オメガ符号 (Elias omega coding) は、マサチューセッツ工科大学のP.Eliasによって開発された、整数の符号化を行うための符号である。語頭を再帰的に符号化するため、再帰的イライアス符号とも呼ばれている。1以上の整数値に対して数値が 18 のときの例を示す。まず末尾に 0 が書かれる。続いて、18 をバイナリ表現した 10010 をその前に書き加える(空白は便宜上のもの。以下同様)。この 10010 の桁数が 5 桁なので、5-1=4 として、再帰処理する。4 のバイナリ表現 100 を前に書き加える。この 100 の桁数が 3 桁なので、 3-1=2 として、再帰処理する。2 のバイナリ表現 10 を前に書き加える。この 10 の桁数が 2 桁なので、 2-1=1 として、再帰処理する。そして、1 の場合は終了なので、結果として、が 18 をオメガ符号で符号化したときの符号語となる。1 から 17 までの符号語を示す。符号語 101100を復号する例を示す。まず N=1 として、先頭 1 記号を読み込む。値が 1 なので、続く N=1 記号を読み込んだ 10 をバイナリ符号とみなした 2 を、新たな N の値とする。すると、符号語の残りは、となる。先頭 1 記号を読み込む。値が 1 なので、続く N=2 記号を読み込んだ 110 をバイナリ符号とみなした 6 を、新たな N の値とする。すると、符号語の残りは、となる。先頭 1 記号を読み込む。値が 0 なので、N=6 が求める整数値である。
出典:wikipedia
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