『新・花のあすか組!』(しんはなのあすかぐみ)は高口里純による日本の漫画作品である。『花のあすか組!』の続編にあたる。2012年7月20日より、個人向け電子書籍作成サービス「パブー」にて、未完に終わった『新・花のあすか組!』の続きが『花のあすか組! プラチナ 1』と題され、10ページの実験的な試みとして無料公開された。2012年8月31日から公開された第2回の『花のあすか組! プラチナ 2』以降は有料となる。なお『花のあすか組! プラチナ』の正式名称は『花のあすか組! プラチナ ネット学園ブラックスクール編』である。当初、四冊分の発行予定であった角川書店の臨時増刊雑誌「別冊あすか」に『花のあすか組!ver.2003』が連載されるも、「別冊あすか」は2号目で廃刊となり『花のあすか組!ver.2003』の連載は頓挫した。300ページ前後で完結の予定だった。数ヶ月後、祥伝社発行の「FEEL YOUNG」2003年10月号から『新・花のあすか組!』として『花のあすか組!ver.2003』の続きが連載される。「FEEL YOUNG」の連載で最終回に近づいていた時期に、ウェブコミック連載への移行が行われ連載が引き延ばしとなる。フィーヤン・ネットにおいて2008年10月より無料公開されているが、ウェブコミック連載での大量ページ長期間アップが行えない事により打ち切りとなった。ウェブコミック連載でのアップ可能なページ数では引き延ばしたストーリーの収拾がつかないため、未完として終了した。2008年6月7日発売「FEEL YOUNG」7月号に掲載の第58話までが雑誌連載であり、2008年10月24日「フィーヤン・ネットWEBコミック&コラム」配信の第59話よりウェブ連載である。2009年5月16日、第63話をもって連載終了となった。コミックスは同社のフィールコミックスより全8巻刊行されている。また、角川書店「月刊Asuka」誌に掲載された『花のあすか組!』の再刊も、同レーベルで行われた(『蘭塾編』上中下巻)。文庫版『花のあすか組!』の新装版文庫も祥伝社より行われた。アメリカから帰ってきたあすかに、ミコが花園神社に記された「蛇頭」のマーキングを見せに来た。マーキングの被害は、ミコ、姫、あすか、水、桐生、「薔薇の宮」にも及び始める。そして「蛇頭」のマーキングはいたる所で目に付くようになった。マーキングは千代田区の全中裏構成員による所業で、「摂政」による、あすかと寧々との戦いの下準備だった。「蛇頭」のマーキングだけは、裏で「摂政」と手を組んだ最首の一味による霍乱だった。「マリー」と寧々が、側近“左”の位置の候補者となり、競い合う。側近“左”の位置に座する条件は、九楽あすかを超えるか、あるいは倒すこと。寧々は千代田区の兵隊にマーキングを記した対象を襲わせる。あすかは桐生に千代田区以外のエリアマスターの招集を頼み、集まったエリアマスター達に、千代田区と招集に応じなかったエリアマスターの地区を叩くことを指示。全中裏への反乱となる為、あすかに協力するエリアマスターは引退を前提として行動を起こす。あすかは“赤鬼”を奇襲し、エリアマスター達の争いに乱入させるよう仕向ける。桐生の招集に応えなかったエリアマスター達には、事前に寧々から「九楽あすかを倒す法」を聞かされていた。それぞれのエリアマスター達が、あすかを倒そうとして来る。寧々はエリアマスター達を自分の思惑通りに動かし、あすかを倒させる事で「側近“左”の位置の競い合い」における自分の手柄とするつもりでいた。あすかは協力するエリアマスター全員を、ケータイバトルフィールドのあるシブヤへ集結させた。シブヤには、ビルの地下のケータイバトルフィールドの中の、あすか、世利奈、キホと、そのビル周辺に集結した、あすかに協力するエリアマスター達とその兵隊が集う。そのビルの屋上に“赤鬼”が現れ、“赤鬼”の合図でシブヤ周辺に停電が起きる。そして“赤鬼”配下の「小鬼」の集団が、あすかとエリアマスター達に攻撃を始める。両陣営が激突する中、脱出したあすか(実は九曜巴紋)、世利奈、キホ。3人の移動する所を追うようにして次々と停電し灯りが消えてゆく。“鬼”の仕掛けた「闇夜のカラス」という作戦だった。3人の行く手には、あすかを倒そうとするエリアマスターとその兵隊が待ち受けていた。寧々より、「闇の先にあすかが居る」と伝えられていたのだ。あすかを倒そうとする側のエリアマスター、あすかに掻き集められた協力する側のエリアマスター、双方のエリアマスター達とその兵隊は、両陣営がぶつかり合う場所に現れた、“赤鬼”と「小鬼」の集団に一網打尽にされる。あすかと“鬼”の目的は、両者共、エリアマスター達末端構成員への見せしめだった。互いの動向を見抜き合っていた、あすかと“鬼”は、暗黙の了解で連携し、エリアマスター達を叩いたのだった。側近“左”の位置を巡る争いは、手段を失った寧々の敗北宣言により幕を下ろした。当初HIBARIは「マリー」を側近“左”に据えるつもりでおり、あすかと「マリー」を競わせようとしていたが、「摂政」が、「マリー」と寧々との競い合いに構図を変えていたのだった。2009年4月25日より5月8日まで渋谷シアターTSUTAYAにて上映。高口里純の娘が、芸名「高口真々子」として水森奈々役を演じている。高口里純『新・花のあすか組!』〈祥伝社・FEELコミックス〉全8巻
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。