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石川五ェ門 (ルパン三世)

十三代目石川五ェ門(じゅうさんだいめ いしかわ ごえもん)は、モンキー・パンチの漫画作品およびそれを原作とするアニメ『ルパン三世』シリーズに登場する架空の人物。安土桃山時代の盗賊石川五右衛門から数えて第十三代の末裔(原作連載当初では鼠小僧の子孫にする予定だったが、手塚治虫作の漫画に敵役としてねずみ小僧が登場していたため、五ェ門に変わった)。誕生のきっかけは作者のモンキー・パンチがアメリカのサンディエゴで開催されたコンペに出かけた際、現地の女性にサインを頼まれたことであり、ルパン三世の顔も即興で付け加えたが、その女性が落胆した。理由を聞くと(日本の漫画なのに)オリエンタルさが無かったとのことで、帰国後すぐに日本らしいキャラクターを付け加えたという。シリーズにより名称には様々な表記がある。原作では「五右ェ門」。パイロットフィルムでは「五右ヱ門」。『TV第1シリーズ』では「五右ヱ門」(オープニング)/「五ヱ門」(エンディング、第5話サブタイトル)、『TV第2シリーズ』以降の作品では「五右ェ門」が基本設定。その他作品によって違いがあるが、最近のアニメ作品においては「五エ門」が採用されている。居合の達人(後のテレビアニメシリーズでは忍術(唐忍法)や念力の使用についても言及されており、TVスペシャルにおいては優れた動体視力の持ち主としても描かれている)。第28話「五右ェ門登場」より登場し、師匠である百地三太夫が発見した錬金術の秘密書類、示刀流空手の秘伝書をめぐる敵対の末、第43話(『TV第1シリーズ』第7話)でルパンの仲間になるが、第46話では再びルパンと対決している。一人称は「拙者」など。アニメと違って特に時代がかった言葉遣いはしない。性格もアニメとはかけ離れている。明るく非常に良識的であり、真面目で純情な坊ちゃんという設定である。なお女性にはあまり興味を示さない。つねに仕込み刀を所持。刀自体は特別ではないが「秘伝鋼鉄斬り」という技によって鉄などの切断が可能。第76話では竹光によって物体を斬るという技を披露したこともある。『新ルパン三世』から刀に「流星」という名前、隕石を原料にした刀という設定が加えられる。133話に至って初めて「斬鉄剣『流星』」と、斬鉄剣という名前が登場する。『TV第1シリーズ』第5話「十三代五ヱ門登場」より登場し、第7話「狼は狼を呼ぶ」のラストシーンでルパンの仲間になる。初登場時はルパンの命を狙う殺し屋として登場しており、『ルパンVS複製人間』では「他人にルパンを殺させたくない」といった台詞がある。『TV第1シリーズ』の企画書に添付されたキャラ対照表では、五ェ門が明智小五郎や銭形警部と並んで描かれており、初期の映画、また同シリーズでは、ルパンの敵か味方か、中盤までわからない展開が用意されていたことをうかがわせる。ルパンファミリーの一員として世界中を飛び回っているが、ルパンと影のように行動を共にする次元大介と違って、単独行動または別行動することが多い。役割は進路・退路の確保、敵陣への切り込み、武器破壊、障害物の破壊など、剣の腕を活かした戦闘や特殊任務に就くことが多い。ルパンとは自身に関する事情によっては敵対することもあり『TV第2シリーズ』第55話「花吹雪 謎の五人衆 前篇」では、白波五人衆が武器もなくルパン一味に立ち向かい、「ルパンは峰不二子のために富岳三十六景を盗んだ。だが自分たちはそんなことをしない。だから大した武器もない自分たちの助っ人になってほしい」として彼らに籠絡されてしまい、続く第56話「花吹雪 謎の五人衆 後篇」ではその一員としてルパンに一騎討ちを挑みルパンを負傷させたが、その後菊子とともに白波五人衆を離反した後に、五人衆の真の狙いは自分を人質にしてルパンが今まで手に入れた宝を横取りすることであると知り、その後ルパンたちの前で、ルパンを負傷させた責任を取り切腹すると言い出したが、介錯を頼まれたルパンは「無抵抗のやつの首をはねても面白く無い」として、ルパンと五ェ門の殴り合いの喧嘩となった。このようにルパンたちに対する仲間意識は強く、『TV第2シリーズ』第112話「五右ヱ門危機一髪」ではルパンの弱点を聞き出すため凄まじい拷問にかけられるが、「仲間を売るくらいなら喜んで死ぬ」として一言も口を割らなかった。TVスペシャル『盗まれたルパン 〜コピーキャットは真夏の蝶〜』では、ルパンに対して「お主、やはり侍であったか」と、ルパンの人柄を認める発言をしている。アニメでは白鞘の日本刀「斬鉄剣」を所持("斬鉄剣に関しては、下記参照")しており、この斬鉄剣を使った居合いの斬撃が主な戦闘手段である。斬鉄剣でさまざまなものを斬った後の「また、つまらぬ物を斬ってしまった」という趣旨の台詞が初めて使われたのは劇場版『ルパンVS複製人間』であり(このときは「またつまらぬ物を斬ったか」という台詞だった)、その後のTVシリーズや劇場版『カリオストロの城』でも使用されて有名になった。TVシリーズでは『TV第2シリーズ』第86話「謎の夜光仮面現る」で初めて使っている。哀愁ただよう決め台詞であるが、パターン化することで、笑いをさそうルパン作品の定番シーンとなっている。しかし、『カリオストロの城』では「無益な殺生はせぬ」と言ったこともある。他のキャラクターと比べて、作品ごとの容貌の違いが大きい。当初目つきの悪い渋面だったが、『TV第2シリーズ』より変更され見た目、役回りともども二枚目になった。さらに『PartIII』では四角い骨格に太い眉、割れたアゴを備えた日本男児然とした風貌になり、シリーズ中最も違和感のある改変と見なされた。ただしこれは原作(『新ルパン三世』以降)の顔に近いデザインである(ルパンも同じ)。またシリーズ後半ではデザインが変化しシンプルで顎の細いデザインになっている。テレビスペシャルでは『バイバイ・リバティー・危機一発!』から『1$マネーウォーズ』まではデザイナーにより差があるものの『TV第1シリーズ』のような三白眼が多く、『アルカトラズコネクション』以降は一部を除き『TV第2シリーズ』に近い細顔で統一されている。幼少の五ェ門を「紅顔の美少年」と表記した小説もある。アニメスタッフは原作の設定を大幅に変更し、古風な感じになじみやすくした。長年五ェ門役を演じてきた井上真樹夫はOVA『ルパン三世 Master File』でのインタビューで五ェ門を「スタッフ側がいじくりやすかったのか、ストーリーの都合で性格が一番変化させられることが多かったキャラクター」と評している。世捨て人のような印象が強いが、車や大型自動車、大型機械、飛行機などの操縦を難なくこなしている。またオリジナルの「水上歩行機」を発案したこともある他、状況によっては機関銃などを使用している場面もある。『TV第2シリーズ』第138話「ポンペイの秘宝と毒蛇」では歴史考古学にも詳しいと語っている。また、携帯電話やスマートフォンを所持している場面も見受けられる。また漢方薬を作ったり、『TV第4シリーズ』第9話では、重傷を負わせてしまったものの、ヒロインの心臓に取り付けられた小型の爆弾を取り除くなど、医学に関しても優秀である。普段着は着物に袴、さらしを巻いて前を大きくはだけている。足下は素足に雪駄である。この服装は南極・北極といった極寒地でもあまり変わることがない。改まった場では紋付きを着ることもある。なお、愛用の下着は褌(越中)である。百地三太夫、自然先生など、師匠とされる人物は何人かいるが、過去のことはほとんど語られておらず、家族や出生についても謎が多い。だが『TV第2シリーズ』では、母親は熱心な観音様の信者だったと語っているほか、台詞の中で祖母について語ったこともある。第六感が鋭く、その勘やまれに行う占いはほぼ100%当たる。気配にも聡く、敵や危険に一番初めに気付くことも多い。だが、その分直感的に行動することも多く、罠や策略にはまりやすいとも言える。どのような理由があっても嘘をつくのを嫌がるという生真面目ぶり(『新ルパン三世』第51話)で、劇画を知らないという世間知らずな一面もある(同第50話)。他人や自分が興味のない人間の悪口はズバッというくせに、自分や斬鉄剣、自分が好意を寄せている人間のことを悪く言われるとすぐに逆上する、実はかなり短気で自分勝手な性格。更に斬鉄剣が折れたりボロボロになったりすると、自分が未熟であると思い込んで勝手にいなくなる。ストイックなまでに強さを追い求める姿勢は、映画『七人の侍』に登場する久蔵がもとになっている。また歌舞伎や任侠映画を見るのが好きで、自らの先祖である石川五右衛門や『忠臣蔵』の歌舞伎を見て感涙したこともあるほど。彼にとって初代石川五右衛門は尊敬すべき先祖であると同時に、ルパンにとっての祖父同様大切な存在であるようで、先祖の浮世絵が絡む仕事を無報酬で引き受けたり、先祖が敗れた泥棒合戦を鼠小僧の子孫と共にやり遂げようとしたりなど、行動の上で先祖の存在が強い動機になることも少なくない。迷信深い一面があり、『TV第2シリーズ』第7話「ツタンカーメン三千年の呪い」でツタンカーメンの黄金マスクを盗んだ時には「呪いがあるのではないか」と心配したり、斬鉄剣に浮かんだ曇りをみて「不吉だ」と仕事を断ったりもしている。しかし、TVスペシャル『盗まれたルパン 〜コピーキャットは真夏の蝶〜』では盗む理由を聞いた際、ルパンにブルズ・アイの呪いについて「怖いんだろ五右衛門」と言われた際「拙者はそんな迷信は信じておらん」とも言っている。高いところに好んで行く傾向があり、作中でも崖の上や塔のてっぺんといった高いところにいる描写が多い。また、手刀で岩を砕き、巨大な大仏の彫刻を作製したこともある。筋金入りといってもよいほどの日本文化への強い執着があり、宗教は代々日本神道の家系である(「生あるものは必ず死ぬ」「諸行無常」などのセリフや、「悟り」を開くことを目標とするなど仏教の影響も多く見られる)。普段から食事は日本食しか食べようとしないなどの頑固な面があるが、『TV第2シリーズ』ではルパンたちと共にパスタを食べていたり、次元と洋風な肉料理を食べていたりと、日本食以外も食べることがある。ただ、日本食は大好きらしく『TV第2シリーズ』第26話「バラとピストル」では、みそ汁とたくあん恋しさ故に他の食事がのどを通らず、味噌とたくあんを買いに不二子を日本に行かせたり、「バルセロナに来れば日本料理の店があるかも知れん、と言ったのは誰だ」とルパンに嫌味を言ったりしている。「ルパン対スーパーマン」でも、ハンバーガーやホットドッグを拒否してスーパーマーケットでカップそばを買いに行っている。『TV第2シリーズ』第145話「死の翼アルバトロス」にてすき焼きの具でもある牛肉を大量に食した際にはルパンに「ネギ食え、ネギ! 日本人だろうが」と突っ込まれた。TVスペシャル『ワルサーP38』で2週間豆の缶詰だけで生活したときには、久しぶりのご飯と梅干しに感涙していた、また同じ作品では飛行船の爆弾の解除のためにコードを切る時赤か青かで迷っていた中、次元・不二子を押しのけて赤を斬鉄剣で切り解除に成功したが赤を切った理由は「梅干しの色だから」というものであった。また、自分で茶を点てたり、茶請けに羊羹を食べたりもしている。さらに『お宝返却大作戦!!』ではスペインに行ったときはルパンに日本茶を買ってくるよう頼んだが売っておらず仕方なく買ってきたスペイン茶のにおいが気に入らずルパンに押し付けていた。実直な人間というイメージがあるが、ギャンブルは嫌いではないようで、スロットマシンで散財した他、次元の勧めで行ったラスベガスのカジノで大儲けをしたこともある。トランプや麻雀も好きなようで、『TV第2シリーズ』第152話「次元と帽子と拳銃と」の冒頭ではルパンとババ抜きをしているシーンがある(その際はかなり楽しんでいた)。またTVスペシャル『アルカトラズコネクション』では、「金があってこその人生だ」と発言したことや、清楚な雰囲気を漂わせるイカサマ宗教の美人導師に加担して、稼いだ金を持ち逃げされてしまったこともある(TVスペシャル『1$マネーウォーズ』より)。アニメでは自らすすんでタバコを吸うシーンはないが、口に挿し込まれて吸ったことはある。次元からタバコをもらい吸ったこともあり、原作ではたまに煙管をふかしているため、非喫煙者ではない模様。酒は日本酒を好むが、洋酒やビールを飲むという情景もみられる。『TV第2シリーズ』第61話「空飛ぶ斬鉄剣」では不二子が差し入れに持ってきたバーボンを飲んでいたが、そのバーボンには睡眠薬が盛られていて、眠り呆けた五ェ門は不二子に斬鉄剣を盗まれて、斬鉄剣は武器の生産会社の悪事に使われてしまった。「常に和服」「時代錯誤な口調や思考」「常人離れした居合の技」「女性が弱点」など、アニメが進むにつれ非常に特徴的なキャラ立てがされた(『PartIII』に至っては稀に語尾に「〜じゃ」が付く)。また漫画版『ルパン三世Y』や『ルパン三世M』、『ルパン三世H』などにおいても、ほぼ、このアニメの性格設定に準拠したキャラクターとなっている。ただしごくまれに、変装時に洋服を着ることもある。TVスペシャル『アルカトラズコネクション』のエンディングでは、珍しくプライベートで洋服を着ていた(オープニングでは、カジノのディーラーに変装していた)。なお正装時は黒の紋付袴だが、きっちりと着こなしており西洋風の中で特に浮いている様子は無い(時と場所を選ばず色物を好むルパンや、常に帽子をかぶっている次元の方がよほど浮いている)。変装はルパンや次元ほどはしないが、特に嫌いだったり苦手だったりするわけではなく、必要なときには普通にしている(とはいえ、ルパンほど完璧に変装することはまれである)。一人称は作品によってばらつきが大きい。原作漫画版では「俺」、『TV第1シリーズ』や『2015年TVシリーズ』などでは「某(それがし)」、劇場版『ルパンVS複製人間』では「私」、これらを除く『TV第2シリーズ』以降は「拙者」を主に使っている(「私」や「俺」の場合もごくわずかだがある)。キャラクター変貌の一片と見ることもできる(オリジナル小説では、「みども」を使っているものがある)。また、ルパン三世のことは「ルパン」、次元大介のことは「次元」、峰不二子のことは「不二子殿」と呼んでいるが作品によっては「不二子ちゃん」「不二子」と呼んでいる。銭形警部のことは「銭形」と呼んでいるが作品によっては「銭形殿」「警部」「警部殿」、『TV第2シリーズ』のみは「とっつぁん」などと呼ぶこともある。銭形に関しては、ルパンと同じく敵ながら親しみに似た感情を抱いているようで、『TV第2シリーズ』「とっつぁんのいない日」では、ルパンによって銭形が殺害されたと報じられた新聞を見て、「貴様を見損なった」とする発言をしている。とはいえ、その後に「銭形殿が、さぞご無念であったろうと思い…」とルパンと次元の危機に駆けつけ、二人の窮地を救っている。宮崎駿は劇場版『カリオストロの城』当時のインタビューで、五ェ門のことを「悟り澄ました顔をしているが、結局人斬りの快感が忘れられない俗物」と評している。その身体能力は、かなり人間離れしているルパンファミリーの中でも突出している。作中では、数メートルの跳躍を見せたり、逆に飛び降りたりという描写が何度もあり、非常に身軽。また反射速度も速く、高所から落ちた際(ルパンや銭形は頭から落ちることが多いが)、五ェ門はほとんどの場合完璧に着地(着地前は正座の状態になっていることも多い)している。足の速さも折り紙付きで、劇場版『ルパンVS複製人間』では張られたロープの上をオートバイと同じ速度で駆け抜けていたり、TVスペシャル『』ではルパンが運転する車やバイクにも振り切られずに追い続けるほど。また徒手格闘においても示刀流空手免許皆伝の腕前を持っている。物体を斬れなかった際に斬鉄剣が折れてしまうこともあるほどに振り下ろす腕力が強く、アニメでは(催眠状態ではあるが)両手にかけられた手錠の鎖をあっさりと引きちぎるという怪力ぶりも見せている。視力が良く、劇場版『カリオストロの城』では、ルパンや次元が望遠鏡を使って観察していた城の様子を裸眼で確認していた。中でも動体視力は、複数のマシンガンから放たれた弾丸を全て見切るほど驚異的。相手の超能力(テレパシーなど)を逆感知することができることから、五ェ門自身も超能力者であるらしいが、作中では五ェ門自身が使用している描写はない。忍者としての訓練も受けているので、日本古来の忍術に対する知識も豊富。ルパンの仲間になる前に不二子と対面した時、五ェ門は「拙者は女は斬らん」と言っている。一方で女性を見る目はかなり厳しい。『TV第2シリーズ』では「痘痕(あばた)面の月はごめんこうむる」、老婆ルクレツィア・ボルジアの顔を見て一言「おぞましい顔じゃ…」(第135話「毒薬と魔術とルパン三世」)、体格の並外れて大きい中年の女性ブジ子に対して「ブスタンク」などなど、女性の外見に対して数々の暴言とも言うべき発言をしている。多くのアニメシリーズでは女性の裸体は非常に苦手という設定にされており、『TV第2シリーズ』第112話「五右ェ門危機一髪」では露天風呂に入ってきた女性の影に狼狽し、そのためルパンを狙う殺し屋コンビの手に落ちてしまうというエピソードもあった。しかし原作では作戦上、敵の人妻に襲いかかり布団に押し倒して寝ようとするなど(「ラスプーチン」)特に女性に対して苦手という訳でもない。清純派、または清楚な美女に対しては、実はルパン以上に甘く、それが原因で自分の命を危険に晒したことも多い。『TV第1シリーズ』の初登場回では、近づいてきた不二子に篭絡され「不二子ちゃんは某(それがし)のガールフレンド」と口走り、ルパンとの対決にまで発展するなど現在の五ェ門からは想像できない描写があった。TVスペシャル『天使の策略 〜夢のカケラは殺しの香り〜』では、辻斬りカオルとの対決の直後、「違う形であいまみえたかった」と発言している。劇場版『カリオストロの城』でも、真面目で心の優しいクラリスには好感を抱き、彼女に対し思わず「可憐だ…」と呟くシーンがある。『TV第2シリーズ』第56話「花吹雪 謎の五人衆 後篇」においては白波五人衆の一人、菊子が「自分の父のため」として五ェ門との逃避行を行い、「菊子殿は心根の優しき女性」と菊子に心惹かれるような描写が見られた。だが実は男性であった菊子は五ェ門を吊り天井で殺そうしたが、五ェ門は生還し、正体も露見したため、菊子は開き直って小太刀で勝負を挑むも、五ェ門は返り討ちにした。ルパンの仲間の中で最も女性の敵と対峙することが多い(例を挙げれば上記の辻斬りカオル・下記のスーザンの他にも『お宝返却大作戦!!』のミーシャなど)。また、TVスペシャルになってから女性が絡んでくることが多いがほとんどが悪党であったケースが多く銭形同様女性に恵まれない部分がある。OVA版(劇場版)『風魔一族の陰謀』では、墨縄紫という女性が婚約者となり結納も交わしているが、最終的には五ェ門の修行のため、結婚延期ということになっている。但し、婚約に関する設定は『風魔一族の陰謀』にしか登場していない。ちなみに『風魔一族の陰謀』以降の作品では、盗みより修行を優先する描写が(漫画版など一部の作品を除き)若干多くなっているが、女性がからむ描写も全体的にかなり増加している。彼の居合の腕前は、常人ではまずなしえないほどに高い。これらのことを踏まえてか、DVDの解説書などでは五ェ門のことを「史上(世界)最軽量の機動兵器」と称している。そもそも『ルパン三世』という作品自体が細かい共通設定を持たないため、斬鉄剣に関する設定はそのシリーズの中(シリーズ中でもさらに各話ごと)でのみ通用する。「何でも斬ることができる」という設定さえ話によって変わったりする。そのため、「どんな硬い物であろうと斬ることの出来る刀」というイメージが大きいが、実際には切れない物も数多くある。斬鉄剣が1本しかない限り、理論的に製法も一つしか有り得ない。しかし上記のように、製法に関してもシリーズ間で複数の設定が存在する。石川五ェ門の所持する斬鉄剣は白鞘に収められている。数多くの異なる設定が混在する斬鉄剣において、唯一全作品で共通する点である。刀身の反りはほぼ直線か真っ直ぐに近い曲線である。刀身が直線であれば鞘もまた直線であるため、その場合は納刀状態で杖に見える。ゆえに、時として斬鉄剣は仕込み刀として紹介されることもある。なお、『TV第1シリーズ』7話でルパン二世が所持しているものは短剣の形状をしており、示刀流で造られている物は通常の日本刀のように拵が存在している。この剣には雄刀と雌刀がある。五ェ門が所持しているのは雄刀で、300年に一度切れ味が鈍るが、両刀を一夜添い寝させることで切れ味が戻る(『TV第2シリーズ』第131話「二人五右ヱ門斬鉄剣の謎」より。なお、その後、雌刀は所持者とともに硫酸のプールに落ちて消滅してしまった)。シリーズでたびたび折れたり刃が欠けているにも拘らず次の回では元の形状に戻っていることから、五ェ門自身切れ味を研磨・修復させる別の方法を知っている模様。斬鉄剣が鋼鉄をもたやすく斬り裂く秘密は刀身の温度にあり、通常の刀よりも温度が非常に高くなっている(『TV第2シリーズ』第108話「哀しみの斬鉄剣」)。多くのストーリーで、斬鉄剣は使い手である五ェ門とともに様々な硬い物を切断している。今まで切断された物の中には、例えばダイヤモンドのようにとても硬い物、風・雷・水・火などの切れない物、飛行機やビルのように明らかに刀身より大きい物などがあり、いずれも現実では切断は不可能な物ばかりである(刀身より大きい物に至っては、ただ切れやすいというだけではなぜ切断できたか説明がつかない)。また人工衛星や流れ星を斬ったこともある(前者は地上から気で切断、後者は切れたように見えただけの可能性が高く、この時は流石にルパンも「ウソ! そりゃウソだ!」と漏らしているが、『ルパン三世vs名探偵コナンTHE MOVIE』のオープニングでは実際に月を斬っている)。技は、『秘剣竜巻返し』、『秘剣稲妻切り』などがある。一方で、また多くの物の切断に失敗している。ほとんどは対象物が斬鉄剣の切断能力を上回る硬さだった(といっても、現実的にも切断不可能と思われるものがほとんどなので、これをもって斬鉄剣が弱いなどといわれることはまずない)という理由である。切断に失敗した時などに折れたり刃こぼれすることがあり、その度修理したりする。『TV第1シリーズ』第15話「ルパンを捕まえてヨーロッパへ行こう」で床に仕込まれた特殊な防弾ガラスが確認される最初の切断失敗例であり、『TV第2シリーズ』第14話「カリブ海の大冒険」でジャンボ・ルビーを斬ろうとした際、初めて刃こぼれが生じた。第19話「十年金庫は破れるか」に出てくるタマゴ型金庫なども、次元のマグナム・五右衛門の斬鉄剣が共に受け付けなかった。五ェ門は斬鉄剣を非常に大切にしており、『TV第2シリーズ』第61話「空飛ぶ斬鉄剣」で不二子によって斬鉄剣が盗まれた時は自殺衝動まで起こしている(この時盗まれた斬鉄剣は、マフィアを経由して武器の生産会社の手に渡り、同社の利益拡大のためにリモコン飛行機に装着された状態で用いられ、中央アフリカの前線基地の軍事施設を破壊して、緊張を高め無理やり内戦を引き起こそうとする悪事に使われた)。その一方で『TV第2シリーズ』第19話では、卵形金庫(百年金庫と呼ばれる)を切ることができず折れてしまったが、命よりも大切にしている割に、その時は嘆きもせず折れた斬鉄剣をゴミでも捨てるかのように投げ捨てていた。他にも、『PartIII』第26話と第38話、TVスペシャル『炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜』で盗まれている。またTVスペシャル『ロシアより愛をこめて』では、竹光にすりかえられたことがある。『PartIII』第37話では、銭形から強力な瞬間接着剤入りの銃弾を受け、斬鉄剣が抜けずそのまま銭形に敗れたというエピソードがある。『PartIII』第46話では、ルパンたちが復元したゼロ戦のプロペラとしても活躍している。劇場版『ルパンVS複製人間』では、合金チョッキこそ切れなかったものの、相手の顔面を切るという荒技を見せている(この際、演出で画面が切られたように見える)。しかしそれが原因で斬鉄剣が欠けてしまった(この破片は後にルパンの命を救う)。なお、『TV第2シリーズ』第56話では、斬鉄剣のほかに、小太刀を持っていることが分かる。2007年8月15日放送の『世界一キモいクイズ』にて、コンニャクが唯一切れない(しかし漫画「ルパン三世H」第1巻では、切れなかったものの、ほんの数秒だが傷を入れることができている。)と回答されていたが、実際に作中では下記の物が斬られていない。なおダイヤモンドに関しては、『PartIII』第22話において「さすがに切れない」とされたが、この話のストーリー上の必要で使われたものであり、他では以前も以降も使われていない。『TV第2シリーズ』では巨大なダイヤモンド原石にブリリアントカットを施し、更には銃弾型にカッティングしたこともある。

出典:wikipedia

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