『リサとガスパール』(、直訳すれば『ガスパールとリサの大失敗』)は、フランスの絵本作品のシリーズ名とそれに登場するキャラクター(通称「リサガス」)、及びその絵本を基にしたアニメ作品。作者は、文:アン・グットマン、絵:ゲオルク・ハレンスレーベン。日本語版の出版社はブロンズ新社。訳:石津ちひろ。日本での累計発行部数は2008年1月時点で170万部以上、2010年9月時点で累計200万部を超える。フランスでは1999年、日本では2000年に刊行開始された。フランス・パリ(の人間界)に住んでいる、ウサギでもイヌでもない未知の生物の「2人」 リサとガスパール、およびその家族を中心とした日常が描かれている。周囲の人間たちは彼らの存在になんの違和感も持っていない模様。独特の絵柄と可愛らしいキャラクターにより、日本でも人気のシリーズである。リサとガスパールのキャラクターは、ゲオルグ・ハレンスレーベンがアン・グットマンにクリスマスプレゼントとして贈った手帳に描かれていたイラストを原型としている。リサやガスパール及び彼(女)たちの家族はふだんほとんど裸で生活している(ビクトリアだけは例外)が、なぜかみんな常にマフラーだけはしている。にもかかわらず、水泳のときには水着を着用する。場合によっては靴を履いたり帽子をかぶったり、手袋をはめたりすることもある。シリーズ中には、背景として実在するパリの著名な場所・施設が多数登場する。たとえば、ただし、シリーズ中で出てきている具体的な地名は、ニューヨーク、ヴェネツィア、日本などすべてフランス国外であり、フランスやパリをはじめとしたフランス国内の地名・固有名詞が作品中で言及されたことは今までない。(日本語版、発行年月順)"ことばあそびえほん"おおがたえほん"料理ムック"なお、原書第一作'(仮題:ガスパール ヴェニスへいく)と原書第二十八作'(仮題:リサとガスパールのベビーシッター)の日本語版は2015年8月現在に至るまで未刊行である。また、フランス語版と日本語版とでは発行の順序が異なるものがあるが、日本語版では独自に発行順にシリーズ番号を振っている。これらの理由で、通常のシリーズ(ことばあそびえほん、おおがたえほん、料理ムックに属さないもの)の背表紙の一番下に記されたシリーズ番号は、原書とその日本語版の訳書とで一致しない。『リサのおうち』のフランス語版原書"には表紙の絵が異なる二つのバージョン(発行日1999年11月3日のものと発行日2000年7月1日のもの)があるが、日本語版の表紙に採用されているのは後者である。『リサとガスパールのピクニック』の表紙はエドゥアール・マネの草上の昼食のパロディである。マネは『草上の昼食』で、正装した紳士と全裸の女性を描いたために大スキャンダルを引き起こしたが、本書の表紙では、もともとほとんど全裸のリサ、ガスパール、ルイーズがマフラーだけを着用して『草上の昼食』の人物たちに似たポーズを取っている。「リサとガスパールのポストカードデザインブック」『アスキームック』(2004年11月) アスキーリサとガスパール-とびきりキュートなパリの住人- のテレビアニメ版は、日本では2011年2月からディズニーチャンネル→ディズニージュニアにて放送中。2015年10月30日よりとちぎテレビにて地上波初放送、同年11月9日よりKBS京都にて放送中。『リサとガスパール -とびきりキュートなパリの住人-』("Gaspard et Lisa")は、2010年9月11日公開の初のアニメ化となるCG映画。全国18スクリーンで公開。4話+スペシャルエピソードを上映。キャッチコピーは「リサとガスパールが ひゃー やっちゃった!☆」。新東名高速道路・駿河湾沼津サービスエリア(上り線)内に世界初の常設カフェが2012年4月~2014年9月7日まで、富士急行の運営でテナント出店された。。2013年7月27日、富士急ハイランド内(ただし同園の改札外にあるため別施設扱い)に世界初のテーマパークがオープン。同時に隣接するハイランドリゾート・ホテル&スパ内に「リサとガスパール レストラン」「リサルーム」「ガスパールルーム」もオープンした。
出典:wikipedia
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