グレイヴ・アクセント ( ` ) は、ポルトガル語、フランス語、カタルーニャ語、イタリア語、ウェールズ語、ベトナム語など、おもにラテン文字を用いる言語の表記に用いられるアクセント符号で、ダイアクリティカルマークの一種。重アクセント、低アクセント、鈍アクセントとも。JIS X 0213の名称は、アクサングラーブ, グレーブアクセント。ギリシャ語は古典時代には高低アクセントを持ち、伝統的にグレーブアクセント( )で低い音を表した。現代ギリシャ語では用いられていない。国際音声記号でも声調記号として用いられるが、ベトナム語や拼音とは異なり、低平板を示す。アメリカの言語学界では音声記号として、声調だけではなく、第2強勢(やや弱い強勢)を示すのにも用いることがある。2011年現在、日本で発行されている英語の辞典や教科書などでも第2強勢を示す場合が多く、音声記号や英語での単語表記と組み合わせて用いられる。なお、国際音声記号では第2強勢を示す記号は[ˌ]である。ASCIIでは 60 が(何らかの具体的な文字ではなく、スペースをともなった)グレイヴ・アクセントであり、Unicodeでは U+0060 である。この符号位置は特に伝統的に(Unicode以前の時代において)、開きシングルクォーテーションマークが無かったために、コンピュータ等で代用として多用されている(いくつかの例を以下に述べる)。そのためバッククォート(back quote)や、ほかに英語ではbacktickとも呼ばれる。いずれも正規の(開き)シングル/ダブルクォーテーションマークを使える環境では好ましい用法ではないことは確かだが、前述のように歴史的理由から現在でも多用されている。
出典:wikipedia
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