LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

アナザー・マインド

『アナザー・マインド』 ("Another Mind") は、1998年11月12日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたプレイステーション用ゲームソフト。他人の意識の中に入り込んでしまった記憶喪失の男性・真野と、彼の「宿主」となった少女・瞳が、さまざまなトラブルに襲われつつもそれらを協力して切り抜け、事態の真相を探るというアドベンチャーゲーム。全9章で、プレイ時間はおよそ5~10時間。全体としては一本道の流れだが、ゲームオーバーも含め、章内部には数多くの分岐が存在する。作中では一貫して、上記の真野のことを「プレイヤー」、瞳のことを「主人公」と呼んでいる。これは本作が、通常とは違った「プレイヤー≠主人公」というスタイルのゲームであることを示す。プレイヤー=真野は肉体を持たず、主人公=瞳の精神に間借りしている存在にすぎない。それゆえ、プレイヤーがあることをしたいと思っても、まずはそれを瞳に伝えなければならない(対話方法については#システムで詳説する)。瞳も自分の意思を持った存在であるため、常にプレイヤーの考えが通るとは限らない。さらに、ゲーム中には「信頼度」「好感度」「おちゃめ度」なる隠しパラメータが存在し、これらはプレイヤーの瞳に対する反応によって変動していく。すなわち、瞳に適切なアドバイスをすれば「信頼度」が、親身になって接すれば「好感度」が、ふざけた対応をすれば「おちゃめ度」が上昇するのである(逆もまたしかり)。そして、これらのパラメータによって、同じ局面でも瞳の態度が変わってくることが少なくない。例えば「信頼度」が低ければ、たとえプレイヤーが現在直面している問題の解決策を思い至っても、瞳に話すら聞いてもらえないということもある。本作は実写作品であり、伊藤かずえ、筧利夫、高知東生、山下真司といった俳優陣が出演している。しかし、作品のボリューム自体が比較的小さめであること、俳優が直接画面に登場するのは全画面のムービーをはじめとする重要なシーンのみで、その他の場面では背景写真上のフェイスウィンドウ内にループムービーが流れるという形をとっている。それでもクランクインからクランクアップまでは3週間掛かり、その間朝7時から夜10時まで隙間なく撮影が行われたという。公式サイト上で自ら指摘していたように、『アナザー・マインド』は、当時のスクウェアにとって異色の作品であった。まず、質の高いCGで知られる同社が、あえて実写を採用したこと。次に、ファイナルファンタジーシリーズの成功により大作RPGのメーカーと認識されて久しい同社が、既に主要ジャンルとは呼べなくなっていたアドベンチャーゲームを作ったことである。ディレクターの小久保啓三は本作を通して描きたかったテーマが「自我」と「死」であり、それを再認識させるために、「簡単でとっつきやすいゲームであること、実写を使うことで、シームレスに実在のプレーヤーとゲームがつながっていけば」と語っている。このゲームは基本的に、瞳と他の登場人物の会話によって進行する。これにはプレイヤーは一切介入できない。しかし、瞳とプレイヤーは精神を共有しているため、心の中で対話をすることが可能。この対話イベントが発生すると、画面上に表示されている脳の形をかたどった「ニューロリンクインジケーター」が緑色に点灯する。対話イベント中は、単純に用意された選択肢を選ぶのではなく、下記のプロセスに沿ってプレイヤー自らが文を作ることで、コミュニケーションを行うのである(これは説明のために創作した、作中には存在しない文である)。このようにして作られた文に対して瞳が反応を返し、プレイヤーがさらに文を作ってそれに応じるというやりとりが対話の終了まで繰り返されることになる。ただし,ゲーム中では4つのプロセスのうちいくつかが省略されることが多い。また、状況によっては文の作成に制限時間が設けられることもある。画面上のインジケーターが緑色のときは、強制的に対話が開始される。ただしインジケーターがオレンジ色のときは、対話を行うか否かはプレイヤーに委ねられている。×ボタンを押せば対話が開始され、○ボタンで文章を送ればそのまま物語が進行する。対話を行うかどうかによって後の展開が異なってくることがある。これは、ジャケット裏にも掲げられている正式なシステム名である。交通事故に遭って入院した瞳は、自分の中に真野と名乗る男の意識が存在することに気付く。だが彼は名前以外のほとんどの記憶を失っていた。やがて退院の日を迎えた瞳は、高校生として普段どおりの生活を送りつつ、「同居人」である真野の正体を探る試みを続ける。しかしその後、瞳は立て続けに奇妙な出来事に巻き込まれる。学園祭中止を要求する脅迫状、鄙びた温泉地で企まれる殺人計画、コンサート会場への爆弾テロ、果ては奇妙な屋敷で過ごす夢の世界まで……。その度に瞳は、解決の手掛かりとなる「ビジョン」を幻視する。彼女は「ビジョン」の力に加え、真野や仲間たちの助けも得て、事件を解き明かしていくのだった。やがて瞳は、双子の姉妹・玲と鈴に出会う。鈴は、他人の意識の中に入り込むことができる特異な力を持っていた。玲と鈴はかつて水難事故に遭って両親を失い、玲は助かったものの、鈴は一時意識不明の重体となっていた。その治療の過程で、桐原なる研究者が開発した手法により、鈴の意識のみが玲に移され、以来鈴はテレパシー能力を得たのだという。鈴は、桐原が瞳に会いたがっていると告げる。桐原は、真野について何かを知っているのだろうか? そして鈴が口にした「アナザー・マインド」なる言葉に秘められた謎とは……?

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。