『DESTINATION』(デスティネーション)は、日本の歌手中森明菜の22枚目のスタジオ・アルバム。このアルバムは2006年6月21日にユニバーサルシグマよりリリースされた(CD: UMCK-1209、デジタル・ダウンロード)。『DESTINATION』は、2003年5月発表の前作『I hope so』からおよそ3年振りに発表された中森の通算22枚目のスタジオ・アルバムである。このアルバムは、中森にとってデビュー25周年目となった2006年6月21日に、CD (UMCK-1209)とデジタル・ダウンロードの2形態で同時発売された。このアルバムのレコーディングは、WESTSIDE、一口坂スタジオ、ZAK STUDIO、オンエア麻布スタジオ、blue velvet stuidoで行われた。本作では、R&B調の「ダンス・ミュージック」の楽曲を中心に揃えた。中森自身、このアルバムについては肯定的な感想を持っている。本作の作詞名義にある"Miran : Miran"とは中森のペンネームで、2002年のスタジオ・アルバム『Resonancia』以降、このペンネームを使用して作詞することがある。ディスクジャケットはシングル「花よ踊れ」に続き過去の自身の写真から選出されており、1988年開催のコンサート・ツアーFemme Fataleのツアー・パンフレット撮影当時のものを採用、渡辺達生によって撮影された。加えて、このアルバムのブックレットはバラの写真で統一されている。本作リリース後の2006年6月24日からは、このアルバムを引っ提げての全国コンサート・ツアーAKINA NAKAMORI LIVE TOUR 2006 〜The Last destination〜が行われた。「花よ踊れ」が、本作からのリード・シングルとして2006年5月17日に発売された。この楽曲は中森出演の連続テレビドラマ『プリマダム』のエンディング・テーマである。本作では、この楽曲はアルバムバージョンで収録され、8曲目に配置された。また、シングル盤「花よ踊れ」の2曲目として収録された「GAME」と、シングル「落花流水」も同様にアルバムバージョンで収録され、それぞれ6曲目と10曲目に配置された。本作について『ミュージック・マガジン』の保母大三郎は「どこまで奥行きを増せば気が済むのか。魂の深淵から凄まじい吸引力で聴き手を引きつける歌唱は、彼女ならではの気品と気概たっぷり」と批評。『CDジャーナル』は「アッパーな歌い上げも囁くようなバラードも彼女の魅力を最大限に反映した楽曲ばかり。」と批評した。『DESTINATION』は、オリコン週間アルバムチャートの2006年7月3日付に初登場し、最高順位20位を記録した。同チャートには、計4週に渡ってランクインしている。『DESTINATION』のライナー・ノーツより
出典:wikipedia
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