米屋株式会社（よねや）は千葉県成田市にある和菓子のメーカーである。キャッチフレーズは「なごみの米屋」。羊羹やどら焼きなどを生産しており、「栗羊羹」を最初に販売した会社でもある。成田山新勝寺への参拝土産として「米屋の栗ようかん」を筆頭に、優秀和菓子職人の称号である「選・和菓子職人」のオリジナルの和菓子などを販売している。また、スーパーマーケットや、コンビニエンスストアなどでも販売されているどら焼きや焼き菓子はセブン-イレブンの和匠庵や、ファミリーマートの和菓撰シリーズなどがあり、商品裏表示の米屋Y2（第二工場を示す）が目印。新勝寺参道や百貨店での販売が主だったが、近年はロードサイド店舗の出店も積極的におこなっている。成田市にある和菓子メーカーの「米分」は「米屋｣から分家して設立された。新勝寺参道沿いの総本店敷地内にある企業博物館。2002年10月20日開館。羊羹の歴史・製造に関する展示のほか、「モラロジーコーナー」が設置されている。これは米屋創業者・諸岡長蔵が廣池千九郎の支援者であった事にちなむ。

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