ロバート・ケヴィン・エイピアー(Robert Kevin Appier, 1967年12月6日 - )は、メジャーリーグベースボールの元選手。ポジションは投手。アメリカ合衆国カリフォルニア州ランカスター出身。ニックネームは「Ape」。1987年のMLBドラフトでカンザスシティ・ロイヤルズから1巡目(全体9位)に指名を受け入団。6月4日のカリフォルニア・エンゼルス戦でメジャーデビュー。しかし1勝4敗・防御率9.14と結果を残せず、7月にマイナー降格となった。は当初敗戦処理的な起用だったが、6月から先発に定着。7月7日のデトロイト・タイガース戦では被安打1でメジャー初完投・初完封を記録。12勝8敗・防御率2.76の成績を残し、ルーキー・オブ・ザ・イヤーの投票では3位に入った。は13勝10敗・防御率3.42、自身初の200イニングを記録。は15勝8敗・防御率はロジャー・クレメンスに次ぐリーグ2位の2.46だった。はリーグ4位タイの18勝8敗・防御率2.56で最優秀防御率のタイトルを獲得。防御率はメジャー全体でも3位の好成績だった(1位はグレッグ・マダックスの2.36)。サイ・ヤング賞の投票では3位に入る。は1994年から1995年のMLBストライキの影響もあって7勝に留まった。は自身初のオールスターゲームに選出され、2番手で登板し2回を無失点に抑えた。同年は15勝を挙げ、は14勝11敗、キャリアハイの207奪三振を記録した。は援護がなく9勝13敗に終わったが、防御率は3.40、共にリーグ5位の235.2イニング・196奪三振を記録し、不動のエースとして君臨した。しかしは僅か3試合の登板で1勝2敗・防御率7.80に終わる。7月31日に1対3の交換トレードでオークランド・アスレティックスに移籍した。移籍後は7勝を挙げたが防御率は5.77と振るわず、シーズン通算で16勝14敗、キャリアワーストの防御率5.17に終わった。も防御率4.52、リーグワーストの102四球と今ひとつだったが、15勝を挙げてチームの地区優勝に貢献。自身初のポストシーズンとなったニューヨーク・ヤンキースとのディヴィジョンシリーズでは第2戦に先発したが敗戦投手となり、チームも2勝3敗で敗退した。オフにフリーエージェントとなり、12月11日にニューヨーク・メッツと契約した。は7月終了時点で5勝10敗だったが、その後6連勝を記録し、11勝10敗・防御率3.57と持ち直した。12月27日にモー・ヴォーンとの交換トレードでエンゼルスに移籍。は14勝12敗・防御率3.92を記録してチームのワイルドカード獲得に貢献。ポストシーズンでも勝利こそ付かなかったが好投し、球団創設以来初の、またリーグ史上初めてワイルドカードからのリーグ優勝を果たした。史上初のワイルドカード同士の対決となったサンフランシスコ・ジャイアンツとのワールドシリーズでも2試合に先発したが、防御率11.37と不調。チームは4勝3敗でジャイアンツを下し、初のシリーズ制覇を果たした。は不調で7月30日に解雇され、8月6日に古巣ロイヤルズと契約。移籍後も1勝に留まり、シーズン通算で8勝9敗・防御率5.40に終わる。は2試合に先発しただけでマイナー降格。11月17日に解雇さる。1月9日にシアトル・マリナーズと契約するが、6月2日に解雇され、現役引退。
出典:wikipedia
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