株式会社大正銀行(たいしょうぎんこう)は、大阪府大阪市に本店を置く第二地方銀行である。トモニホールディングスの完全子会社。旧・三和銀行の親密地銀であり、トモニホールディングス傘下となる前は三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の持分法適用関連会社であった。このような経緯から、近年では社長(頭取)に生え抜きの人材ではなく三菱東京UFJ銀行出身者(特に旧三和銀、旧UFJ出身者)を迎え充てており、前社長の能島伸夫(カブドットコム証券会長)、現頭取の吉田雅昭(前・三菱UFJファクター会長)はともに同行出身者である。また三和グループに属する企業によって設立されたみどり会の会員企業でもある。行名は大正時代の創業であることと、「大きく、そして正しく伸びていきたい」という姿勢からきている。本店所在地の大阪市にある大正区とは無関係である。またかつては、同区内にも支店を設置していた。2015年10月1日には京都府下において37年ぶりの新店舗である京都支店(下京区)を開設。府内、滋賀県の宅建業者や不動産業者向け融資を強化していくとしている。2016年4月1日、香川銀行と徳島銀行を傘下に持つトモニホールディングスと経営統合した。また、3行間で合併を含む将来的な再編を協議することでも合意したと発表している。インターネットバンキングは第二地方銀行のうちで最後まで未提供だったが、法人向けについては2006年(平成18年)1月16日より提供を開始した。個人向けについては2006年(平成18年)6月に開始している。デビットカード(J-Debit)サービスを取り扱っていない。ATMでの預金引出し・預入れ取引については、トモニホールディングス傘下の香川銀行・徳島銀行だけでなく、三菱東京UFJ銀行とも相互に無料提携を行っている(大正銀行ATMでの三菱東京UFJ銀行の預金預入れ取引は対象外)。(旧)泉州銀行と鳥取銀行とともに「BCS共同利用型基幹システム」を採用していた。ただし、前述の2行ともNTTデータ地銀共同センターにリプレースしているため、2012年5月6日以降は大正銀単独の稼働となっていた。2013年6月、日立製作所による地域金融機関向け共同アウトソーシングサービスのNEXTBASEへリプレースする方針であることが発表され、2015年1月4日に稼働を開始した。
出典:wikipedia
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