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ヴィローチャナ

ヴィローチャナ (Virocana) は、インド神話や仏教説話で古くから、アスラ(阿修羅)族の王とされる。ヴィローチャナはアスラ王ヒラニヤカシプの孫にあたり、プラフラーダの子である。アスラ王バリの父である。ダイティヤ族のアスラである。『チャーンドーギア・ウパニシャッド』第8章において、デーヴァ神群の王インドラ(帝釈天)、アスラ族の王ヴィローチャナが「本当のアートマン(自我)とは何か」という真理を求め創造主(プラジャーパティ)の元を訪れたとある。その奥義を得てヴィローチャナは満足し、アスラたちに伝えたという。ヴィローチャナとインドラがプラジャーパティに聞いた真理とは「美しい飾りをつけ、水や鏡に映る身像、それこそ自我であり、梵(宇宙の真理)である」というものであったという。ヴィローチャナはこれを聞いて満足して帰ったという。しかし、インドラはこの嘘(盲目の人は水面の姿を見ることができないではないか)に気がつきプラジャーパティの元に戻りさらにたずねさらにプラジャーパティに質問すると、プラジャーパティは「そうだ」と言い、それを聞いたインドラはさらにプラジャーパティの元で修行して真理を得たという。仏典では『サンユッタ・ニカーヤ』11篇第一章第八節「阿修羅の主であるヴィローチャナ(あるいは目的)」に登場しており、対応する求那跋陀羅訳『雑阿含経』の漢文(一一一九)では「鞞盧闍那子婆稚阿修羅王」と表記される。この経典には釈迦の前でサッカ(帝釈天)と対話するシーンが収められている。帝釈天が「怒り狂う他人を静止するためには『耐え忍び、静かにしていること』だ」と言った。また「人は目的が達成まで努力せねばならぬ。目的が達成されたのならば耐え忍ぶことより優れたものはない」の言ったに対し、ヴィローチャナは「耐え忍ぶという部分に過失がある。これでは愚者はますます増長してしまう」と言ったという。さらに「一切の生き物は目的を目指して生まれたものであり、分に応じて努力が達成されたのならば、享楽は目的に応じて享受することが最高である。」とヴィローチャナが徳目を説いて付け加えて返した、という内容である。後にこのふたりの王は決戦に至る。天界軍率いるインドラはアスラ軍率いる王ヴィローチャナの戦車が壊れた時に隙を突いて殺し、勝利を得た。

出典:wikipedia

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