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バンダースナッチ

バンダースナッチ(Bandersnatch)とは、ルイス・キャロルの詩『ジャバウォックの詩』と『スナーク狩り』で言及される架空の生物である。キャロルの詩の中では、バンダースナッチの姿形や大きさについては説明されていない。また、バンダースナッチというのがフェニックスのような一体の生物のみに与えられている名前なのか、それとも一群の種に与えられた名前なのかも記述されていない。『ジャバウォックの詩』の中でバンダースナッチに関する唯一の記述は、主人公に与えられた「燻(いぶ)り狂えるバンダースナッチに近寄るべからず(shun the frumious Bandersnatch.)」という一言のみである。バンダースナッチは『ジャバウォックの詩』の中では実際には姿を見せない。この為に、バンダースナッチの正確な大きさや性質は不明確なままである。しかしながら、『ジャバウォックの詩』が収録されている『鏡の国のアリス』の他の部分では、バンダースナッチが非常に素早い生物であり、複数の生物を指す名詞である事が(直接にではないが)、白のキングによってほのめかされる。「よいか、一分間というやつは恐ろしく素早く過ぎるでな。まだ一匹のバンダースナッチを押しとどめる方が楽じゃろうよ!(You see, a minute goes by so fearfully quick. You might as well try to stop a Bandersnatch!)」。「燻り狂っていない」バンダースナッチも存在するのか、存在するのならばそれらのバンダースナッチには安全に接する事が出来るのかは記述されておらず、単に詩の主人公は燻り狂ったバンダースナッチのみを避けるように命じられる。更に、「燻り狂った(frumious)」という単語は、単なる形容詞にとどまらず、バンダースナッチの本質的な性質を記述するためにバンダースナッチに対してのみ用いられる形容詞である。「燻り狂った(frumious)」は、「怒り狂った(furious)」と「燻った(fuming)」を組み合わせたかばん語である。幸いなことに、キャロルは『スナーク狩り』でバンダースナッチの形状や性質に対する幾つかの疑問に対して回答を示している。バンダースナッチとの遭遇の場面で、バンダースナッチは素早く動き、長く伸ばせる頚部と、獲物を捕らえるための燻り狂った顎(frumious jaws)を持っている事が記される。作中のバンダースナッチは、この顎で銀行家(バンカー)を捕らえようと試みる。ラリー・ニーヴンのSF小説『ノウンスペースシリーズ』では、高重力惑星ジンクスで発見された巨大なナメクジのような生物に、さしあたっての種と属名として「おどろしきバンダースナッチ(Frumious bandersnatch) 」が与えられている。また、このシリーズにおけるバンダースナッチの複数形は「bandersnatchii」である。

出典:wikipedia

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