マークオブディスティンクション (") はイギリスの競走馬。1990年のクイーンエリザベス2世ステークス (G1) に優勝した。なお、アルファベットの綴りで"of"の左右に空白がないのは馬名制限（空白文字を含む18字までで、空白を入れると19字になる）のため。1988年10月28日、ニューマーケット競馬場の未勝利戦（芝6ハロン）にてデビュー、（1着）（勝ちタイムは1.14.86）。翌1989年5月6日イギリス2000ギニー (G1) （日本で言うところの皐月賞）に出走（4着）。4歳から本格化し1990年4月27日トラストハウスフォルテマイル (G2) （サンダウン競馬場）1着、6月19日クイーンアンステークス (G2) （現G1、アスコット競馬場）、9月29日クイーンエリザベス2世ステークス (G1) （アスコット競馬場）に優勝した。同年の最優秀古馬マイラー。引退までの12出走中入着（5着以内入る）出来なかったのは引退レースとなったブリーダーズカップマイル（1990年10月27日ベルモントパーク競馬場）のみである。引退後の1991年に日本へ輸出され種牡馬（しゅぼば）となり、のちに鹿児島で供用。コウエイロマン（小倉3歳ステークス (GIII) ）、ホッカイルソー（日経賞 (GII) 、オールカマー (GII) ）などを輩出した。とくに鹿児島に移ったあとは九州のエース種牡馬として活躍、また数少ないマンノウォー系（マッチェム系）の種牡馬でもあったが1996年に死亡。ホッカイルソーがおもな後継種牡馬である。

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