学校法人常葉学園により、1980年（昭和55年）に常葉学園大学として開学した。2013年4月、浜松大学、富士常葉大学との統合と同時に名称変更した。在校生の卒業とともに廃止される浜松大学、富士常葉大学と異なり、常葉学園大学は存続されており、そのため常葉学園大学の既存学部は、統合に際し、改めて課程認定の申請は受けていない。統合に伴う学部の認可にあたっては、統合によるスケールメリット、多様性、総合大学としての利点を活かした具体的な計画を策定。実行することや、同様の学部・学科が併存することで受験生が混乱しないよう、相違について理解されるよう、適切に周知するよう指摘された。常葉大学の常葉は、万葉集にある聖武天皇の御製「橘は実さへ 花さへ その葉さへ 枝に霜ふれど いや常葉の樹」に因んでいる。常葉大学は歴史学者、教育者で旧制静岡高等学校教授であった木宮泰彦が1946年に静岡浅間神社北回廊を仮校舎として創立した静岡女子高等学院を源流とする。2013年に常葉学園大学・浜松大学・富士常葉大学の3大学を統合し、10学部19学科1別科、5研究科7専攻を擁する静岡県内最大規模の総合大学となった。橘の木のつねに青々とした葉を象徴としている。常葉学園中学校・高等学校の校地に、老朽化した同校校舎建て替えに合せて整備された。静岡駅から徒歩15分の静岡市の中心地に新設された。旧浜松大学のキャンパス旧富士常葉大学のキャンパスであり、富士市総合運動公園の一角に位置する。校舎は、1990年（平成2年）に常葉学園短期大学が開学した当初からの1号館、2000年（平成12年）四年制大学に改組された時に新設された2号館、2005年（平成17年）保育学部設置に向けて建設された3号館からなる。授業時間に合わせて富士駅、新富士駅、富士宮駅からシャトルバスが運行されている。

出典:wikipedia