東西線(とうざいせん)は、北海道札幌市西区の宮の沢駅から同市厚別区の新さっぽろ駅までを結ぶ、札幌市営地下鉄の路線。中央のレールをまたいでゴムタイヤで走行する案内軌条式鉄道である。札幌市営地下鉄では駅数が最も多く、路線距離も最長である。車体及び路線図や乗り換え案内で使用されるラインカラーは「オレンジ」(橙: )。駅ナンバリングにおける路線記号はT。内容は2010年6月現在。札幌市厚別区に所在。ひばりが丘駅の南南西に位置し、本線からはかなり離れている。地上(屋内)にあり、出入庫線は大きくカーブして2か所で川を渡り(南北線のようなシェルター付きの橋が架かっている)、ひばりが丘駅の専用ホームを経て新さっぽろ駅側で本線に合流する。過去には、西車両基地に在籍する東豊線車両全ての大規模な検査と東西線車両全車の検査・留置を行っていたが、現在は東西線全車(24編成168両)の検査・留置のみとなった。ただし東豊線の新車両搬入と旧型車両廃車のための搬出が行われる事はある。ひばりが丘駅 - 東車両基地の約1.3km間はAVCという自動回送システムを用い、車両回送運転業務を東車両基地内信号扱所の管理により無人運転で行う。自動回送中、8000形車両の行先表示LEDには「自動回送」と表示される(6000形では、先頭車両に「自動回送」のランプが点灯していた)。2008年9月に本線で自動運転が再開されるまでの間、自動運転はしばらくこの出入庫線のみで行われていた。札幌市西区に所在。西28丁目駅と二十四軒駅の間に位置し、全ての施設が地下に置かれており、地上は駐車場と団地になっている。西28丁目駅から宮の沢駅方面に進むと、すぐに2本の出入庫線が分岐して本線と並行、やがて西側に施設の一部が見えてくる。車両搬入口や変電所等、基地の一部は本線の下を潜った先にある。二十四軒駅構内に職員用の出入口がある。1976年の開業当初は東西線全車の検査・留置を行っていたが、1982年に完成した東車両基地に機能を移転させた後、東豊線全車(20編成80両)の検査・留置施設として転用された。東西線は、西11丁目駅の大通駅側にある連絡線によって東豊線さっぽろ駅の大通駅側とつながっている。東豊線の車両はこの連絡線を経由して基地まで回送される。東豊線7000形・9000形車両は東西線内を走行できるが、パンタグラフ・天井機器の構造上(東豊線の方が低い)、東西線6000形車両は東豊線に進入することはできなかった。現在運用されている東西線8000形車両は東豊線も走行可能な構造になっているが、東豊線を走る認可を受けていないことや編成・ホーム構造の関係で現時点では不可能である。数値は2014年度、札幌市交通局調べ。当路線の収支は以下の通り。収入には営業外収益、支出には人件費、経費、減価償却費、営業外費用を含む。宮の沢駅行き始発が南郷7丁目駅発のほかは、全列車が全線通しの運転である。日中は7 - 8分間隔、朝ラッシュ時は4 - 5分間隔、夕ラッシュ時は5 - 6分間隔で運転されている。2009年7月13日始発より導入開始。南北線同様に「女性専用車」と呼ばず、「女性と子どもの安心車両」という名称である。乗車できるのは「女性」「小学校6年生以下の男児」「身障者および身障者の介護人」となっているがあくまでも任意であり、強制力はない。対象時間は南北線同様、平日ダイヤの始発から9時までの全区間(9時をもって一斉解除)。該当する車両は、宮の沢方面・新さっぽろ方面ともに編成の中央に当たる「4号車」である(乗車位置番号は10・11・12番)。全駅が北海道札幌市内に所在。全線地下。※距離起点は、琴似駅にある。札幌市営地下鉄では、乗客の列車との接触・線路への転落を防ぐとともに、将来のワンマン運転に対応させるため、東京・大阪・横浜・福岡などの地下鉄で既に採用されているホームドア(札幌市交通局では「可動式ホーム柵」と呼ぶ)を各線に設置することを決定した。東西線では2008年2月に南郷7丁目駅の中線で先行設置。5月より稼働開始し、9月より新さっぽろ駅側から順に各駅で本格的な設置工事を開始。以後は設置が完了した駅から順次稼働させていった。2009年3月3日の宮の沢駅を以って東西線全駅への設置が完了し、あわせて4月1日始発からワンマン運転が開始された。扉の開閉時にはランプが点灯するとともに、開扉時はチャイムが、閉扉時にはアラームが鳴るが、その時にセンサーが障害物を感知した際には警告ブザーが鳴る。ホーム柵は三菱電機製で、同社のエレベーターの『気配りアナウンス』用チャイム、強制戸閉・開延長終了用アラーム、満員警告・戸開時センサー感知用ブザーを使用している(同じく同社製である名古屋市営地下鉄上飯田線のものと一緒の音色)。
出典:wikipedia
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