『B-WINGS』は、データイーストから1984年に稼動されたアーケードゲームであり、ジャンルは縦スクロールのシューティングゲーム。1986年にファミリーコンピュータに移植された。日本国内での一般的な呼称は「ビー・ウィング」。なお。ファミコン版では「B-ウィング」とも表記されている。タイトルのBはBattleの意味である。自機FX-1(メイン・ファイター)を操り、自機のパワーアップパーツとしての各種WINGを装着して戦いを有利に進め、各ステージの最後に待ち構えるゴブナスと呼ばれる重機動要塞を破壊して行く。8方向レバーと2つのボタンを用いて操作する。レバーで自機の移動、ボタン1で攻撃、ボタン2はウイング装着時はウイング解除、非装着時は低空へ降下する。自機を横方向へ操作すると、背景はつられて無限にスクロールする。上下2階層の構成となっている。自機は通常は上空におり、ウイングを装着していないときにボタン2を押すことで低空へ降下する。低空への降下時には上空の敵機や弾、障害物からは無敵となる。低空にいる際は、低空の敵機や背景と衝突するとミスとなる。低空への降下を行うと一定時間経過後に強制的に上空に戻る。低空にいる時も攻撃する事は可能。アーケード版は全45ステージ、FC版は全30ステージ構成。同社の『ザビガ』と同じ敵が一種類のみだが登場するため、『ザビガ』の続編とする雑誌記事もあった。自機の攻撃方法を変化させるパーツとして以下の8種のウイングがあり、1ステージにつき2つ用意される。ウイングを運ぶ輸送機2機を破壊することで、自機にウイングを装着できる状態となる。5-8、13-16、21-24、29-32、37-40、45の各ステージ1つめのウイングは5種類(特殊ウイング4種と強化ウイング1種)から選択できる。それ以外は出現するウイングが予め決まっている。概ね攻略に有利となるようなウイングが現れるが、必ずしもそのウイングを装着しなくてもゲームを進行できる。ただし、横からしか攻撃できない位置に弱点が付いているゴブナスはS-WINGかV-WING、M-WINGが、また弱点が囲まれているゴブナスにはJ-WINGがないと倒すのは至難であり、これらのボス攻略に失敗すると、攻略用のウイングが取得できる段階からの再スタートとなる。アーケード版からの移植だが、ウイング設定の違いに留まらず、敵機・ボス機のデザイン、攻撃パターン・スクロール速度の低下など、アーケード版とは内容が大きく異なる。また、ノリの良いBGMの追加、アーケード版は単発だったメインショットの連射性の向上、金色に光る空中浮遊物やゴブナスの金属的な質感をはじめとした画面のきらびやかな雰囲気、ステージにより生物型のボスが現れる演出があった。前述の隠しウイング3種類をはじめとして、ワープやバリアなどの隠し要素がいくつか盛り込まれていた。エンディングでは、当時の時勢を意識してか「これからの君の使命は勉強だ」「いじめはだめだよ」(実際の画面ではローマ字で表示される)とゲームを遊びすぎる子供に対しての戒めのメッセージも見られる。2010年4月27日よりプロジェクトEGGにて配信開始。宇宙防衛軍により開発された多目的戦闘機、通称"B-WING"ことFX-1。Fは戦闘機(ファイター)、X-1は試作機1号機の略(メイン・ファイターとも呼ぶ)。オプションパーツであるWINGを装備することで多彩な攻撃能力を発揮できる機体である。試験飛行の日、1種類のWINGを装備したFX-1にエリートパイロットの"テレオ・ラ・コース"が搭乗する。テストの結果はおおむね高評価。しかし帰還したテレオを待っていたのは何者かに襲撃され壊滅した基地だった。他のWINGも全て奪われていた。残されたメッセージは「ゴブナス」という名前のみ。WING奪還のためテレオはFX-1でゴブナスに立ち向かう。FC版では地上の敵が存在しないためG-WINGが削除され、代わって追加された3種類のウイングが選択できるようになった。他にも特定のステージで、特定の障害物を破壊すると出現する隠しウイングが存在する。基本10種類と隠し3種類で、計13種類となっている。ステージ1,5,9…の4の倍数+1ステージでは開始前にウイングセレクトができる。しかし前述の隠しウイングについては持ち越しができない。例としてステージ2で入手したSS-WING、もしくはステージ4で入手したAH-WINGはウイングセレクトができるステージ5開始時には無くなってしまう。FC版ではAC版に無い隠しアイテムがあり、取得することでパワーアップしたり、1UPするなどの要素がある。空中敵機はノースを除き、8機で1編隊となっている。各ステージ最後に登場するボス敵。それぞれ特徴があり、中には特定のウイングを装備していないと撃破不可能なゴブナスもいる。AC版におけるゴブナスは弱点部のコアに攻撃を当てれば1発で撃破できるが、FC版では耐久力という概念があり、コアに数十発ヒットさせないと撃破できない。以下FC版における名称と特徴を記載。生物系以外のゴブナスは色でダメージの度合いがわかるようになっている。通常は黄→緑→青→紫→赤の順で、耐久力の低いゴブナスは黄→赤となる場合もある。1面と最終面以外のゴブナスは3 - 4回登場する。
出典:wikipedia
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