安定区(あんてい-く)は台湾台南市に位置する市轄区。安定区は台南市南西部に位置し、北は麻豆区、西港区と、東は善化区、新市区と、西は西港区と、南は安南区とそれぞれ接している。嘉南平原に位置しているため地勢は平坦であり、丘陵地は存在していない。曽文渓が郷内北部を流れ東高西低の地勢を形成している。安定区は古くは平埔族西拉雅族直加弄社(Tackalan)の居中地であり、「タカラン」とは西拉雅族語で「港」を表す言葉の通り台江内海に面した小さい港が設けられていた。鄭成功の時代より漢人の入植が進み「永定里」と称されるようになり、清による統治初期に「安定里」と改称された。1823年、曽文渓の氾濫により河道が変更されると、大量の土砂が流入し陸化が進み、港湾としての機能を失い農村へと転換した。1920年の台湾地方改制の際、この地に「安定庄」が設けられ台南州新化郡の管轄とされた。戦後に台南県安定郷と改編、2010年12月25日の台南県の台南市編入にあわせて安定区と改称され現在に至る。
出典:wikipedia
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