多摩南北道路(たまなんぼくどうろ)は、東京都多摩地域において南北に縦断する幹線道路の総称である。環八通りと国道16号の間を補完する役割がある。このうち、東京都が都市計画道路として整備するものは主に5路線ある。交通容量確保のため計画幅員は15m以上であり、鉄道との交差は全て立体交差にする計画である。片側2車線という交通容量が比較的大きい道路であるため、この道路の全線開通によって、並行して走る環八通りの渋滞が多少緩和するものと考えられる。今のところ道路がブツ切り状態であるため、交通量はあまり多くないが、甲州街道から北側500m区間は片側1車線なので南行きが酷く渋滞する。当初は計画幅員25mであったが、沿道環境保護の観点から環境施設帯が整備されることになり、一部区間の計画幅員が36mに変更された。なお、一時期はLRTの導入検討構想があった。東京都が整備する南北道路は、主要5路線の他に、「外環ノ2」がある。外環ノ2は、関越道大泉IC東八道路交点の外環の地上部街路である。東八道路以南は計画されていない。多摩南北道路1号線(調布保谷線)と環八の中間に位置する。練馬区、杉並区、武蔵野市、三鷹市を通る。計画幅員は40m。都市計画決定しているものの、詳細設計や着工時期は未定。多摩南北道路は、多摩地域に乏しい南北方向の幹線道路の整備を当面の優先事項として計画されたためか、甲州街道や新青梅街道など放射道路との交差部の立体交差計画は少なく、多くは平面交差となる予定である。
出典:wikipedia
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