『歌姫3 〜終幕』(うたひめスリー・ファイナル)は、日本の歌手中森明菜の3枚目のカバー・アルバム。このアルバムは2003年12月3日にユニバーサルJよりリリースされた(CD: UMCK-1174)。『歌姫3 〜終幕』は、『歌姫』『-ZEROalbum- 歌姫2』に続くカバー・アルバム歌姫シリーズの第3弾で、本作で歌姫シリーズは完結となった。歌姫という企画は、原曲の女性歌手に対する敬意を込めて付けられた総称であったが、本作では1960年代から1990年代の男性歌手の楽曲をカバーしている。「ダンディズム」をテーマに据え、男性の視線の先にある女性をもとらえて表現された。中森は本作について、同シリーズの1作目や2作目の時よりも、今までになくレコーディングがスムーズに進んだと語っている。また、村下孝蔵のシングル「アキナ」が中森へのエールの意図でも歌われていたことを知り、「アキナ」の代わりに村下の歌を歌いたいということから、本作で「踊り子」をカバーしている。本作リリース後の2009年8月19日には、カバーした「恋の予感」を音楽番組『SONGS』で歌唱披露した。2004年には"歌姫シリーズ"の全3作をまとめたCD-BOX盤『歌姫 Complete Box Empress』が、2007年には同シリーズのベスト・アルバム『歌姫ベスト 〜25th Anniversary Selection〜』が発売された。『CDジャーナル』の小林泰介は本作について「基本的に男の心情を歌った男歌を女性シンガーが歌うと、甘ったるい印象になりがちなのだが、石原裕次郎の『夜霧よ今夜もありがとう』でさえ、このアルバムの明菜はオリジナルのごとく自分の歌にしている。重厚感のあるヴォーカルだ。」と批評した。本作はオリコン週間アルバムチャートの2003年12月15日付で、最高順位25位を記録した。『歌姫3 〜終幕』のライナー・ノーツより
出典:wikipedia
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