2006年千島列島沖地震(2006ねんちしまれっとうおきじしん)は、2006年11月15日午後8時14分頃に、千島列島中部(新知島沖)付近で発生したモーメントマグニチュード(Mw)8.3(USGS、気象庁はMj7.9、Mw8.2)の地震。破壊継続時間約70秒の典型的な逆断層型の地震で、北アメリカプレートと沈み込む太平洋プレートのプレート境界域(千島海溝付近)における海溝型地震。なお、「千島列島沖地震」という名称は気象庁の“地震による顕著な災害が発生した場合”に付けられる名称ではなく、報道機関によって通称として付けられた名称である。震源地は新知島(シムシル島)の東、130kmの太平洋。震源の深さは約30km。この地震の影響で気象庁は午後8時29分、北海道を始め、日本の沿岸部に津波警報や津波注意報を発表し、伊豆諸島の三宅島で84cmの津波が観測された。本震の約1.5カ月前の9月末頃から顕著な前震活動が記録されている。まず群発的な活動が開始し、10月1日に M 6.8が発生した後活動は一時的に低下していた。また、2007年1月にはこの地震の震源地のすぐ近くでM8.1の地震のアウターライズ地震を誘発した。日本国内では、北海道東部で最大震度2を観測したほか、青森県・岩手県・宮城県でも震度1を観測した。以下、日本での津波警報・注意報の発表範囲今回の地震で北海道から注意報が出されていない三重県・和歌山県・高知県・鹿児島県・沖縄県でも津波が観測された。また、遠く離れたハワイ・カリフォルニアでも観測されている。また、長時間に渡って来襲したので、押し波と引き波が合算した渦潮が目撃されている。以下いずれも押し波今回の津波警報・注意報に伴い、避難の指示や勧告が行われた。いずれも同日深夜に運転を再開した。
出典:wikipedia
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