ユニデンホールディングス株式会社("Uniden Holdings Corporation")は、東京都中央区に本社を置く無線通信機器メーカー。(開発、製造、販売しているのはあくまでコードレスフォンとコーデッドフォン、無線機であり、その他の先端的な通信機器(携帯電話、PHS、スマートフォン等)は現在一切、開発、製造、販売していない。1966年2月7日に千葉県市川市でCB無線機を製造販売するユニ電子産業として創業。かつて主力製品であったコードレスフォン(携帯電話ではない。)は、北米、オーストラリアを中心に販売を展開していた。現在は業務用無線機(主に長距離トラックやマリン用途)を販売しているが、こちらも市場そのものが大きく縮小している。役員の定着率が非常に低く、2010年から2016年までの間に、社長を含めて25人もの役員が任期中に退任している。代表取締役以外の退任については即時開示せず、有価証券報告書に退任した人数が記載されているだけである。1970年代に海外に工場進出して以来、コストの安い国を選んで製造拠点を移し続け、「渡り鳥経営」と揶揄されることもしばしばである。創業者(藤本秀朗)の強烈なワンマン経営で知られ、2000年代に入っても、2007年に中国からの強引な生産撤退、2013年には新規事業としてECサイトやソーシャルゲームに投資したと思えば、1年に満たず全て閉鎖。関連部門の社員はすべて即日退職させられたといわれている。2010年当時連結で10000人以上(単体200人以上)いた社員は、2015年現在、1400人(単体80人)程度まで減少している。なお、この間、公式に希望退職等のリストラを行ったという発表は行われていない。本体、子会社ともに外部から社員、経営幹部を起用することも多いが、定着率が非常に低い文化のため、1年未満で退職するケースが多発している。内外から登用された、創業会長以外の取締役が「健康上の理由」で毎年複数名退任するのも恒例である。強引に退職させられた従業員や、雇用条件、契約を反故にされた関係者等から訴訟されることもあり、逆に相手の不実を言い立てて反訴するものの、結局敗訴するケースが多い。2011年4月~2015年3月までに同社に入社した社員のうち95%が最短3日、最長643日、平均251.3日で同社を退職している。1年以内の退職率は71.7%に上る。2012年、新卒採用において、東証一部上場のメーカーとしては珍しく大手新卒就職サイト利用を廃止してfacebookのみを利用したソーシャルリクルーティングを行っていることで注目を集めた(採用活動方針について当時の人事部長(西恒一郎氏)が語る様子がワールドビジネスサテライト(2012年1月31日)で放送された。同氏退職とともにfacebookサイトは閉鎖。)。facebook上の採用サイトで同氏は「リアルコミュニケーションリクルーティング」を行っているのであって、同社が行っているのは「いわゆるソーシャル採用ではありません。」としている。これはfacebookを新卒採用に利用する多くの会社がfacebookを広告媒体として使っていることに起因する誤解であり、むしろ同社が行っているようにfacebook上では広告的な要素を排して学生とコミュニケーションをとることをメインに行うのは厳密な意味でのソーシャルリクルーティングである。同年2月22日の日本経済新聞Web版では「履歴書の写真、採用に影響する?」という特集の中で、アサヒビール、東京ガス、富士フイルム等の大手企業が「履歴書の顔写真は選考に影響しない」という常識的なコメントを並べる中、同氏は「バッターボックスに向かうときのイチローのような顔がいい」「風呂上がりのような顔ではダメ」「写真からにじみ出る気質を見ている」等々と独自の見解を述べ、「イチローばりの闘争心を求めるユニデン」として紹介されている。
出典:wikipedia
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