西鉄香椎花園(にしてつかしいかえん)は、福岡県福岡市東区香住ヶ丘七丁目2番1号に位置する遊園地。西日本鉄道(西鉄)が運営し、一般には平仮名で「かしいかえん」と表記される。「花の遊園地」を称し、園内には花が絶えない。殊に5月上旬には、全長90mあるバラのトンネルを見ることができる。どちらかといえば、家族連れや小さな子供向けの遊園地である。1938年(昭和13年)に当時の博多湾鉄道汽船が「香椎チューリップ園」として開園した。太平洋戦争中に閉鎖され従業員の食糧自給のための農園に転用されたが、1956年(昭和31年)に「香椎花園」として改めて開園した。1986年度の56万8000人をピークに年間入場者数の減少が続き2007年度には24万4000人まで減少し、2000年代の収支は年間約1億円の赤字で推移していた。このため、てこ入れ策として2008年(平成20年)12月31日から2009年(平成21年)3月6日まで休園して改装工事を実施し、翌3月7日から、新しく『かしいかえんシルバニアガーデン』としてリニューアルオープンした。「シルバニアガーデン」は、森の動物たちをテーマにしたエポック社のオリジナルキャラクター『シルバニアファミリー』のテーマパークである。同キャラクターのテーマパークは静岡県裾野市にある遊園地『ぐりんぱ』(富士急行が運営)内にある『シルバニアビレッジ』に次いで日本国内2カ所目の導入で、西日本では初めてとなる。また、シルバニアファミリーの他に、催事館内には東映が運営する、スーパー戦隊シリーズや平成仮面ライダーシリーズのテーマパーク『ヒーローチャレンジパーク』も新たに導入された。これは九州の遊園地では初めてである。同「ヒーローチャレンジパーク」は2011年3月5日から『スーパーヒーローアスレチックランド』にリニューアルされている。「シルバニアガーデン」開園後、毎年3月頃に園内で行われているシルバニアファミリーショーの演目内容が更新されたり、園内遊具の更新が行われている。また、シルバニアガーデンのオリジナルキャラクター「はなぞのウサギ」によるグリーティングやショーも定期的に開催され、地域の子供たちや大人にも親しまれている。2016年6月に、園全体をガーデニングデザイナーの石原和幸によるデザイン・監修でフラワーガーデン化し、シンボルの大観覧車の建て替え、西駐車場へのパークゴルフ場の新設等を行う事を発表した。それに伴い、2016年11月24日から2017年3月まで休園する予定。2012年7月13日から北九州線で使用されていた323形324と600形621を保存した「レトロ電車パーク」を設置している。土日祝日は有料で車内に入ることもできる。かつて福岡市内線で使用されていた200形201と1000形1001ABが1975年の同線大幅廃止後に保存されたが、老朽化が進み解体され現存しない。現在のシルバニアガーデンが出来る以前の「花の遊園地 かしいかえん」は2008年11月26日に西日本鉄道(株)からリニューアル工事の概要が発表され、以下の期間と内容でリニューアルが行われた。
出典:wikipedia
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