名古屋市公会堂（なごやしこうかいどう）とは、愛知県名古屋市昭和区にある施設である。名古屋市公会堂条例に則って設置される。管理運営は従来は名古屋市文化振興事業団が行っていたが、2010年4月1日付で愛知県舞台運営事業協同組合が指定管理者となっていた。2014年4月からはKNS（共立・名古屋共立・サンエイ）共同事業体が指定管理者となっている。各階にそれぞれホールを持ち、コンサート会場やボクシング等の試合会場として利用されている。2017年4月1日~2019年3月31日改修工事のため休館予定。昭和天皇御成婚を記念する事業として、1927年4月に起工。1930年9月に完成し、同年10月に開館した。第二次世界大戦中は、高射第二師団司令部として利用された。戦後はGHQに接収され、1956年まで連合軍兵士専用劇場として使用された。1989年11月には名古屋市都市景観重要建築物に指定されている。年末年始を中心とした時期に、LED照明を利用したライトアップが行われている。

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