空島(そらじま)は、漫画『ONE PIECE』に登場する架空の島。空に浮かぶ島。空高く積み上げられた雲「積帝雲」の表面にある。積帝雲の内部は大きく2つの層に分かれており、それぞれ白海(はくかい。7000m上空)と白々海(はくはくかい。10000m上空)という。青海(せいかい。空島から見た通常の海の呼び名)から空島に行くには、「ハイウエストの頂」という地点を経由する方法と、「突き上げる海流(ノックアップストリーム)」に乗る方法の2つがある。ハイウエストの頂を通る場合は途中で船員の多くを失い、「突き上げる海流」に乗る場合も全員が無事に辿り着けるか全滅するかのどちらかと、かなりのリスクを伴う。いずれにしても、空島に行くことはたいへん困難であり、青海との交流はほとんどない。その結果、青海の人々の多くは、空島は単なる伝説と考えるに至っている。空島の生活と文化は、雲と貝(ダイアル)に支えられている。雲はその性質によって「海雲」と「島雲」に分けられるが、空島の人々は島雲を加工して道具を作る。また、貝は白々海に生息するもので、その内部に音や風などを蓄えることができる。貝を使った道具の典型的なものがウェイバーという小型の船で、貝に蓄えた風を利用して海上を自由に移動することができる。空島は島雲で出来ており、青海では当たり前の「土」が存在しない。空島の人々は土(地面)を「大地(ヴァース)」と呼び、永遠の憧れの対象になっている。鉄やカボチャといった土がなければ存在し得ないものは、元々空島にはなく、またゴムのように青海では一般的な物も空島では存在しない。白々海に浮かぶ「神の国」。その住民である空の者は、背中に羽のようなものをつけている。背中の羽はスカイピアの住民と神の軍団とでは形が異なるほか、神であるガン・フォールとエネルには羽がついていない。挨拶は「へそ」。通貨単位は「エクストル」で、1万エクストルが1ベリーに値する。約400年前、青海に存在したジャヤ島の一部が突き上げる海流によりスカイピアに運ばれた際、空の者はこれを武力で制圧した。それ以来、空の者は本来空島にない大地(ヴァース)を確保するため、ジャヤの先住民シャンディアはその故郷を奪還するため、長い戦いを繰り広げていた。スカイピアは代々「神」と呼ばれる首長を据え、ルフィたちが訪れたときは神(ゴッド)・エネルがその座にあった。神の下に、神官、神兵、警察であるホワイトベレー部隊がある。スカイピアのはるか南東に位置した空島で、エネルの生まれ故郷。8年前、エネルの手により影も形もなく消え去ったという。月にある古代都市の名と同じだが、関係は定かでない。天候を科学する小さな空島。風の赴くまま世界中の空を漂い、時に青海に下りては物資と共に情報を頂き旅を続けている。天候によって移動速度が左右される。ナミがバーソロミュー・くまによって飛ばされ、落ちた島。新世界のキッド海賊団アジトの上空にある空島。子供がうっかり飛ばしてしまった「風船の終着駅」であり、島の底にはおびただしい数の風船がくっついている。ドレスローザ編で、ウルージが傷を癒やすため滞在しており、またカイドウがこの島から飛び降り自殺を図った。エネルに仕える4人の神官。それぞれが「試練」によって罪人を裁く役割をしており、4人とも「神の島(アッパーヤード)」全域まで「心綱」が使える。倒された後は、ゲダツを除き全員「雲流し」にされた。
出典:wikipedia
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