横浜カントリークラブ(よこはまカントリークラブ)は、神奈川県横浜市保土ケ谷区にあるプライベート・ゴルフ場。 日本オープンゴルフ選手権競技をはじめ、日本ゴルフ協会(JGA)・関東ゴルフ連盟(KGA)の公式競技が多数開催された36ホールのメンバー制プライベート・ゴルフ場である。ゴルフコース設計は相山武夫。クラブハウス設計は日本近代建築の大家、谷口吉郎博士の設計。施工は大成建設。自然の地形を生かした戦略設計型のコースで、東コースはベント1グリーン・電磁乗用カート・キャディ付、西コースについてはベント1グリーン・キャディ付。西コースでは、1978年に第43回日本オープンゴルフ選手権競技、2012年に第45回日本女子オープンゴルフ選手権競技が開催されたほか、2018年に第83回日本オープンゴルフ選手権競技の開催が予定されている。JR東戸塚駅西口至近の33万坪敷地内にゴルフ場のほか、外部向けゴルフ練習場、テニスクラブ、サッカーグラウンドを運営している。アクセスは自動車利用の場合、都心から20~40分、横浜市内主要部から20分、JR東戸塚駅から5分。1958年当時の横浜市保土ヶ谷区は芝の一大生産地であった。そこに目を付けたのが東京都大田区で石油製品製造メーカーと六郷ゴルフ倶楽部を経営していた相山武夫である。当時、六郷ゴルフ倶楽部は台風シーズンになるとゴルフコース復旧のための芝を保土ヶ谷の芝生産地、生産者から調達しており、このため、度々当地を訪れていた相山はこの緑豊かな丘陵地にゴルフコースとしての適性を見出してコースの建設を決意した。そして1958年11月、横浜カントリークラブの経営会社横浜国際ゴルフ倶楽部を設立し、1959年6月になると造成に着手した。コース基本設計は相山自身が行い竹村秀夫が協力、同年9月には初代クラブハウスの建設を開始した。その後1960年8月に当初9ホールで開場、1961年には9ホールを追加し東コースが完成、1963年になると新たに西コース9ホールを追加、さらに1964年、西コースに9ホールを追加して西コースが完成し、東西36ホールを擁する現在の姿になった。その後、現在に至るまで、コースの戦略性向上を目的とし数度の大規模改修が行われている(西コース高低差解消改修〔1988年〕、開場40周年の東コースベント1グリーン化改修〔2000年〕、同50周年の東アウトコース全域の高低差解消改修〔2010年〕等)。また、2015年には米国のゴルフコース設計事務所クーア&クレンショー設計による西コース近代化改修に着手している(引用・参考:ゴルフマネジメント2013年9月号)。2013年、東京での2020年夏季オリンピック開催が決定し(2020年東京五輪)、2016年のリオデジャネイロオリンピックから五輪正式種目になっているゴルフ会場の候補地として同地が検討された。結局、霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県川越市)を正式会場とした上で、同クラブはそれに次ぐ第2候補になった。
出典:wikipedia
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