名草山（なぐさやま）は、和歌山県和歌山市にある山である。標高228.7m。山の中腹には西国三十三所第2番札所である紀三井寺がある。名水もあり、湧水である三井水（吉祥水・清浄水・楊柳水）は、「名水百選」に選ばれている。海南市方面から遠望すると、漢字の山に見える。内原側から登ると乃木将軍の石碑を見ることができる。注意：少し前の地形図や道路地図に載っている紀三井寺から山頂への車道は、かつて頻発した山火事から紀三井寺の文化財などを守るために、ふもとの出入り口には車止めがあり、道路敷に大仏殿が新設され、さらには紀三井寺の境内の石段との交差点にも立ち入り禁止の看板や柵が設置され、そこから山へ登る区間の道も、他の登山道との合流地点までは放棄され、藪などが茂って歩行者の通り抜けも困難な状態であるので、別の登山道を利用する必要がある。

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