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徳島市交通局

徳島市交通局(とくしましこうつうきょく)は、徳島県徳島市が運営する、公営交通(路線バス)の運営を行う地方公営企業。同じく徳島市内に路線網を展開する徳島バスと区別するため、徳島市内では「市バス」と呼ばれている。現在は、徳島市内を中心に路線バスを20路線運行している。また、2010年11月末までは貸切バスの運行も行っていた。公開されている直近の数値によれば、1日の平均利用者数は1万3,764人、平均走行キロ数は5,832キロメートル(ともに2008年度の数値)。1929年(昭和4年)に運行を開始。以降現在に至るまで、市民の足として徳島市内にくまなく路線を伸ばし、ピーク時には1日平均利用者数は9万2,605人(1966年度)を数え、また、1日平均走行キロ数では1万7,000キロを超えていた。しかし、近年はモータリゼーションの伸展による影響で利用客が減少し、この利用客減による営業収入減少と経費増大により赤字が拡大し、苦しい経営状況が続いている。この状況に対して交通局では、人件費など固定経費の削減や、不採算路線の減便・廃止(現在はピーク時の1/3にまで走行キロ数が削減された)による運行経費の削減など、徹底したコスト削減策を実施している一方で、徳島駅を起点に市街地の東西を回る「循環バス」(現在の中央循環線)の運行を開始するなど、営業収入の確保と利用客の開拓に向けた政策も行われており、毎年度の経常赤字を解消する努力がなされている。また、遊休・不要資産の売却も実施し、ピーク時には27億6,000万円(1995年)に上った累積債務の削減・解消を図り、この累積債務は平成20年度末に解消が見込まれている。なお、徳島市内の大半の地域に路線網を展開しているが、徳島市応神町全域と国府町西部への運行は一時期を除き行っておらず、この2つのエリアは周辺人口が比較的多いものの、徳島バスのみが運行している。しかし、経営改善策を実施しても現状は大変厳しく、当初は黒字を確保していた循環バス路線を含め、現在は全路線で赤字運営を強いられており、一般会計からの繰入補助金に依存した経営が続いている。しかも、徳島市本体の財政も大変厳しい状況で、市バス事業への繰出金の安定的な確保は難しい状況となっている。さらに、今後も乗客減が続くと予想される上に、コスト削減や資産売却にも限界がある事から、経営状況は将来的には再び悪化し、2018年には16億円の不良債務を再び抱えるという予測が出されている。このことから、徳島市では市バスの運営について考える検討委員会を設置し、議論を行っている。同委員会では、さらなる減便・廃止による合理化や民間委託、高齢者に配布してきた無料パスカード(いわゆる「敬老パス」)の配布基準の厳格化や、パスカードを利用する高齢者に、従来無料としてきた運賃の一部負担を求めることなどを含めて、全般的・包括的な議論がなされている。また、特に採算性が悪いとされる市内均一運賃(200円)を超える路線を市直営の福祉バスとするという案も出されている。また、貸切部門においては、2000年の規制緩和により新規参入が増え、苦しい価格競争を強いられていたため、2010年11月末をもって貸切事業から撤退した。なお、貸切車両8台は全て売却された。既存路線の見直しに関しては、2011年10月1日のダイヤ改正からは大規模な路線再編・休止が本格化しており、既存路線を統合・再編するかたちで新たに「東部循環」「南部循環」「川内循環」の3つの循環路線が新設された。特に、7系統(宮島線、吉野川大橋経由富吉団地線)と14系統(川内線、前川町経由川内支所線)を再編するかたちで新設された川内循環線では、徳島市交通局では初めて小型ノンステップバス(日野・ポンチョ)3台が本路線専用・専属のバスとして導入され、またこちらも徳島市交通局では初めての試みとなる運行業務の全面民間委託(徳島バスに委託)が行われている。また、同一箇所に設置されていながら徳島市営バスと徳島バスで名称が異なっていた停留所の名称統一が図られたほか、10個の停留所が新設されるなどコミュニティ路線としての性格・色彩が与えられている。また変わった試みとして、徳島市にスタジオを持つアニメ製作会社ユーフォーテーブルとのタイアップで、2011年には同社作品である「Fate/Zero」ラッピングを纏ったバスの運行を開始している。通常時は一般路線用として運行しているが、2011年、市内で開催されたマチ★アソビ vol.7開催期間中の一部時間帯において、徳島駅前~阿波踊り会館前(眉山ロープウェイとの接続駅)間で臨時便として運行され、声優による専用アナウンスやスクリーンカットのLCD表示などを行った。また徳島駅の営業所においても特別回数券が販売されるなど、交通局全体でもイベントに協賛していた。なお、2012年には新たに「テイルズ オブ エクシリア2」のラッピングバスも登場し、2012年のマチ★アソビvol.8では同様の運行がなされる予定である。車両はいすゞ、日産ディーゼル(当時、現「UDトラックス」)、日野、三菱ふそうの日本の4メーカー全社が採用されている。このうち、日産ディーゼルの車両については、富士重工製の車体を架装したものと、西日本車体工業製の車体を架装したものが存在する。両数の面ではいすゞの車両が最も多く、三菱ふそうはごくわずかである。新型車は乗合路線向けの車両を中心に導入が図られている。近年のバリアフリー化の流れに伴って、ノンステップバスを積極的に導入しているほか、いすゞ、日産ディーゼル、日野の新型車についてはAT車が採用されている。また、新型車だけでなく中古車両も導入されており、東京都交通局などから購入・導入した車両によって、一部の旧型車両の置き換えも実施された。そのほかにも、新型車を中心にLED式方向幕が採用されているが、徳島市交通局では新型車や中古車両のみならず、従来から在籍していた生え抜きの車両についても方向幕のLED化改造を実施する工事を行っている。また徳島バスによる運行委託路線においては、川内循環線で前述の小型ノンステップバスが使用されるほか、その他の委託路線では、従来徳島バスに所属していたノンステップ車の一部を専用塗装化・機器の更新を行った上で運行している。これらの車両の塗装には主に黄緑色が共通して使われており、委託であることや、徳島バスの路線への誤乗を防ぐ役割で、差別化が図られている。徳島市交通局の路線バスに施されている塗装は、一部の例外を除いて銀色をベースとし、青色のライン(帯)を配した塗装が標準採用されてきた。従来は、徳島県文化の森総合公園(文化の森)に向かう路線に専属の車両に特別塗装が与えられていた(右掲写真を参照)以外この標準塗装が採用されていたが、2002年に循環バス(現在の中央循環線)の運行を開始するにあたり、既存路線と循環バスの区別を容易にするという名目で、青色のラインを濃いピンク色に変更した塗装が循環バス専用色として採用された。なおノンステップバスでは、従来細い線であった窓上の帯を太くし、後部に「NONSTEP BUS」と白色で表記する塗装に変更され、同時にノンステップバスであることを表すロゴも取り付けられている。その後は、2011年10月に実施された路線再編に際し、新たなカラーリングが登場している。新設された3つの循環線のうち、「川内循環線」については既存の市バス車両とは全く異なる特別塗装が施され、川内循環線専用・専属の車両であることが明確にされている。また、「南部循環線」「東部循環線」についても、従来の標準塗装に「南部循環線」はオレンジ色ベースのラインやロゴを新たに追加、「東部循環線」は緑色ベースのラインやロゴを追加するといった小変更が施されている。徳島市交通局では、乗合路線向けのバスに局番(車番)が付与されている。局番は、I.50やH.505などというように、アルファベット1文字+ピリオド+数字(1桁から3桁)で構成されている。アルファベットは車両のメーカーを表しており、いすゞの車両であれば“I”、日産ディーゼルの車両であれば“N”、日野の車両であれば“H”、三菱ふそうの車両であれば“F”というように割り当てられている。また、数字については個々の車両のナンバーをそのまま流用している。なお、徳島バスでも同様の方式が採用されている。2015年12月23日改正。

出典:wikipedia

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