『アンダーディフィート』(UNDER DEFEAT)は、2005年に稼動したグレフ製作の縦スクロールシューティングゲームである。画面構成はハーフトップビュー。ヘリコプターを操作して、兵器や建造物を破壊していく。通称「アンデフ」。2006年3月23日にはドリームキャストのソフトとしても発売された。また、2012年2月23日には「アンダーディフィートHD」のタイトルでPlayStation 3とXbox 360も発売。本項目では、HD版にも取り扱う。大陸を2分する帝国と連邦の戦争は、両陣営の疲弊により停戦期日を決めて停戦協定を結ぶこととなる。終戦の日に向けて両軍は、ここぞとばかりに実験機や試作機を次々と実戦に投入する。ここから先には、誰も見たことの無い戦場が広がる…試作空中戦車 VKL5.03(P)点数を稼ぐことで自機がエクステンドする事はない。アーケード版では、1周目と2周目のスコアランキングが混同されるという不具合がある。ステージクリア時のボーナスとして貢献度があるが、これは敵破壊率のようなものである。貢献度の上がり方は敵ごとに大きく違い、重要人物が乗っていると思われる車両や戦略上重要な兵器、一部のコンテナやドラム缶などには大きな貢献度が設定されている。登場するザコ戦車の中には、他とは違うマーキングやカラーリングや機体形状をもつ「指揮官機」があり、素点・貢献度ともに高い。どこに指揮官機が登場するかは、ある程度ランダム。また、友軍を破壊すると貢献度が下がる。おもな貢献度の高い敵には、以下のようなものが有る。本作ではマスコット的に2人の女性キャラが登場し、ゲーム中のアイキャッチや販促ポスター、家庭用のジャケットなどで見ることが出来る。恐らく彼女らがVKL503を操縦しているものと思われる。名前は不明で、ファン間では本作の略称になぞらえて、赤髪でボーイッシュなキャラが「アン子」、銀髪でクールなキャラが「デフ美」と呼ばれている。最初はプレイヤー間での仮称だったが、メーカーの公式サイトでも使われるようになったため半公式の通称となった。ちなみに本作サウンドトラックに彼女らの本名が記載されたドッグタグが封入されている。VKL503の実戦テストとして、湿地帯への侵攻が行われた。実戦テストの結果は良好。この戦闘により帝国軍は連邦領侵攻のための橋頭堡を確保。敵には250余人の死傷者が出た。急遽決まった停戦日により、VKL503部隊はそのまま実戦に投入されることになる。潜入工作員による敵戦艦の爆破工作を確実なものとするため、囮として軍港および戦艦に攻撃を行う。作戦目標達成時に、帝国軍の工作員は戦艦の爆発に巻き込まれ戦死した可能性が高い。この戦闘により連邦軍には3,000人以上の死傷者が出たと推定される。VKL503部隊は、前線を広げる為の大規模な作戦に参加する。攻撃機部隊と共に、味方地上戦車部隊を上空から支援し、敵防衛拠点を突破する。この戦闘により、連邦軍には650人以上の死傷者が出たと推定される。VKL503部隊は、帝国軍を苦しめている要塞砲の長距離砲撃を封じるため連邦軍の要塞に奇襲攻撃をかける。視界が優れず小型機に有利な天候を利用し一気に要塞中心部に進入、射撃管制塔を破壊する。この戦闘により、連邦軍には1100人以上の死傷者が出たと推定される。両軍は停戦期日を迎え、長く苦しい戦争は終結した。しかし、連邦軍の一部の上層部が強力な試作兵器郡を持ち出し、抵抗を続けている。彼らを止め真に戦争を終結させるために、VKL503は最後の戦いに挑む。この戦闘による死傷者数は750名以上にのぼった。2011年に発表され、2012年2月23日にPlayStation 3とXbox 360で発売。ソフトのみの通常版、攻略DVDとアレンジCDを同梱した限定版の2種類が存在。トロフィー、実績解除機能に対応。アーケード版の再現を行ったアーケードモードに加え、ゲーム全体はアーケードそのままに16:9の横画面で操作できる新モードのニューオーダーモードが追加される。また2013年4月25日には、本作をベースとしたアーケード逆移植版『アンダーディフィートHD+』がALL.Net P-ras MULTI対応タイトルとして稼働開始された。使用基板はRINGEDGE2。PlayStation 3とXbox 360に追加されたモード。画面比率が4:3の縦画面から16:9の横画面に変更されたのが特徴でそれに伴い、敵の攻撃アルゴリズムの一新、自機の振り向き角度の拡大など、16:9の横画面用にゲームバランスが再調整されている。操作方法も従来の方式に加えて、2本のアナログスティックを利用して左スティックで自機移動、右スティックで自機の旋回を行う操作方式でプレイする事も可能となっている。BGMも本モード用に新たにアレンジされたものに変更されている。アーケード版である『-HD+』ではゲームバランスの調整が再び行われ、敵弾の弾速が全体的に低下されている。『 - HD+』に搭載。家庭用に搭載されたニューオーダーモードのシステムをリニューアルしたモード。家庭用版のVer.1.02アップデートにも実装。自機の振り向き角度がニューオーダーモードから更に拡大されており、横方向へ旋回する事で画面のスクロール速度が低下するようになっている(ボス戦など一部の場面では変化しない)。ただし、スクロール速度が低下している間は画面上部に表示されている「WARNING GAUGE(ワーニングゲージ)」が上昇していき、ゲージが満タンになると追加の敵が現れて攻撃が激しくなるペナルティーを受ける事になる。トレジャーとともにグラディウスVに関わっていた時期に、手の空いた2人のスタッフが制作を開始していたという(フランスのゲーム専門チャンネルでのSTG特集より)。ユーゲーのドリームキャスト特集において「一部のボスを外注に出したが、ほとんどの部分は2人で製作を行った」という内容のインタビューが掲載されている。ドリームキャスト版のキャッチコピーは「ドリームキャストの最後を飾るのは、このソフトだ!」だったが、予期せず「ラジルギ」の発売時期と重なってしまったためにわざわざ発売を遅らせたというエピソードがある。本作の発売の後「トリガーハート エグゼリカ」と「カラス」が発表されたため、結果的にはドリームキャスト最後のソフトにはならなかったが、それら後発の2本と違いドリームキャスト以外のハードに移植されなかった為、家庭用移植がドリームキャスト独占のソフトとしては、長く本作品が最後のソフトであった。2012年に現行機でリバイバル発売された事により、現在の当該ソフトは「風ノ唄」(本作の2年前に発売)となっている。
出典:wikipedia
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