大沢 悠里(おおさわ ゆうり、1941年(昭和16年)2月11日 - )は、日本のアナウンサー。本名同じ。男性。東京府東京市浅草区(現:東京都台東区)出身。1964年(昭和39年)4月1日、TBSアナウンサー第9期生として入社。1991年2月、TBSを退社しフリーに。主にラジオで活動。テレビでの露出をほとんど行わない。※TBSラジオでのCMをメインに担当している。子供の頃は、よくラジオを聴いていて、ラジオのアナウンサーの声真似をよくやっていた。落語が好きで、一時は噺家になろうかと思ったこともあったという。本人曰く「声が地味」で、新人の頃は「宴会などでは面白いのに、放送は面白くない」とよく言われたという。法律相談の番組や小唄の番組などに回され、1968年には番組宣伝部に回されそうになったこともあった。その後にラジオ番組『トヨタ・ミュージック・パトロール』のパーソナリティのオーディションに合格して同番組を担当し「初めて自分のペースで話せる番組を持てた」と思ったという。「ゆうゆうワイド」の裏番組を担当している高田文夫からは、その風貌を「下駄にモミアゲ」と揶揄されたこともある。TBSのアナウンサーでありながらテレビにほとんど出演しない大沢を、彼のラジオ番組を聞き面白いと感じたテレビ朝日『題名のない音楽会』の関係者が同番組に出演させたことがあった(1986年(昭和61年)9月14日放送)。局アナが他局の番組に出演するのも、テレビでラジオ風の番組を放送するのも異例の事だった。フリーに転身後も、顔出しでのテレビ出演を一切やらないという方針で仕事をし続けている。TBSラジオでは、放送中に同局のコールサインである“JOKR”をコールすることが(放送開始・終了時を除いて)ほとんどないが、大沢は『ゆうゆうワイド』の番組内の時報の直前に「まもなく時報になります。ちょっとお手元の時計、合っているかどうか御確かめ下さい。TBSラジオです。J・O・K・R」と、唯一コールサインを読み上げる(尺により言わない時もあるが)ことで知られる。大沢はTBS社員を経て現在はフリーであり、放送局に属さない出演者がコールサインを読み上げることも異例であるといえる。また、このときにTBSラジオの周波数や出力の案内もすることがある。『ゆうゆうワイド』では高齢者に対する配慮から、問い合わせ先の電話番号などを読み上げるときは、とてもゆっくり、2度3度と繰り返す。これは自分自身のポリシーとのこと。また、小難しい英単語なども極力使わないことにしている。主に「悠里さん」と共演者やリスナーから下の名前で呼ばれることが多く、毒蝮三太夫からは「悠里ちゃん」、。また「本当のスケベは、真面目だから出来ること」と言う考えを持っている。昔、スポーツ新聞のインタビューの“毎日欠かさずしていることは?”の問いに「茶碗一杯のせんぶりを飲んでいる」と答えたが、実際の記事では「茶碗一杯のとんぶり」となっており本人を苦笑させた。せんぶりとは胃に良いとされるとても苦い漢方薬で、煎じて用いる。「喋り声は極めてハト派だが、顔は思いっきりタカ派の大沢悠里」と言われている。上記の通り半世紀にわたってTBSラジオ番組をメインに活動してきたが、担当番組のほとんどが関東ローカルだった事もあり、全国的な知名度はあまり高くないと自らも話す2015年4月10日発売の『クロワッサン4/25特大号』にて、雑誌上での「顔出し」を交えつつインタビューに答えている(『TBSラジオ 大沢悠里のゆうゆうワイド 聞いて下さる方が、身近に感じる事が大事なんです。』)出身地が東京都台東区浅草という事から、幼い頃から寄席通いを続け、寄席でやる事すらも憚られる艶笑噺を含むいわゆる本物の笑芸に触れており、学生時代はアルバイトとして文化放送の演芸番組のスタッフでもあった。そのためか、こと笑芸に関しては非常に厳しい考えを持っている一面がある。早大放送研究会では、露木茂、鈴木史朗らが先輩にあたる。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。