福岡県立輝翔館中等教育学校(ふくおかけんりつ きしょうかんちゅうとうきょういくがっこう)は、福岡県八女市黒木町桑原にある公立中等教育学校。従来の福岡県立黒木高等学校と校地・校舎・施設を共用する形で2004年(平成16年)に開校し、同年4月7日に第1期生の入学式が実施された。2010年(平成22年)に第1期生が卒業している。在校生数は、2012年(平成24年)5月1日現在で、男子303人、女子357人、計660人である。校舎は黒木高校の校舎をリニューアルして使用している。リニューアル後の校舎は杉を多く使った内装である。県下唯一の公立中等教育学校であり、6年間の一貫した教育を特色としている。一般的な中学校に相当する学年は「前期課程」、高等学校に相当する学年は「後期課程」と呼ばれている。学年は第1学年から第6学年まで。40人3クラス編制である。一貫した教育を目指しているため、学校行事や部活動では前期課程と後期課程が共に活動する事が多い。なお黒木高校は輝翔館中等教育学校の第1期生が後期課程に進む2007年度より募集が停止され、2009年3月末をもって廃校となった。福岡県下に住所を有する者は受験する事が出来る。しかし、学校の所在地はJR羽犬塚駅からバスで約45分という環境であるため、寄宿舎(藤波輝翔館寮)が併設されている(120名程度収容可能)。久留米方面、大牟田方面からは、PTA運営のスクールバス(「通学バス」と呼ばれている。)を用いて通学ができる。そのため、通学バスにより通学が可能と判断される地域からの入寮は許可されない事が多い。後期課程からは、原動機付き自転車での通学を許可制で認めている。開校当初、入学者決定方法は適性検査(問題解決型課題、作文)と面接による「検査」で「入学候補者」を決定し、入学候補者から、抽選で「入学予定者」を決定する方式であった。入学候補者で抽選に漏れた者は「補欠合格者」となり、入学予定者の辞退があれば、入学予定者に繰り上がる。しかし、平成22年度以降は抽選を廃止している。この節では、学校特有の行事について記す。対象は1年生。4月下旬頃に、グリーンピア八女にて2泊3日で行われる。目的は、体育大会に向けてのクラスの団結を図ることであり、厳しい合宿である。体育大会では、クラス全体で長縄跳び、全男子でエッサッサ、女子1,2年で集団行動を行う。5月から始まる練習に向けて、事前指導の場である。エッサッサ、集団行動は2,3年生の数人が指導する。ここでは、男子はエッサッサのポーズや声の出し方について指導を受ける。泣き出す者も出るほどの非常に厳しい指導があり、ここで輝翔館生としての心構えを先輩から受け継ぐ。女子は集団行動の基本練習、声の出し方を練習する。長縄跳びはクラス毎に、担任、副担任と共に練習をする。こちらは、他学年が指導に来ることはない。輝翔館において、最も重要な年間行事の1つである。体育大会では、1年生から6年生まで参加する。赤、青、緑の3ブロックに別れ、総合優勝を目指す。体育大会2週間前から、午後は毎日体育大会の練習となる。体育大会のプログラムは、第6回体育大会で新種目の導入、種目出場学年の変更が行われ、第7回体育大会で種目毎の出場人数、出場学年の整理が行われ現在のプログラムとなった。しかし、第1回体育大会から、「入場行進」、「エッサッサ」、「集団行動」、「長縄飛び」、「棒引き」、「騎馬戦」、「ブロック対抗リレー」は継続して行われている。第10回体育大会より、女子の「集団行動」は1年生だけでなく2年生も出場するように変更された。これにより、「ダンス」の出場者が従来の2年生以上の女子から、3年生以上の女子に変わった。
出典:wikipedia
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