シャトレーゼは、山梨県甲府市に本社を置く食品メーカーである。社名のシャトレーゼ(Châteraisé)は、フランス語で城を意味するシャトーと、ブドウを意味するレザンを合わせた造語で、「ぶどうの城」を意味する。現在の会社は2010年(平成22年)4月に(旧)シャトレーゼから食品事業を分社したものである。なお、(旧)シャトレーゼは持株会社化し、シャトレーゼホールディングスとしてシャトレーゼの全株式を保有している。会社の特徴として各地にある自社工場から卸売を通さずに直接フランチャイズ店舗へ送るシステムを旧シャトレーゼ時代の1980年代より実施している。基本的には山梨県内にある工場から自社トラックで輸送しているが、北海道および九州地方など山梨県から遠く離れた地域に関してはそれぞれに工場を設置し、そこから輸送する体形を取っている。日本国外店舗については製造拠点のある地域はそこから店舗へ輸送しているが、製造拠点のない地域に関しては日本の工場にて製造した商品を冷凍のうえ空輸にて送っている。なお、自前のオンラインショッピングおよび直営店以外での販売は行っておらず、大手ショッピングモールからの出店依頼も断っている。主に以下の製品を製造・販売している(一部商品のみ記載)。などなどなどシャトレーゼでは通常商品に加え、以下の商品も開発・製造し販売している。2015年6月現在、下記の5工場が稼動している。このうち白州工場では一般の見学も実施している。2016年9月現在、以下の地域で直営店を出店している。ここでは分社化前の(旧)シャトレーゼ(現・シャトレーゼホールディングス)の食品事業についても記述する。2004年4月7日、よつ葉乳業がドイツ・ノルドミルヒ社から仕入れた無塩バター(2015年現在は正規表示要求により食塩不使用バター)から金属片が見つかり、このバターをシャトレーゼが仕入れていたことが発覚した。このバターを使用したレーズンサンドを食べた兵庫県の男性が口を切る怪我をしたことからこのバターを使用したとみられる20品目約84万個の回収を行なった。この回収は最終的に25品目190万個にまで拡大し、シャトレーゼは回収だけで2億円の損害を被り、さらにこれが原因により一時的に売り上げが低迷した。シャトレーゼはよつ葉乳業に対して6億円の損害を求め東京地方裁判所へ提訴を行なったが、2008年9月24日に和解が成立し、よつ葉乳業はシャトレーゼに対して億単位の賠償を支払ったと報道されている。2007年2月12日から2月13日にかけて豊富工場の洗浄用水道水が白濁しているのを発見、この日同工場で製造された28商品11万5千個をすべて破棄するとともに、同年3月28日にこの水道水の管理者である中央市に対し損害賠償を要求する文書を提出した。これに対し中央市は「白濁を予見するのは不可能」とし損害賠償の支払いを拒否したためシャトレーゼは水道水の使用を断念。本社工場を含め貯水槽を設置し白州工場から地下水をくみ上げタンクローリーで両工場へ運搬する方法に変更した。2015年7月30日、同社のインターネットサーバーが不正アクセスされ、約21万人分の会員情報が流出した可能性があることを発表した。27日にサーバー内にあるSQLインジェクション を攻撃する不正アクセスが発生し、28日にその痕跡を発見、調査を開始するとともに28日夜より公式サイトが情報流出によるお詫びに置き換わり、通信販売の受付を一時停止している。なお、直営店の営業およびサーバーが独立しているシャトレーゼベルフォーレワイナリーの通信販売は通常通り行われていた。10月13日よりオンラインショップを再開し全面復旧。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。