際にも色々語っていた。父親の銀次に似て多数のアダルトビデオを所持しており、友人(中川曰くエロ友達)の藤田尾出男(茶店経営)からダビングしてもらうこともある。趣味の一つに競馬とあるように、ポケットサイズの短波ラジオ受信機を常時携帯し仕事で競馬場に行けない場合も勤務中にラジオで競馬実況を聞いている。「馬は男のロマン」と言っており、馬好きは本物で、実際に馬を買い(農耕馬とイギリスの「ダイアン」号)飼育したり、警視庁騎馬隊の馬16頭の面倒を一人でみていたこともある。その際、元競走馬だった馬の旧名(警視庁に移るに当たり、全く別の和名が付けられている)を両親の名前だけを見て全て当てて他隊員に驚かれていた。上述した缶蹴りを始め、ベーゴマやメンコ、釘刺し、鬼ごっこ、ケイドロなどの昔ながらの遊びも大得意である。麻雀も強い。ただしカードゲームには実力にムラがあり、トランプではスピードやうすのろは得意だが、神経衰弱や大富豪などでは中川や麗子に負ける場合が多い。花札も中川に負けている。百人一首は「坊主めくり」しか知らず、歌も全く覚えていなかったが(ただし歌人の名前と顔は覚えていた)、大原への対抗心から百人一首のパソコンゲームを自作してコンピューターと対戦したり、競技かるたの有段者とインターネット対戦をするなどして特訓し、中川や大原を全く寄せ付けないほどの実力(決まり字が読まれた途端に取れるほど)を身につけた。また、幼なじみの村瀬賢治や朝比奈隆にそれぞれベーゴマやメンコを教えていた経緯を持つ(特に賢治はベーゴマチャンピオンになれる程の腕前になった)。しかしベーゴマやメンコでは纏に全く歯が立たず負けており、逆に両津が纏からベーゴマを教わりそうになる事態となった。マニアックな知識も豊富で、特殊刑事課の非常勤「物知り刑事」に抜擢される。その例としてロボットアニメ『ガムダン』を分かりやすくまとめたものを全く知らない麗子に提供し、マニアとも対等に話せるレベルにして出版社の人間を感心させたり、鉄腕アトムやウルトラ兄弟さえ知らないほどだった植木警視正(両津の旧友)に特撮・懐かしのおもちゃなどについてレクチャーし、彼を懐かし物に関する総合商社の経営者にまでしている。だがまとめられるのはアニメや娯楽系のものに限られ、『罪と罰』や『戦争と平和』のような文学関連はまとめることが困難であり、さらに文学知識自体が乏しく、日本の作家で名前を知っているのは夏目漱石・芥川龍之介・太宰治・川端康成・三島由紀夫・谷崎潤一郎の6人だけである(作品を読んだことはない)。ただし一時、中川や麗子らの助けでトルストイやドストエフスキーなどのロシア文学については「もっともらしく聞こえる」程度の感想を述べられるまでになったことがあり、カセット文庫であればそれなりに聞き入れる。さらに自分の理論を説明するために尾崎紅葉の『金色夜叉』を話題に出したこともある。昆虫採集や昆虫の養殖も得意だが、『甲虫王者ムシキング』や政治・経済分野などに関しては非常に疎い。その他、父・銀次の影響により幼少のころから銀次と一緒に映画館や寄席に通っていたため、落語についてはネタが実演できる位詳しい。また、ルパン三世の物真似もそっくりと言われている。ただし映画好きでも洋画の字幕スーパーや重いストーリーの映画は苦手とする。G.I.ジョーやロボット類のアクションフィギュアや超合金、美少女もののガレージキットなど男向きのフィギュアのほか、リカちゃん、バービーといった女子向けの着せ替え人形の歴史や真贋鑑定の造詣も深い。さらに、「エロの達人」としてのファンからの評価も異常に高い。資格は多数取得している。その種類は、運転免許(第一種運転免許(アニメでは元々免許を所持していたようで、白鳥のF40を乗りこなしている)・第二種運転免許全て、いわゆるフルビット。ただし一度全て失効し再び全種取得)。現在は爆竜大佐から誕生日プレゼントとして譲渡されたM551シェリダン空挺戦車を自家用車代わりにしている他、高校時代には豚平、珍吉と共に中古のホンダ・N360およびN600を購入し所有していた時期があった。自家用操縦士免許、小型船舶操縦士免許、漁業免許、危険物取扱者(丙種・乙種1 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6類。なお、甲種に関しては当時受験資格制限があったため受験していないようで未取得)、気象予報士、中小企業診断士、秘書技能検定、宅地建物取引士、衛生管理者、ボイラー整備士、電気工事士、自動車整備士、潜水士、鉄骨製作管理技術者など多岐に渡っている。なお連載当初の設定では運転免許を所持しておらず、それにもかかわらず何度も車を運転し、そのたびに暴走や衝突事故など様々なトラブルを引き起こしていたが、のちに設定が変更され、運転免許を所持していることになった。本人は、雛のオス・メスを見分ける「初生雛鑑別士」の資格も取る予定らしい(但し実際の受験に必要な初生雛鑑別師養成所の入所には25歳以下という制限があり、30代の両津には入所資格は無い)。少年ジャンプ2010年3月22日号では溶接・クレーン技師・発破解体等、50種類の工事作業資格を生かして母が病気で寝たきりな上、交通事故で入院した両津の幼馴染みの友人の代役で東京スカイツリーの建設に携わる。現場を的確に仕切る様から「両津隊長」と呼ばれ、500名近くいる現場関係者のほとんどが両津の名前を知っている。その後両津はそれらの給料をその友人の為に全額振込んでおり、大原も「あいつ…金儲け以外でも働くとは…」と思わず感涙した。またその豊富な資格から商店街のメンバーに借金返済のために部長公認で働くことになった際もその仕事探しに苦労はしていなかった。また、儲かるバイトがあると知るとたとえ自分の知らない仕事だろうと頭脳系の仕事だろうと始めてしまうことがよくある(バイトが決まってからその内容を尋ねたこともある)。なお、パチンコでもパチプロとしても生活できるほどの実力がある(所持金3円で玉を1個だけ買って最終的に52万7235個まで増やしたこともある)。ただしたまに負ける時もある。19巻『くるい咲き!?の巻』では警視総監賞を受賞している。作品の中では独力もしくは多少の中川の援助で多数の事業を興している。具体的にはポケベル、日本酒、石鹸、鯉、テレビ番組、ラジオ番組、ケーキ、動物プロダクション、老人音楽プロダクション、アイドルファンクラブ、占い、プラモデル、OS、パソコン、地域通貨、警備会社、都市型リゾート、気球やはしご車によるデリバリーサービスなど多種多様である。事業成功の要因として、まず経営コンサルタントとして類い稀な才能を持っていて、客の入らない店や潰れかけた店を大繁盛店に導いていたり自らイベントを開催し大成功させたりしている。また誰とでも仲良くなれる性格から、営業マンとしても類稀な才能を持っていて(本来は禁止されているが)アルバイトでトップセールスマンになったことも度々ある。更に知人の露天商がやる気を見せなかったので、手本で露天販売をしたところわずか数分で黒山の人だかりになったことや、大原から縁起物の熊手を買ってくるように頼まれたさい、露店全部の熊手を売り切りる代わりに、50万円の熊手を5万円にまけるように露天商と交渉し、一日で全部売り切り約束通り5万円で手に入れたことがある。加えて上記のように理系知識を多く持っていることから技術者として高い才能を持っていたためと見られる。ちなみに(一見すると不似合いだが)麗子曰く「ナンバー1ホストは無理だが、豊富な知識と話術だけでナンバー2ホストとしても稼いでいける」と評されている。これも両津が社交的で話題豊富であり、なおかつ大の酒豪であることからもうかがい知ることができる。そのため一時的に億単位の莫大な利益を発生させることもしばしばだが、自身の欲深さから調子に乗りすぎて大損害を発生させ、中川やその他の事業パートナーにも金銭的悪影響を与えることも多くある上、稼いだ金で中川達からの借金を返そうという選択すら思いつく様子がない(しかし、中川にニセの委任書を書かせて財閥の社長になりすまし1兆円の被害を出し香港に逃亡した際、ビル不動産経営で多額の利益を上げテレビ出演した際「ジャパンのナカガワくんにちょっと悪いことした。もうちょっとで返すアルヨ」と、一応弁償しようとはし

出典:wikipedia

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