エンターテインメントソフトウェアレイティング委員会(エンターテインメントソフトウェアレイティングいいんかい、英語:Entertainment Software Rating Boardの日本語名)はアメリカ合衆国及びカナダにおけるコンピュータゲームのレイティングなどの審査を行う団体で、1994年に設立された。略称・ESRB。日本における同様の審査団体コンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)を設立するにあたって模範とされた団体であるが、その審査方法はまったく異なる。いずれも公式サイトにてESRBによるレイティング表示は2つの要素からなる。一つは対象年齢区分を表示する1~2文字のアルファベットであり、もう1つはそのレイティングとなった要素の表記である。要素の表示部分には、審査員の間で含まれているとの認識で一致した要素が列挙される。以下にその一例を挙げる。キャラクターのカスタマイズが可能なオンラインゲームにおいては、これらとは別にその旨を示す注意文("Games Experience May Change During Online Play"など)が追加されている。また、審査通過後に問題が発覚した場合にはレイティングを引き上げるケースもある。ちなみに、レイティングとは無関係に、社会情勢などの理由で発売禁止を勧告されたゲームも稀ながら存在する(Postal、The Guy Gameなど)。まず、メーカー側から提出された、特に重要な部分の映像と内容に関するアンケートを、3人の評価者がそれぞれ個別に確認してレイティングの推奨値を算定し、全員が含まれていると判定した表現内容を添えてメーカーに対し返答する。その後、完成したソフトをメーカー側から受け取り、実際にプレイしてそのレイティング判定が正当だったかを評価するというシステムになっている。ESRBによる審査は任意となってはいるが、ほとんどの販売店において審査を通っていない製品を販売しない方針を取っていることから流通がほぼ不可能となるため、一般の流通に乗せ、販売店にて発売する場合はESRBによる審査は事実上必須となっている。また店舗によっては「AO」区分だけでなく「M」区分の製品も取り扱わない場合があるため、ESRBの審査による流通への影響は大きい。尚、あくまでも業界内の自主規制であるため、Steamなどのデジタル配信(特に独立系開発会社によるもの)や、スマートフォン向けの販売網などではレーティング自体が要項でない場合も多く、これらの流通においては未審査の作品も多い。審査後のマーク表示はの計4箇所に表示される(CEROではパッケージ表のどこかに最低1箇所の表示があればよい)。パッケージには表面にはレイティング表示のみ、裏面にはレイティング表示とその原因要素の表記がされる。
出典:wikipedia
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