『わかば』は、 2004年9月27日-2005年3月26日まで放送された連続テレビ小説第71作目。NHK大阪放送局製作。物語の主要な舞台は兵庫県と宮崎県。コンセプトは「街と家族の再生」。ヒロインは2004年4月、オーディションで1913人の応募者の中から原田夏希に決まった。※写真はいずれも2004年11月のNHK大阪施設見学会で撮影。建築家の父親を阪神・淡路大震災で亡くした震災遺児・高原若葉は、宮崎で焼酎製造業を営む母の実家に身を寄せて育った。大学でガーデニングの勉強をし、建設会社への就職を目指すも社の経営破綻により内定が取り消されてしまう。代わりに就職した庭園管理業者で造園家として阪神大震災からの復興を目指す途上、人生の伴侶とめぐり合い亡き父とともに夢見た理想のすまい「緑の家」構想の中でドラマは終了する。撮影時、高校3年生だった崎本大海は『わかば』の撮影で大阪と東京を往復しつつ、大学受験に臨んだ。仕事と両立する為に国立大学は諦めたが、早慶の一般入試に現役合格。放送終了後、無事に慶應義塾大学へ進んだ。2005年8月、東京都の明治座で舞台が上演された（主演の原田を含め主要キャストはほぼ同じメンバーが出演）。朝ドラが舞台化されるのは『さくら』以来のことである。2006年2月には、NHK教育の番組「劇場への招待」でテレビ放送された。

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